2010年10月30日
明日の草津戦は ハロウィン☆デイですね。 大人でも ハロウィングッズを身に着けていれば、「トリック オア トリート」の合言葉で ドールズからキャンディが貰えます。 魔法使いの帽子は居そうだけど、かぼちゃ頭で来場する人は さすがにいないかな? どんな仮装が出てくるか、楽しみですね。 明日は CVS担務の予定ですが、 さすがに ハロウィングッズを着けての担務は まずいかな? Halloween、ハロウィン、ハローウィン、Hello WIN、Hello勝利 で 2ヶ月ぶりのホーム勝ち点3は間違いない、と行きたいものです。 千羽鶴。 古田選手へ贈る千羽鶴は 明日が 募集の締め切りです。 以降は 近藤選手へ贈る千羽鶴となります。 明日、折り鶴を届けるけど、これは近藤選手の分、という方がいらっしゃいましたら、袋に入れてその旨を明記してください。 明日は CVS控え室に 折り紙を用意します。 ご協力していただける方、よろしくお願いします
Halloweenは All Hallows' Eve(万聖節の前晩)です。 万聖節は 11月1日、池内友彦(1977)やキティちゃん(1974)、うちの息子(1984)の誕生日でもあります。 池内は まだ33歳。引退は 2年前でした。DFとしては ちょっと早かったですね。 引退していなければ 今頃、、、、、、考えても仕方ない事ですが。
2010年10月29日
藤田選手と岩沼選手が復帰したばかりなのに、今度は近藤選手が怪我ですか。 今年は あまりの怪我人の多さに 愕然としますね。 残り7試合、これ以上の怪我人が出ないように 祈るばかりです。 古田選手に贈る千羽鶴がまだ完成していないのに、 近藤選手へ贈る千羽鶴も始めます。 古田選手の千羽鶴は 31日の草津戦まで募集し、11月7日の千葉戦の時にHFCに託します。 近藤選手の千羽鶴は 23日の徳島戦まで募集し、最終戦の熊本戦でHFCに託したいと思います。 最終戦なんて言うとずいぶん先のような気がしますが、12月4日、ほぼ1ヵ月後です。 もうそんな時期なんですね。 千羽鶴の要領は いつものとおりです。 色は 赤と黒を中心に、白や何色でも構いません。 赤と黒の単色の場合は、50羽ずつ繋いでいただけるとありがたいです。 白は 丹頂千羽鶴にしますので、バラのままで結構です。 一番下にビーズかボタンを付けて 糸が抜けないようにし、糸は50羽繋いで 上に 30~50㎝くらい余るようにして下さい。 折っていただいた鶴は CVS控え室で回収します。 CVS以外でご協力していただける方は、お近くのCVSメンバーに預けてください。 よろしく お願いします。
今日は 車で北見まで 日帰り出張でした。 高速の無料化は ありがたいですね。 車の中で聞いていたラジオは ハンカチ王子の話題ばかり、 帰宅して パソコンを開いたら 近藤の怪我だもの、参りました。
2010年10月27日
お風呂から上がって 冷蔵庫を開けると入っていました、サッポロクラシック ‘10富良野VINTAGE。 10月26日から発売された、2010年産の摘みたて生ホップを使用した 数量限定のクラシック。 エビス<ザ・ホップ>のように 爽やかなホップの香りが楽しめるビールです。 比べるまでもなく、ひと口飲んだだけで レギュラークラシックとの違いが判ります。 本当に 美味しいですよ。 期間限定ですので、“攻”も 飲みつつ、こちらも楽しみたいですね。 (このクラシックはコンサドーレ応援缶ではありません。) それにしても 酒飲み同士。 よく判っているね、うちの奥さん。
25~26日に起きた マグニチュード7.7のスマトラ島沖地震と津浪、 26日に噴火したジャワ島中部のメラピ山、 インドネシアでは数百人の犠牲者が出た大きな災害が起きているのに、 日本のTVのニュースでは 扱いが小さいですね。 確かに 奄美大島の大雨被害は大きなニュースだし、裁判員制度初の死刑求刑や事業仕分け、旭川空港の管制ミスなども気になりますが、もう少し報道しても良いと思います。
2010年10月27日
粗悪な蟹の販売で また 逮捕者が出ました。 逮捕された経営者の名前は報道されるのに、会社名は出てきません。 悪質販売をしている会社なのに 名前を出さない理由は何なのでしょう? まぁ、経営者が逮捕されれば 会社も終わるでしょうし、再開するときには 別な名前にするでしょうから、それで 被害が減るわけでもないでしょうけど、どんな会社名で営業していたのか 気になります。 良心的な会社の名前を騙っていた場合、その会社への風評被害を懸念して発表しない という事もあるのかな? さて、大通ビッセの4階は 飲食店街で、炙屋や すし善などに混じって 肉の割烹 田村 もあります。 オープン当初は いつも混んでいたけど、もうそろそろ落ち着いただろうし、この天気(昨日は初雪なのに吹雪でした)だから 空いているだろう と思って行ってきました。
ところが、6時15分頃に着いた時には 既に満員で、順番待ち。結局、3~40分待って 入店しました。 とりあえず ビールを頼む。もちろん サッポロビールです。 (曖昧な記憶で申し訳ありませんが) クラシックの 中ジョッキが 420円、エビス(レギュラー&ブラック)の小瓶で 500円と、この種の店としては 良心的な価格設定。 店長は 菊水元町店にいた人で、開店に当たって 常連さんから「場所が良いからって 値段を上げたら 行かないからね」と きつく釘を刺されたそうで、メニューは菊水元町店とは少し違っているようだけど、基本的に 同じ価格設定で勝負する とのこと。良い心意気、嬉しいですね。 昨日は 家内と2人で行ったので、誰にも気を使わずに 美味しいお肉をゆっくり食べられて 満足。 少量ずつ焼くと 焼き過ぎずに食べられるのが良いですね。 牛肉のセットと単品を数皿、シーザーサラダやキムチ盛り合わせなどサイドメニュー、ビール6杯で 11,000円位の会計でした。 