元ユース中川選手の留学経験インタビュー

2013年05月02日

「もうひとつの海外組」という本を興味深く読んだ。

その中で、元コンサドーレユース中川雄貴選手の留学経験者インタビューが載っている。

1つ補足すると、元ユース選手のインタビューだけ読めればいいと思う人には、この本はオススメできない。
本人のブログがあるようなので、それを読んでいれば十分だ。
おそらくブログでも、その辺が触れられているのでは?

「18~22歳世代の育成」「高卒(ユース卒)選手のサッカー留学」「年間400人」
というキーワードに興味ある方は、この本を一読するとよいと思う。

冒頭から読んで、一通りの知識(日本と欧州の環境の違い、サッカー留学についてなど)を
得てから読んだ方が、より本人の言っていることが伝わると思う。
そういう意味で札幌(ユース)サポの方は、共感(感情移入?)を持って読みやすいかもしれない。

昨年中川選手の話題が出たとき、なぜ高卒選手がU-19に入れたの?特例?という疑問があったが、
欧州は1月1日が基準で世代管理されているため、
早生まれの高卒選手はその恩恵にあずかることができるそうだ。

少々、事業の宣伝も兼ねている雰囲気があるのはやむを得ないが、
「世界」をスローガンにしたクラブの「育成」について考える材料になったので、
個人的には買ってよかったと思っている。

ちなみに、別の本を買いに来たら、この本をたまたま見つけたのだが、
目的の本を買わずに帰ってきてしまった。
そちらはBBM社の流通で売っているためか、都内でもあちこちで売ってました。
また本屋に行く機会があれば買うことにしよう。


post by sca25

16:27

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