2013年05月09日
これまで調べた内容から、Jリーグのアジア戦略を以下のようなものと捉えている。 短期(1-3年):親会社やスポンサー企業などのプロモーションを支援_⇒スポンサー収入増 中期(3-5年):成功事例を元にした経営ノウハウや育成ノウハウを展開⇒標準化して主導権を握る 長期(5-9年):現地選手を育成し強化することで補強選手の流入を促す⇒現地からの放映権収入増 最終目標___:アジアの中でJリーグをプレミアリーグのようにする。⇒アジアマーケットへの還流 まだ理解が足りないと思っているが、大体こんなところか。 描いた通りにいくはずなどないが、変化に対応する適応力が試される。 そのためにも、早い段階で少しずつ動く必要がありそうですね。 今回のタイ・ベトナムのクラブと提携するのもその第1歩です。 Jリーグのアジア戦略の目的について、 様々なメディアで断片的に報じられることが多く、 まとまった資料が見つからなかったが、 一読すればJリーグのビジョンが伝わってくるインタビューを見つけた。 ■Jリーグのアジア戦略 アジアのサッカーのステイタスが上がれば、アジアの人々は自分の国のサッカーにお金を使うようになる。 現在はかなりのお金がアジアからヨーロッパに流れています。 例えば毎年600億円以上が放映権料としてアジアからイングランドやスペインへ流出しているのです。 アジアのマーケット形成をJリーグが主導すれば、将来的にJリーグに入ってくるお金も増えていくのではないかと推測します。 Jリーグがアジアの中のプレミアリーグのような存在になれば、アジアサッカーのマーケットが大きくなることで、Jリーグのマーケットも大きくなる。 それがJリーグのアジア戦略の目的です。 ~Buaiso.netより ■~改革の先にある10年後のJリーグとは?~(後編) アジアに出ていく理由はいくつかあって、まず環境適応。 Jクラブを支えている責任企業も、主戦場が中国やASEANに移ってきていますよね。 僕らもプロサッカーであり、インダストリーですから、 競争して日本のサッカーを強くしていくには、環境に適応していかないといけない。 責任企業がASEANに出ていくとなれば当然、広告宣伝費が出ていく。 彼らに応援してもらえるようになるには、市場を広げざるを得ない。 ~フットボールチャンネルより 国内で北海道ブランドが絶大なイメージを持つのと同じように、 アジアでもJリーグのブランドが突出する状況を産み出すのが最終目標といったところか。 ヨーロッパへ流出する貨幣をアジア圏に回るようにする。アジア圏での地産地消。 Made in (海外) とか買わずに、北海道産を買う感覚を身につけよう!ということにしておく。
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