正直、その辺の焼き肉屋さんと比べると 料金は少々高いかもしれないけれど、その分 柔らかく 美味しいお肉が出てきます。 飲み放題の設定は無いし、ガッツリ食べたい若者グループには不向きですが、それなりの年代のサラリーマンをターゲットにしているのでしょうから、ちょうど良いのではないでしょうか。 残念だったのは、ホール係の女の子の動きが悪かったこと。 ビールを注文しても 出てくるのがちょっと遅いし、客が待っているのに 空いたテーブルの片付けも遅い。短気なお客だと 怒るかもしれません。 開店して やっと一ヶ月。慣れるまでに もう少し時間が掛かるかな? そのままススキノに流れて、一度行ってみたかったバーに行ったら 閉まっていた。 あの天気では 客は来ないと思ったのか、それとも既に。。。。。。 昨日は 歩道もシャーベット状の雪が溜まって ジャブジャブ。 滑って転んでいる女の子もいて、可哀想でした。 並んでいるタクシーも 半分は夏タイヤのままのようで、大変だったでしょうね。 今度の日曜日は 今年最後の厚別です。 暖かさは望めないかもしれませんが、せめて陽射しが欲しいですね。
2010年10月25日
キグレNewサーカスが倒産して、厚別には ワンワンサ-カスが登場。 ハローウィン当日なのだけど、昼間だから 昨年のような かぼちゃランタンは出来ないし、みんなの期待に応えるために HFCも頭を悩ましているのだろうな。 さて、最近 気になること。 トイレを出る時に 手を洗わない人が増えた気がすること。 数えたわけではないから 定かな事は言えないけれど、若い人も 年配者も 関係ないようだ。
小用の時だけでなく、個室から出た時でも 洗わない人がいる。 確かにウォシュレットになって、手が汚れる確率は格段に下がっただろうけど、便座やフタは触る事もあるだろうに、、、、ね。 手を洗う人でも 洗い方は様々で、ハンドソープできちんと洗う人もいれば、指の先を濡らしただけのような人もいる。 せっかく洗っても、ハンカチが無いのか 濡れた手を拭かないまま出て行く人もいて、ドアの取っ手が 時々濡れている。トイレのドアは内開きなので、こんな時でも 端っこをつまむように持って引かないといけない。 こういう人は僕の職場にもいるようで、時々 事務所のドアノブにも水滴が付いている事があるのだけど、あまり気分の良いものではない。そんなドアノブ、触りたくないぞ。 ネットで検索してみたら、女性でも 手を洗わない人は結構いるようで、ちょっとショック。 濡れた手を 髪(誤変換ではありません!)で拭くという記事、コメントがあった事は もっとショック。 サラサラのストレートヘアーは憧れなのに、まさかタオル代わりだなんて。。。。。 もっとも、地下街の床なんかにべったり座っている若者や女子高生を見ていると、そこは トイレに入ったばかりの靴も歩いているかもしれないなんて事は 全く気にしていないわけで、衛生観念は無いようなもの。 知人の中には、外では 和式でしかしないとか、公衆トイレのウォシュレットは使わない という人もいて、あまり潔癖症なのもどうかと思うけど、外に出てしまうと トイレ以外で手を洗う機会なんてそうそう無いのだから、トイレに入った時くらい 手を洗えば良いのにね とも思う。 なんて言いつつ、事務所の中で一番不潔なのは パソコンのキーボードやマウスで、便器よりも病原菌が多い なんて話も聞いた事があるし、あまり目くじら立てないで 気にしないのが 一番なのかもしれないね。
2010年10月24日
富山戦、今日はネット観戦しか出来ませんでした。 評価は様々のようですが、5試合ぶりの勝利は とりあえず良かったですね。 残り7試合、ひとつひとつ勝利を積み重ねて行って、意地を見せて欲しいものです。 まずは草津戦、8月7日以来のホーム勝利を期待しましょう。
昨日は実家の、今日は我が家の庭の手入れをしていました。 今年は暖かくて まだ花が残っていたので、片付けてしまうのは 惜しかったのですが、今週は 雪マークも出てきたし、そろそろ来年の為に球根を植えないといけないわけで、とりあえず土作りから始めました。 冬支度を始めるたびに 選手の契約更改の事を思ってしまいます。 来年、きれいな花を咲かせるために、今咲いている花を切らないといけない場面もある。 辛い決断ですね。 本当は網戸を片付けて、窓拭きや 車庫の整理もしたかったのだけれど、体力が付いていきませんでした。 選挙、行きました。 衆議院議員の補欠選挙です。 投票所の玄関に 出口調査をしている某放送局のスタッフがいたのですが、声をかけてもらえませんでした。前回の参議院議員選挙の時もそうだったんですよね。 多分、性別や年代で選ぶ基準があるのでしょうけど、どんな尋ね方、質問をされるのか、一度経験してみたいものです。 真保裕一の『アマルフィ』を読みました。 映画の原作ではなく、フジテレビ開局50周年記念映画の製作が先にあって、そのプロットを基にしたノベライズだったのですね。 確かにスピード感やスリルはありましたが、書き込まれた深みは無し。 主人公が湾岸署の青島刑事のイメージでしか浮かんできませんでした。 明日からは村上春樹のインタビュー集、『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』を読みます。
2010年10月22日
今日は 家内が女子会で留守なので、僕も飲みに出たかったのだけれど、諸般の事情が許さず、まっすぐ帰宅しました。 ゆっくり飲めるチャンスだったのに、残念。 クラシックを飲んで我慢します。 ちょっと気になる正当派のバーを見つけたのだけれど、なかなか行けないでいます。 来週の健康診断が終わったら、絶対行こう。 Paul's Cafeの ゲスト樽生も飲みに行きたいのに、行けないまま 次のに変わってしまった。 リーフマンスのフルーツビール、飲みたかったなぁ。
