2007年11月13日
Documents of 1118 コンサドーレの1番長い日 ~ プロローグ
11月11日、札幌上空は真昼にも関わらず暗い鉛色の空であった。そして寒い。雪が降ってくれば真冬用の装備をするから、この時期のこういう天気の時が実は1番寒さを感じるのかもしれない。 今にも降りだしそうだ。だが降らない。普段なら天気など気にしないのだが、このようなはっきりしない天気の時は、ふと、今日のチームの出来が心配になってくる。 18時前には、観戦会場で仲間達とともに勝利の祝杯を挙げる青写真も描いていたのだが、早くも15時前にはこの日の天気同様の重苦しい空気が場を支配した。 できれば、仲間達と心おぎなく手を取り合って、叫んで、喜びを分かち合いたかった。 残り2戦。だが仮に目標を達成する瞬間が来たとしても、私が歓喜の雄叫びを上げることはできない。 タイムアップの笛は、戦闘開始の合図なのだ。
11月18日、いつも通りというか、CVSとしてドームに行く予定です。 歓喜か悲嘆か分かりませんが、忘れ得ぬ一日となるでしょう。 ただ、そうは言っても忘れてしまうのが人間。 そこで、あくまで備忘録として、この一日を可能な限り記録に留めておこうと思います。 我ながら良いタイトルと一人悦に入っております(笑)。 オフィシャルブログに集う皆様にも、様々な事情があることと思います。スタジアムに行く方、行けない方。仕事をしながら勝利を祈る方。東北から、関東から、中部から、関西から、中四国から、九州から、画面に向かって念を送る方。 私も急に仕事が入る可能性だってある(汗)。 このブログが始まって以来、たぶんリーグ戦でこれだけの「大一番」は無かったはず。 皆さんそれぞれに「コンサドーレの一番長い日」を記録してみてはいかがでしょうか。
ちなみにタイトル元ダネは「日本のいちばん長い日」となるのでしょうが、私はこの映画も本もよく知りません。 私が「一番長い日」と聞いてピンと来るのは、将棋のA級順位戦最終局です。 実はNHKBSでも断続的ですが夜中まで放送する「将棋界の一番長い日」です。 これは例えるならJ1リーグの最終節です。 私もたまたま親父が見ていたのを一緒に見て、静かだけども熱く激しい戦いに思わず引き込まれてしまいました。
プロフィール
函館市出身、やっと帰ってきた。 本人は至って穏健なサポだと自己評価していますが、さて周りはどう思っているのやら。 ま、やれる限りの事はやる。その代わり言うべきことは厳しく言っていくつもりです。楽しくなければ、そしてクラブが応えてくれなければ、応援する理由は無いと私は考えますが、どうでしょうか。 ある時は黄緑の恰好でスタジアムに、またある時は某所で試合経過の実況(をしつつ、身の上話の方が長くなるw) オフシーズンは別な某所で米国式なフットボール実況板にも出没。
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