2015年06月14日
オフサイドではありませんw タイトルは煽りました。 スカパー!ハイライト 2015/6/6 J2 第17節 千葉 vs 札幌 from yahoo!動画 きちんとルールを理解してイメージできていれば、 ペチュニクのゴールはオフサイドではないと分かります。
■サッカー競技規則より ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションに いる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断 した場合にのみ罰せられる。 ●プレーに干渉する。または、 ●相手競技者に干渉する。または、 ●その位置にいることによって利益を得る。
■サッカー競技義足の通達より ●“プレーに干渉する”とは、味方競技者がパスした、または味方競技者が 触れたボールをプレーする、あるいはこれに触れることを意味する。 ●“相手競技者に干渉する”とは、明らかに相手競技者の視線を遮る、 またはボールへ向う相手競技者にチャレンジすることによって、相手競技者が ボールをプレーするまたはプレーする可能性を妨げることを意味する。 ●“その位置にいることによって利益を得る”とは、次のようにボールを プレーすることを意味する。 (ⅰ)ゴールポストやクロスバー、または相手競技者からはね返った、 またはそれらに当たって方向が変わってきたボールを、既にオフサイド ポジションにいる競技者がプレーすること。 (ⅱ)相手競技者が意図的にセーブして、はね返った、方向が変わってきた、 またはプレーしたボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者が プレーすること。 相手競技者が意図的にプレーした(意図的なセーブは除く)ボールを、 既にオフサイドポジションにいる競技者が受けたとしても、 その位置にいることによって利益を得たとは判断しない。 サッカー競技規則 第11条-オフサイド 競技規則の解釈
↑を読んだ上で、↓の画像を見てください。どう思うかは、お任せします。 蹴った瞬間を捉えるのはなかなか難しく、これが限界でした。 画像を拡大する手前、蹴った選手を吹き出しにしてます。 オフサイドポジションの選手は、赤い線を付与しました。 もう1枚。もっとアップしました。
競技規則において、「関与」という言葉は使われていません。 以前は使っていた気がしますが、忘れました。
ただですね、あの場面、角度によっては分かりにくい絶妙なプレーでした。 ゴール裏から見て、ペチュニクはオンサイドでゴールは認められると 判断できた人は、ルールを知っているかどうか以上に、 サッカーをよく見て、よく知ってるなあと思います。 ゴール裏に限らず、現地で判断できた人も同様です。 なお、私は映像で見ているので、 リアルタイムに判断してる審判へケチをつける資格がないのです。 オフサイド/オンサイドに限った話をすれば・・・ ①ジェフの2選手がオフサイドポジションで外に逃げている ②ボールに触れたペチュニクはオンサイド というところに集約されるので、大したおおげさな話ではありません。 副審が旗を揚げたこと自体も間違いではありません。 サイドから見れば、オフサイドポジションの選手がプレーに関与したとも 判断できなくはないですし、そこは最もプレーの近くにいた主審と 副審のそれぞれの判断を意識あわせした結果、 主審の判断を最終的に採用したという流れも問題ありません。 願わくば、主審が集まってきた札幌の選手に「なぜ得点が認められたか」を 説明したほうがよかったと思う(していたかもしれません)。 ラグビーだと、主審がキャプテンが呼ばれて説明して、 キャプテンから全選手を集めて報告しますね。 主審と選手のコミュニケーションという問題も潜在していたのです。
視点を変えます。 あのセットプレーはかなり緻密に計算されたプレーでした。 ①プレーに関与しないジェフの選手がオフサイド ⇒先に動いてオフサイドポジションに出て外に逃げることで、札幌のマークを外へ連れ出す ⇒櫛引が見事に引っかかり、ついていきました。ました。 ②①によってペチュニクのスペースを空けている ⇒触れば一点というボールなので、触れる空間を作られればOK。 ③ペチュニクがフリー(河合さん(?)マーク外した) ⇒河合さんマーク外したね まあこんなところでしょうか。 タイトルで線審と書いてるのはわざとです。 副審ですね。
最後にオフサイドについて、条文で理解が難しい人向けに、 図で説明してる資料のリンクを貼っておきます。 http://www.jfa.jp/documents/pdf/soccer/guidelines_11_2015.pdf
ナベさん
Re:アレはオフサイドだろ!関与してるだろ!線審は旗揚げたら最後まで主張しろ!
2015-06-14 07:40
なるほど! そうですか 解りました! ありがとうございました。
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