四季劇場は 全容を現しつつあります。 全体は黒でしたが、エントランスは赤。 黒と赤だと ナンでもすぐに反応してしまうのは、殆ど病気ですね。 四季の会の申込書は 札幌の事務所に持って行くよりも 本部に直接送った方が早い という事なので、今日郵送しました。 フィギュアのNHK杯。 村上佳菜子、氷上のあやや、良かったですね。 演技も 表情も 4~5年前の浅田真央を彷彿とさせます。 大人になるという事は いろいろな悩みが増えるということなのでしょうか。 男子体操団体は 銀でフィニッシュ。 新しい選手がどんどん出てきて、頼もしい限りです。 つり輪までは中継を観ていたのだけれど、さすがに あの時間帯、最後までは無理でした。 株主招待券での招待企画。 K田さん、S井さんのご尽力により、本日までに7施設、113名が決まりました。 残りのチケットは その後の2試合で招待する事になりそうです。 もし、この施設にも声をかけてもらいたいというご希望がありましたら、早めにご連絡下さい。 古田選手への千羽鶴、結局 作り始めました。 一人で千羽は厳しいので、ご協力いただける方、いらっしゃいましたらよろしくお願いします。 何色でも構いませんが、できれば 赤色か 白色がありがたいです。 31日の草津戦まで受け付けて、7日の千葉戦までに仕上げて HFCに託したいと思います。
2010年10月22日
世界体操、女子団体は 5位入賞。 これは大健闘ですね、おめでとう! 薄い選手層の中で よく頑張ったと思います。 男子団体は予選2位で、優勝も狙える位置にいます。 中国は強敵ですが、失敗を怖れず頑張って欲しいですね。 薄い選手層と言えば、我らがコンサドーレ。 道新夕刊の記事では 9人だけど、今日、岡本の怪我も発表になったので 計10人。 判っていた事とは言え、これほど厳しい状況になるのは想定外。 1桁順位でシーズンを終えるためにも 富山戦は負けられません。 残った選手、総力戦で頑張って欲しいですね。 平塚競輪のチャリロトで 国内最高の9億598万円。 所得税が25%かかるそうですが、6億8000万円近く残ります。 羨ましいですが、トトBIGの1等は 6億円。 現在のキャリーオーバーは 77億円。 サッカーファンだもの、こっちを狙うしかないですね。 サッポロクラシックコンサドーレ応援缶は 9月下旬以降の製造。 近くのコンビニにあったのは 9月中旬製造の缶。 この缶を飲み干さないと “攻”が出てこない。 今はただ、ひたすら飲み続けるしかない。。。。。 あっちのスーパーには 売っているんだけどなぁ。。。。。 CS。 コンサドーレ札幌ではなく、クライマックスシリーズ。 中日が2連勝で 日本シリーズに王手。 日本シリーズが 3位対決にならずに済みそうで、良かった 良かった。 遂に札幌の天気予報にも 雪マークが登場。(来週の火・水曜) 今週末は冬の背広に衣替えと、庭の冬支度かな。 網戸も片付けないと。。。。。
2010年10月20日
中陰(ちゅういん)とは、仏教用語で 人が死んでからの 49日間を指します。 死者は 49日目に 次に六道中のどの世界に生まれ変わるか が決まるそうで、死者が生と死、陰と陽の狭間を彷徨うため 中陰(あるいは 中有)というそうです。 ところで、仏教では 昔から 初七日だとか 四十九日だとか 7日毎に法要があります。 一週間(7日)という区切りは キリスト教圏のもので、仏教には馴染まないのではないか と不思議に思っていたのですが、古代インド文明は 7進法だったので 7日区切りになったのだとか。 何故、七進法? 本当? 古代インド人の指は 7本あった、なんて事はないですよね。 日本にも昔から七福神というのがあるし、七という数字と 満更無縁ではないのではないか という方もいらっしゃるかもしれませんが、七福神は日本独特の神仏習合の賜物で、インドのヒンドゥー教 (大黒・毘沙門・弁才)、中国の仏教 (布袋)、道教 (福禄寿・寿老人)、日本の神道 (恵比寿・大国主)が 入り混じって形成されたものだそうですよ。 閑話休題。 作者は 臨済宗の現役の僧侶だそうです。 この作品の主人公も 禅寺の僧侶ですが、パソコンで檀家の過去帳を管理し、超能力を調べる時にはネットで検索するような現代人です。極楽や地獄、輪廻などを否定しつつも、己の中に 仏教の世界観はまだ確立できていないようで いろいろ迷うことも多いようですが、現代の死生観や宗教観、新興宗教や神秘体験などに 真っすぐ取り組んで行きます。 専門の仏教用語も出てきますが、わかりやすくすっきり纏められ、読みにくさはありません。 こういう本を評価する時でも “面白い”という言葉しか思い浮かばない己の語彙不足が悔しいですが、なかなか面白い作品でした。
作品の中で 主人公の僧侶は 妻から“人は死んだらどうなんの?”と尋ねられ、仏教での考え方を説明するのだけど、この答えが興味深いものでした。 “基本的に 質量不滅の法則で考えてるんだ。コップの水が蒸発すると 水蒸気はしばらくこの辺にあるやろ、それが中陰と呼ばれる状態。それから水蒸気はどんどん広がる。窓から出てって 空いっぱいに広がっていく。それをインドの人はシューニャと呼び、中国では空(くう)という言葉になる。コップの中の水は無くなったけど、この地球上から無くなってはいない。草葉の陰にもあまねくいるわけだ。 その状態は 木端微塵の微塵という大きさで、それが 更に七つに分かれて 極微(ごくみ、仏教でいう物質の最小単位)となるが、それは素粒子とほぼ同じ大きさなんだって。 その極微は 更に分かれるが、それはもう物質ではなくてエネルギーで、空(くう)というものを一種のエネルギーとして捉えると 説得力があるね。” “人が死ぬと純粋な光になる、という考え方がチベット仏教にあるんだ。 仏教での極楽浄土ってのは 十万億土のかなたにあるんだけど、その距離を四十九日かかって行きつく場合、そのスピードは 秒速30万キロ、つまり光や電気と同じ速さになるんだ。” 原文を少々要約していますが、内容は変わっていないと思います。なんだか 妙に納得してしまいました。 妻は、4年前に流産してしまった我が子の事をずっと思い続け、色とりどりの紙縒りを作り貯めています。その溢れんばかりにたくさんの紙縒りを 網状のシートに編んで天井に飾り、死者の霊を弔い、成仏させることで 自分の心の整理を付けていくというのが 後半のストーリーです。 我が子や おがみやの婆が成仏する瞬間を 象徴的に表しているのが その紙縒り製のシートで、それを作者は 中陰の花と名付けています。 死と宗教、人の心という重いテーマを現代的な感覚で捉え、深みと余韻が残るエンディングに仕上げられており、この辺もなかなか良かったです。 (2010.10.19 読了)
