愛媛戦の2失点目だけを噛み砕いてみる

2013年06月08日

2失点目だけ生で見たので、その場の見え方と、
それをリプレーで見た時の違いを分析してみた。

・2失点目を最初に見たときの感想
右へサイドチェンジされた後、松本がプレスに行きマークがずれ、
愛媛が宮澤を引き連れてニアへ流れてできたスペースに
愛媛11がフリーで入ってきたが、そこを誰もケアできず失点。

オンデマンド映像をPCで見ると↑のように見えた。

・実際は・・・
右へサイドチェンジされた後、【奈良】がプレスに行きマークがずれ、
愛媛15【小原】が宮澤を引き連れてニアへ流れてできたスペースに
愛媛11【石井】がフリーで入ってきたが、そこを誰もケアできず失点。

・2失点目を改めてリプレーで見てみると・・・
左ショートコーナーから左サイドにあるときのマーク。
ソンジン余り
11石井→奈良
15小原→宮澤
3代→松本
2浦田→荒野


右に展開→中は4対4に→さらに1名ずつ入ってくる
(奈良がプレスに行く→ソンジン、松本、宮澤、荒野のマークがズレる)
(上里が中に入ってくる)
(深井はバックパスのケアで18加藤についていく)
15小原→宮澤
3代→松本
ソンジン余り
11石井→フリー
2浦田→20上里
→荒野は?

宮澤がニアへ流れる15を追いながら、中へ声掛けてる。
(この時点で、11石井がフリー)
(ソンジンはスペースを埋めつつ、松本とともに3代をケア)
(上里は中へ入る2浦田をマーク)
(荒野がふらっとしてる)

これで勝負ありでした。

ソンジンと荒野の判断がいまいち。
ソンジンは空中戦のスペース埋めるためにいたので、つくべきだったのは荒野かな。
このときの荒野はマークを意識した動きをしてませんでした。
2浦田の受け渡しを意識したのか、11石井を見えてなかったのか。

宮澤がニアへ流れる15を追いながら、マークのズレを中へ声掛けたのに対し、
11石井がフリーになったことを、
余って最終ラインにたソンジンと、
2浦田のマークに入った上里と、
一番外にいて前提が見渡せた日高からも声が無かったように見えました。

リプレーしないとここまで分からないなんて、
まだまだサッカーを見る能力が足らんです。
もっとスタジアムへ通い詰めないと、パパっと判断できませんね。
テレビだと、ピッチの音とか空気感が伝わってこないので、情報量が足りない。

個々の判断や集中力、マークを修正する声など含めて、あーJ2だなあと思います。
そんなJ2の試合でも、先週のニッパツ三ッ沢のような距離で見ると、
迫力や緊迫感に圧倒されるんですよね。

スタジアムで見ながら、リプレー入る前にそこまで解説する人ってすごいです。


post by sca25

18:32

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