2010年10月20日
“もしあの時、あっちを選んでいたら~” というのは 誰でも一度や二度は考える事。 この作品も「エロス」というタイトルですが、エロとは全く無関係で、「~もう一つの過去」というサブタイトルが示すとおり、パラレルワールドの物語です。
歌手として成功した女性が、ある雑誌の企画で“あの時、もし違う選択をしていたら”というアンケートに答えるところから物語は展開していきますが、ストーリーとしては案外と月並みです。 作者の広瀬正は 大正13年生まれで、日大工学部卒。ジャズサックス奏者で、戦後は 「広瀬正とスカイトーンズ」というジャズバンドを結成していたそうです。 この作品も 前作の「マイナス・ゼロ」も 昭和初期を舞台とし、庶民の生活や大東京市の繁華街の様子などが 生き生きと描写されており、そこが魅力のひとつともなっているのですが、その多くは 作者の実体験に裏打ちされているからこそ リアルに伝わってくるのでしょうね。 この作品には 「ポイント・ゼロ」とリンクする設定や場面があり、作者の遊び心に ニヤッとさせられます。 また、広瀬正というジャズ好きな中学生が登場しますが、まさしく作者本人がモデルなのでしょう。 後半、戦争に向かって突き進む日本の様子が 具体的に細かく描写されますが、内容、量ともに多く、正直、読み通すのに疲れました。 ただ、そこを乗り越えると 意外な結末が待っています。 “おお、そう来たか、やられたな”という感じです。 司馬遼太郎は この作品を直木賞に強く推したそうです。 確かに面白かったですが、直木賞を狙えるほどの作品ではないように感じました。 司馬は この作品のどこに そこまでの魅力を感じたのかな? (2010.10.18 読了)
2010年10月20日
白戸家のお父さんも観戦している中で シーズン3位のロッテが 日本シリーズ出場を決めました。 ソフトバンクにとっては悲劇だけど、これがあるから面白い。 CSの 面目躍如ですね。 ダルビッシュが公式ブログで日ハム残留を発表。 いろいろ噂や推測が飛び交っていましたが、ファンにとってはひと安心です。 世界体操、男子も女子も健闘してますね。 女子団体の決勝進出を健闘というのは ちょっと違うかな? 東京ヴェルディが ゼビオなどの支援で チーム存続を決めました。 ゼビオの本社は福島県郡山市だけど、さすがに福島移転は無いでしょうね。 大宮は入場者数水増し発表の責任を取って 社長が辞任するそうです。 山形の不祥事とは違い、これはチームぐるみの問題で 根は深そう。 何故、水増しをする必要があったのでしょう? Jリーグも あちこちで選手の移籍の噂が出る季節になってきました。 札幌の来季のチーム構想はどうなるのかな? 三上君など、ユースからのトップ昇格だけでも 早く決められないものでしょうかね。
怪我をした古田選手、手術はしないで 全治3ヶ月。 痛みはあっても動けるでしょうから、かえって焦ってしまうかもしれません。 順調に進めば 来年のキャンプ頃から本格スタートになるのでしょうか。 先は長いのだから ここは焦らず じっくり治して欲しいものです。 ところで、どなたか古田選手に千羽鶴を作っている方はいませんか? もし いらっしゃるなら、微力ながら協力させていただきたいのですが、、、、
2010年10月18日
この本を読んだのは 3度目か4度目になると思います。 古本屋の店頭で見かけた時に、本棚にあったはずだけど 無かったら困るなと思い、買ってしまいました。 何年かすると また読みたくなるんですよね。 池澤夏樹が子供向けに書いた 南の島でのお話が 10編収められた短篇集です。 夢のような南の島ではなく、開発が進行中で、古き良き世界が失われつつある島が舞台です。 しかし、月並みなファンタジーや 教訓めいたストーリーではありません。
「絵はがき屋さん」などは、普通に考えれば あり得ないけど、あったらきいな、あって欲しいな と思えるような話。 「草色の空への水路」や「地球に引っぱられた男」などは、シチュエーションは違うものの 数十年前なら日本にもあったような話。 「十字路に埋めた宝物」や「ホセさんの尋ね人」などは、むしろ大人向けの ちょっといい話。 いろいろなストーリーが詰まっていて、南の島の人々が 生活が 生き生きと描かれます。 ティオの口から語られる形で展開しますが、主役は 島で生活する人々であり、自然であり、神々です。 「エミリオの出発」の中で ティオの友達のエミリオは言います。 “きみたちだって、つまり この島の人たちだって、昔はいろいろなことができたんだよ。でも、外国から品物が入ってきて、そういうものを相手にしているうちに、みんな忘れてしまったのさ。” そんな“忘れてしまったもの”が この本の中にいっぱい詰まっていて、それに気付いた人は この南の島の魅力にとりつかれてしまいます。 「帰りたくなかった二人」というお話では、一週間の予定で この島に遊びに来たカップルが、この島の虜になり、仕事を辞め、持ち物を全て売り払ってまでして滞在費を捻出します。いよいよお金が無くなって 2ヵ月ほど後に泣く泣く帰国しますが、このカップルはこの本の魅力を知ってしまった読者そのものです。 いつまでも この南の島にいたいな と思わされるような、癒される一冊です。 (2010.10.15 読了)
2010年10月17日
今年も 余った株主招待券で子供達を招待する企画 を実施予定で、現在 準備を進めています。 昨日の甲府戦でも 多くの方からご提供をいただき、郵送でも HFCに届いているそうで、ざっと数えて 軽く150枚以上の招待券が集まりました。 皆様の暖かいご協力、本当にありがとうございます。 ご協力いただいた全ての皆様に 直接お礼を申し上げたいところですが、なかなかそうも行きません。この場でのご挨拶にて どうぞご容赦下さい。 今年は 11月7日のジェフ千葉戦に招待予定で交渉中ですが、予想以上の集まり具合に加えて 先方の都合もあり、千葉戦だけでは 全ての券を消化しきれない可能性があります。せっかくのご好意を無駄にしないためにも その後の2試合での招待も含めて 検討しております。 進行状況に関しましては 随時ご報告いたしますので、しばらくお待ち下さい。
昨日の甲府戦は 11年目にして初めての B班担務でした。 いつもと違う仕事というのも 悪くないですね。 もっと違った仕事も経験させてもらおうかな、という気になります。 ピッチが全く見えない場所だったので、試合の方は 休憩中の観戦と、風に乗って聞こえてくる歓声だけ。失点シーンは見ましたが、得点シーンは 試合後のビデオ観戦でした。 (三上君、おめでとう!) 甲府相手に追い付いての引き分けは 悪くなかった というべきなのかもしれませんが、そう言ってしまうのは悔しいです。 どんな上位チームと戦っても 堂々と勝てるチームに早くなって欲しいもの。 そのためには、、、、、、というところが問題なのですけどね。 ミシュランのシールを おでこに貼りました。 クレンジングクリームでないと落ちないヨ と言われましたが、恐るべしは親父の脂。 試合終了後の飲み会の途中で、何もしないでもきれいに落ちてしまいました。 喜んでいいのだろうか。。。
2010年10月16日
先日、久しぶりに国道12号線を北へ走っていたら、江別市の市街地を過ぎたあたり、豊幌駅前に こんな看板が立っていました。
地球の円周は 赤道付近で 40,077㎞、極付近だと 40,009㎞だそうですから、確かに山を越え 海を渡り、北極 南極を乗り切って 真っ直ぐに 40,000㎞進むと、地球をぐるっと一周して 江別市に戻ってきそうです。 遊び心があって 好きです、こんな看板。 この看板を見た時に フォーリーブスの「地球はひとつ」を思い出しました。 年齢がバレますね。 別に隠してもいないけど。
北方面に向かう高速道路の沿線に 緑色の狸の標識や赤い色の狐の標識を見た記憶があるのですが、周囲に聞いても知らないと言われます。 ネットで検索してみると 黄色の地に赤い狐と緑の狸が並んだ動物注意の標識の写真がいくつかヒットしますが、僕が覚えているのはこれではなく、狐と狸、それぞれ一匹ずつの看板なのですよ。 誰か覚えている人 いないかなぁ。
2010年10月15日
一昨年、昨年と、多くの皆様のご協力により実施しました 株主招待券を利用した招待企画。 招待した子供たちからも たくさんの感謝のお手紙をいただくなど、好評のうちに終える事ができました。 ご協力いただきましたサポーターさんをはじめ、関係者の皆様、どうもありがとうございました。 いつまで続けられるか判りませんが、今年も実施したいと思います。 企画の趣旨は 眠っている株主招待券が無駄になるのはもったいない。 それならば 普段なかなか観戦の機会が無い子供達を招待し、観客動員に貢献すると共に、サポーター予備軍を育成しよう というものです。 招待するのは、札幌市内・近郊の施設などの子供たちと 保護者・関係者です。 今シーズンも22試合を消化し、残りは14試合、ホームゲームは残り7試合です。 今年は 11月7日に札幌ドームで行われる ジェフ千葉戦に招待したいと思います。 熱い戦いを見せてあげられれば、その後の2試合にも来てもらえるかもしれませんし。 招待する人数などの目標は 特にありません。 集まった招待券に見合った人数を招待したい と思います。 お手元に使用する予定の無い株主招待券が残っていましたら、ご提供いただけないでしょうか。 ご提供いただける株主招待券は、下記まで郵送していただけると幸いです。 ホームゲームの時に CVS控え室でも受け付けます。 よろしくお願いします。 (送付先) 〒062-0045 札幌市豊平区羊が丘1番地 ㈱北海道フットボ-ルクラブ プロモーション業務部 CVS担当 (この記事は 当面 トップに来るようにします。)
2010年10月13日
チリの鉱山の落盤事故、生存者の救出が進んでいます。 今、11人目が救出されました。 本当に良かったですね。 北海道にも 過去にはたくさんの炭鉱があり、何度も事故があり、多くの方が亡くなりました。 今回の奇跡の救出劇を見るたびに、あれらの事故でも助けられた人がいたのではないか と思ってしまいます。 今回の事故では、地上のスタッフが わずかな生存の可能性に賭けてボーリング調査を進めた事が 今回の救出劇に繋がったわけですが、あの頃の炭鉱事故では そのような調査が進められたという記憶がありません。 まだ僕も子供だったので 知らないだけなのでしょうか。 確かに事故の種類は全く違いますし、取り巻く環境も違いますが、仮にこの事故が起きたのが今の日本だとして、同じような救出劇に繋げられたかどうか 疑問に感じてしまう自分が寂しいです。 国の威信が懸かっていたわけで、それが国の総力を挙げての救出劇に繋がったわけですが、それにしても素晴らしい出来事です。 早く全員が救出されることを願っています。
救出された後のトンネルと救出カプセル。 体験施設に整備して、金儲けを企む輩が出てくるかもしれませんね。
2010年10月13日
試合開始前のあの番組は どうにかならないものでしょうか?
7時のニュースが終わってからチャンネルを回したのに まだ続いていて、結局、8時まで他局を観ていました。
日韓戦だからといって 過剰なライバル視や 煽るような発言はどうかと思うのですが、如何でしょう?
みんな、韓国に対してそんなに強いライバル意識を持っているのかな?
Dear Blue
フジテレビが サッカー日本代表戦を中継する時の 番組タイトルだそうです。
3年前から使っているそうなのですが、知っていましたか?
単純に試合として観た場合、中途半端なアルゼンチン戦よりも 本気の韓国戦の方が面白かったですね。
スコアレスドローだったのは 残念でしたけど。
今回までは 岡田ジャパンの残滓を引きずるチームだったのでしょうが、次回からは 本格的なザックジャパン。
次の代表戦は 来年1月のアジアカップ予選になるのかな?
ブラジルW杯を見据えたチーム作りが楽しみですね。
それにしても 駒野、あの映像は 結構ショックでした。
右腕骨折だそうです。今季は絶望でしょうか。
足ではなく腕だったのが不幸中の幸いと思い、早期回復を祈りたいと思います。
パク・ジンス。 結局、札幌では結果を出せないまま契約解除ですか。 札幌に魅力が無かったのか、詳しい理由は判りませんが、残念です。 来季は Kリーグで活躍できるよう、頑張って欲しいものです。
2010年10月11日
日曜日の夕方に 吹替え版で観ました。 映画館で洋画を吹替え版で観るのは 大人になってからは 多分初めてです。 先日、“字幕は字数が限られているので、必ずしも正確なニュアンスが伝わっていない” という話を何かで読んで、確かにそうかもしれないな と思って吹替え版にしたのですが、やはり 最初は声に違和感がありました。(まぁ、TVで洋画を観る時は いつも吹替えなわけだし、すぐに慣れちゃいましたけどね。) 吹替えと字幕、どちらが良いとか悪いという問題ではないのでしょうが、多分 次は字幕だろうな。
ミッション:インポッシブルのイメージそのままのトム・クルーズと、チャーリーズエンジェルではなく メリーに首ったけのイメージのキャメロン・ディアスによる アクションラブコメディ。 それぞれの代表作のキャラクター、イメージそのままに演じているところが面白いです。 ただ、メリーに首ったけの時は26歳だったキャメロンディアスも もう38歳、相変わらず可愛いけれど 画面いっぱいのアップや水着姿は少々厳しいし、このような世間知らずなお馬鹿キャラも そろそろ限界でしょう。 ストーリーは破天荒、ありえないシーンの連続で、真面目に考えてはいけません。 危機に陥ると薬で眠らされ、目覚めると全て上手く解決されているというのですから、とんでもない話です。 スピーディなアクションとスリルで味付けした大人のラブコメディというところですかね。 デートで楽しむにはちょうど良い作品だと思います。 原題は Night&Day ではなく、Knight&Day です。 トム・クルーズはキャメロン・ディアスを守るナイト(騎士)であり、本当の姓は Knight。従って、Knighiとnightをかけているのは明らかなのだけど、&Dayには 何か意味があるのかな。 夜+昼=1日のストーリーではないので、night&dayは 夜も昼も四六時中 という意味なのか。とすると、常にキャメロン・ディアスを見守るスーパーマンなナイト役のトム・クルーズくらいの意味で、単純な語呂合わせなのかもしれませんね。 それとも 僕が気付かないだけで、もっと違った意味があるのかな?
2010年10月09日
昨日のアルゼンチン戦は なかなか面白かったですね。 アルゼンチンは 本気なのかもしれないけれど やはり親善試合というレベルでの話で、体調も万全ではないのか 早めの交代も目立ち、試合運びも 観ていて もどかしさがありましたが、それをカバーするように 日本選手は頑張っていたと思います。 今野も良かったですね。このまま ザックジャパンでも 代表に定着して欲しいものです。 欲を言えば お互いにもう1点ずつくらい取って欲しかったですけど。 さて、試合開始まで2時間を切りました。 瑞穂競技場には 札幌サポも 大勢参戦しているのでしょうね。 中継が無いので ネット観戦しか出来ませんが、札幌から念を送ります。 現地組の皆さん、熱い応援をよろしくお願いします。 昨日の日本代表のように 番狂わせが起きやすいのかサッカーの試合。 走り負けず、競り負けず、なんとか勝機を見出して欲しいものです。
Jリーグが発足した頃、息子の応援するチームは ジェフユナイテッド市原→ヴェルディ川崎→鹿島アントラーズと 二転三転し、結局 名古屋グランパスエイトに落ち着きました。 各チームの応援グッズが残っていますが、名古屋のは マグカップです。 名古屋を飲んでしまえ という事で このカップで コーヒーを飲んだのですが、右のカップの取っ手にひびが入っているのを見つけてしまいました。 これは 吉兆なのでしょうか? 凶兆なのでしょうか?
2010年10月09日
昭和59年12月に公開された映画(薬師丸ひろ子主演)を 友人2人と3人で 狸小路5丁目にあった東宝プラザで観たのだけど、その数ヶ月前に読んだ小説と 全く同じと言って良いトリックを使っている事に気付いた。
その時は 原田知世主演の「天国にいちばん近い島」との2本立てで、僕はこちらの方が観たかったのだけど、盗作の話題が盛り上がってしまい、結局観ないまま出てきてしまった。もったいない話だ。
そもそも 「Wの悲劇」というタイトルからして エラリークイーンの「Xの悲劇」や「Yの悲劇」のマネ というマイナスの印象しかなく、以来、僕の中では “夏樹静子=盗作”というイメージになってしまい、その作品を読む機会は無かった。
時は流れ、先日、田口ランディの「コンセント」「アンテナ」「モザイク」という三部作を単行本(当然古本)で買ってきて読んだのだけど、この本も 一時 盗作問題でずいぶん話題となった作品という事を知り、「Wの悲劇」に関しても 原作を読んで確認してみよう (まだ読んでいなかった) という気になり、読んでみた。 盗作された方は アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」という短編集の 最後に入っている「憂いを含んで、ほのかに甘く」という短編。 今、改めてネットで調べてみると、訳者の常盤新平は “盗作だ”という事で騒いだらしいが、夏樹(というより角川?)vs常盤では 力の差が大きすぎたのか、当時は黙殺されてしまったようだ。今なら ネット上であっという間に話題になるだろうけど、当時は どこの出版社や新聞社も 人気作家を敵に回したくなかったのかもしれない。 今回 改めて原作を読んでみて、原作の小説と映画では 相当ストーリーが違っている事を知った。 夏樹の小説を読んだだけでは、似ているなとは思っても 盗作とまでは思わなかったように思う。 この程度のアイデア拝借は 巷に溢れているもの。 夏樹の小説を 映画では劇中劇という形にしていたのだけど、夏樹作品を劇中劇までに短く削り込む作業の中で、偶然 アーウィン・ショーの作品に似てしまった というには酷似しすぎている。 もともと 夏樹作品の根に ショーの作品があったので そうなったのではないかと思うと、やはり 盗作疑惑は捨てられない。 ただ、映画の脚本を書いたのは 荒井晴彦なので、盗作したのは 荒井という可能性もある。 そこまで言い出したら、というより どちらにしても確認しようが無い話なのだけど。 いずれにしても、今度は 映画の方も見直してみないといけないな。 25年も前に観た映画なので、記憶が間違っているかもしれないし。 今回は光文社文庫版で読んだのだけど、巻末にエラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ)の解説が掲載されています。 夏樹静子は当時からEQと懇意にしており、この作品の構想をEQに相談し、ヒントも貰い、タイトルに関しても事前に承諾を貰っていたそうです。 そうなると 話はずいぶんと違ってきますから、今回、この本を読んだことで 夏樹静子に対する評価が大きく変わりました。 今後、他の作品も読むかどうかは まだ判りませんが。 (2010.10.08 読了)
2010年10月06日
買ってきました、サッポロクラシック コンサドーレ応援缶。 正面は 普通のラベルで、裏面が 応援ラベルなのですね。 逆とも言えますが。 この3連休に 奥さんの誕生日があるのだけれど、 これが誕生日のプレゼントということで 勘弁してくれないかな。 それまで残っていないか。。。。。
2010年10月06日
映画の原作ではなく、脚本をもとにしたノベライズ版でした。 映画は観ておらず、この本も読む気は無かったのだけれど、家内が買ってきたので読んでみました。家内とは好きな本の傾向が違いますが、たまには同じ本を読まないと共通の話題がどんどん少なくなってしまいますから。 内容はありきたりのラブストーリーで、さらっと読めます。が、映画は観ていなくても予告編は何度も観ているので、読んでいると新垣結衣の顔が浮かんできて、イメージを切り離す事が出来ませんでした。結局、良くも悪くもそういう小説なのでしょう。
高校生の紗枝と康平が出会って恋に落ち、紗枝が東京の大学に進んで遠距離恋愛となり。。。。。という前半は比較的丁寧に描かれていますが、後半はいささか都合の良い展開が続き どんどん話しが進んで行きます。そんなに焦って飛ばさなくてもいいんじゃない、と思ったほどです。 映画の方もそうなのでしょうか。 気になったのは 東京での紗枝と康平の クリスマスデートのシーン。康平がクーラーボックスに氷を入れてカニやホタテを持って行くというのは、今時いくらなんでもありえない。 黒板五郎じゃあるまいし。 もうひとつは ラストのハナミズキが満開のシーン。 本州ではポピュラーな樹木のようですが、北海道では見かけませんよね。 植物図鑑によると 植栽地域は本州以南 とありますので、北限は東北でしょうか。 いずれにしても、北海道でも寒い地方の釧路ではハナミズキは育たないだろうし、花は咲かないだろうな、などと下衆な親父は思ってしまうのでした。 映画は 一青窈の「ハナミズキ」をモチーフにして脚本を書いたという事ですが、確かに “君と好きな人が百年続きますように” というフレーズは インパクトがあって印象深いですよね。 ところで、歌として聴いていると 透明感のある とても素敵な歌詞なのですが、改めて文字にして読んでみると どうもよくわからなくなります。 サビの部分から 片思いの人が自分は身を引いて好きな相手の幸せを祈る切ない歌なのだと思っていたのですが、実は 9.11アメリカ同時多発テロの時にニューヨークにいた友達からのメールに触発されて書いた歌なのだそうです。この作品の中にも 9.11が出てきますが、やはり 何らかの形で触れたかったのでしょう。 とすると、僕と恋人かもしれませんし、父親と娘なのかもしれません。事故現場で死を間近にした父親が 最後に娘の健やかな成長と幸せを祈る、いずれにしても切ない歌ですね。 解釈が全く間違っているかもしれませんが。。。。。 (2010.10.05 読了)
2010年10月03日
プラウン管のアナログテレビは まだまだ元気だし、家電エコポイントが来年3月末まで延長されたので 焦る事は無いのだけれど、延長後は対象商品が限定されるそうだし、車のようにいつ何が起こるのか判らないし、アナログテレビに対する嫌がらせ(画面上下のメッセージ)が煩わしいので、早めに買い替えようかという気になってきた。 で、思い立ったが吉日、今日家電量販店に行ってきました。
最初に接客してくれた店員さんは勉強不足で、アンテナも変えないとダメだ というような事を言うので、後でまた来ます といってパス。 他のフロアを一回りして戻って、別な販売員さんにお願いしました。 どれもこれも似たり寄ったりで どれが良いのか判らなかったのだけど、そもそもBSもCSも契約しておらず、アナログ地上波しか観ていない青空家。 余計な機能は不要 というより 使いこなせないので、一番シンプルで安い機種と ブルーレイレコーダーのセットで購入。 それにしても安くなりましたね、薄型テレビ。1インチ1万円と言われていたのは 何年前だったでしょう? 今日買ったのは1インチ2,500円位です。 ブルーレイレコーダーの普及も驚きです。あれだけ大型の画面に対応するには 画質の良いブルーレイが必要だという事なのでしょうね。 という事は 今まで保存してあるビデオテープは 画面が粗くて とても観られたものではないという事になるのでしょうか。 結婚式や子供の幼稚園時代のビデオは Betaなのだけど、昔録画したテープは今のテレビでも画質の悪さが気になるのだから、もうダメかもしれない。 結婚式のビデオは恥ずかしくて観たくないから良いけれど、子供のビデオは惜しいなぁ。。。 単にダビングするだけでなく、画質を改善してダビングしてくれるお店は無いでしょうかね? もうひとつの問題は BS、CSを契約するかどうか。 稀に観たい番組はあるのだけれど 普段は殆ど観ないし、スカパーを契約して いつものお店の観戦会には行かなくなると 申し訳ない気もするので、迷っています。 問題は先送り という姿勢は良くないのですが、来季に向けての検討課題ですね。
2010年10月03日
ブラコンさんが 図書館から「よしもとばなな」を借りてきた事とは 何の関係もありません。 単なる偶然です。
『キッチン』は今でも好きで、ずっと本棚に残してありますが、その後に読んだ作品は 全て処分してしまいました。 彼女の作品には 愛する人、大切な人を失ってしまう喪失からの再生をテーマにしたものが多いように思いますが、再生の手段が いつの頃からかずいぶんとスピリチュアルになってきていませんか? 初めの頃は 食事だったり、普通の生活の中にあったと思うのですが、あまりスピリチュアルになると付いて行けなくなります。 それでも 時々思い出したように読みたくなるのが ばななワールドなのでしょうか。 この作品も なかなか面白かったですよ。
今回は 書店の店頭で 『アナザーワールド』 というタイトルに惹かれたのですが、王国シリーズの4という事なので、読んでいなかった1~3も買ってきて、4冊 一気に読み終えました。 もともと「王国」は 3部作なのですね。今回の4は 20年後の後日譚、それこそアナザーワールドです。装丁も4だけ違っています。 しかし、「王国」は この4を含めて「王国」なのだと思います。3部作でとりあえず完結していたのかもしれませんが、この4で見えていなかった部分が明らかとなります。 1~3のメインの登場人物は 楓と片岡というゲイのカップル、楓に恋する雫石という女性の3人ですが、例によって 楓と雫石はある種の才能を有しています。 時が流れ、4は雫石の娘、ノニが主人公ですが、彼女は比較的普通の女の子です。 この作品も 喪失からの再生がテーマで、スピリチュアルな面も相当ありますが、この程度は 個人的には充分に許容範囲です。 一面では 人間や人生の本質的な部分を言い当てていると思いますし、素直に共感したり 納得できる部分も 多々あります。 特に 人間も自然の一部であり、自然が全ての基本にあって、自然を大切にする事が人生を豊かにする事にも繋がる という姿勢、思想は とても共感できます。 文章は 相変わらず上手いとは言えないような。。。。。。(人の事を言えるような立場ではありませんが) ただ、ところどころに出てくる言葉や文章にドキッとさせられ、思わず読み返してしまうところも たくさんあります。 独特のばななワールドが全開で、やっぱり好きな人ははまるだろうな と改めて感じた作品でした。 (2010.10.02 読了)
2010年10月01日
来年1月完成予定の 北海道四季劇場です。 次第に その外観が姿を現してきました。
外壁の色は 札幌市民ホールがシルバー、四季劇場はブラックなので 全く違いますが、どちらも仮設劇場で 外壁の材質が似ている事もあって、全体の雰囲気は よく似ています。
外壁の一番高いところに 劇団四季 のロゴがあります。
外観は姿を現してきましたが、内部の工事は 大半がこれから という状況のようです。 それでも オータムフェストの会場で ライオンキングの紙製サンバイザーを配るなど、来春のオープンに向けて 着々とPRや準備は進んでいるようですね。 劇団四季のHPを見ても 北海道四季劇場関係のチケットは まだ発売していないようです。 いつから発売になるのかな。 いっそ その前に四季の会の会員になってしまおうかな。