2015年04月01日
2015/3/29(日) J2 第4節 大宮アルディージャ vs コンサドーレ札幌 NACK5スタジアム大宮へ行ってきました。 バクスタホーム自由席で、前方の席に陣取ります。 とにかく近い! 選手がボールを蹴る音や、走るときの風切る音や、選手間の指示の声まで聞こえます。 双方のゴール裏に屋根がないので、必要以上に音が反響せず、ピッチの音が身近に感じられます。
前回記事 アタッカー対決!古田vs泉澤(工藤光の同期)に注目
今回は、選手やサポやセレモニーの様子など。 ★パウロン 裏を突かれても一瞬で追いつく瞬発力、圧倒的な高さ。 周りにいた大宮サポでさえ「パウロンすげえ」って声が漏れるほどでした。 レッドカードもらったプレーも、パウロンだからこそ追いついたプレーに見えました。 (河合と櫛引だと追いつけたかどうか?) 週の中日にお休みなのは、パウロンが壊れないためにもちょうどよいですね。 一人ターンオーバーw 夏に名古屋あたりに買われないよう、気を付けましょう。 ★櫛引 富山に押し込まれる場面や、ハイボールの処理がまずい場面が目立ちました。 対人でマークを外すことはなかったですしシュートブロックにも入れてましたが、 体を当てて相手の動きを止めて落下地点に入るとか、 奈良がよくやるプレーが櫛引からはあまり見られず、 「差がついたなー」という印象は今のところ覆っていません。 ★ナザリト 彼の場合、全力で走り回る守備は不要です。 いやらしいポジショニングでスペースを消して動き回るだけで、十分威圧感があります。 全力で走り回ることだけを見て「守備してる」と判断するのは、彼の場合間違いかな。 後半も枚数で負けてるのに空中戦でシュートまで持っていったり(枠上に外れたが)、 周りの大宮サポも「ナザリトこえー」て唸ってました。 私が見ても、あの胸板と尻と太腿は怖いですw反則です。 なお、ナザリトが抗議してイエローもらったプレーですが、 菊地がナザリトの前にギリギリで左肩をねじ込み 左腕でナザリトの体を巻き込むように抑え込んでいたので、 ナザリトからすると「腕使って抑えていて反則だろ!」と怒るのも無理はなく、 怒ってガス抜きしたんなら、まあしょうがないかなという感じです。 菊地といい、河合といい、腕を使った狡猾さがよく見える。さすがサカスタだ。 ★河合竜二 富山がうまーくファウルを取りに行ったり、泉澤にはスピードに負けていたり、 河合を狙っていたプレーが散見されました。 でも、最後のところでやらせない河合はさすがです。 ずるさを感じさせないうまさがあるなあ。 でもちょっと手を使いすぎかな。気を付けないと。 ★堀米悠斗 フル出場。 パウロン退場につながったバックパスはスピードも緩く、判断がいまいちでしたが、 それを除けば目立ったミスもなく、及第点だったといえます。 パウロン退場後、福森が最終ラインに、堀米が左サイドに、宮澤が中盤の底にスライドしたのも、 堀米が先発してたからこそできたシフトですし、 今後もうまく使い続けたいなあと思わせてくれました。 願わくば、もう少し強気のパス(縦やサイドチェンジ)をしてほしいかな。 稲本が縦とサイドの出し入れの判断が良く、とても目立つのに対し、 堀米からは稲本ほどのインパクトがありませんでした(全くないわけではない)。 最後の方、左サイドで活き活きしていたのは気のせいでしょうか。 ナザリトに合わせたセンタリングは見事でした。 どちらかというと、左サイドバックの方が向いてる気がします。 ★金山隼樹 横谷のFKで逆を突かれたのは、駆け引きに負けたかな?って感じでしたが、 パウロン退場後のFKを弾いたのビッグセーブは見事。 あれで札幌サポは一気に盛り上がりましたし、大宮サポは頭抱えてました。 遠目に見てもいいコースでした。 ★福森晃斗 初めて見た。うまい。うますぎる。(これ気に入った) たぶんサッカー脳は相当高いんじゃなかろうか。とにかく判断が良い。 行くべきところと待つところとか、全体が見えてる感じがする。 対人で負けちゃったり、プレーエリアがちょっと狭いかな?と感じる場面もあるけれど、 全体的には目立たないけどよいプレーが多い。「当たり」の選手だな。
★大宮の運営スタッフ(アウェーゴール裏) 前半の最初の方「パホーッ」って聞きなれないホーン(ブブゼラじゃないけど、たぶんその類)の音が聞こえて、間もなく没収されてました。 サーっと階段を滑り降り、現場に入り込み、没収して撤収。 その素早いこと、決断の早いこと。 こういうとき、入り込みやすい立見席って有効かもしれませんね。 何が起きたのか理解できなかった人は噛みつきに行った風でしたが、どちらかというとそれをなだめて「ルール順守」していた人が多かったかな。 大した話でないですし、どっちが悪いとかそんな話はどうでもよくて、戦いの真っ最中で殺伐としてるエリアに突入し、毅然とした態度で瞬時に相手を納得させ、周りには何事もなかったかのように気づかせない。 場の空気が壊れることもなく、単にその手際の良さに「J1クラブさすがや」と思ったのでした。 試合中、ピッチ見ないでそこに目が行く自分もどうなんだろ?試合見てない証拠だw ★「集中しろー」 これって何してほしいんだろう? 具体性のない声って、結局のところ、ピンチを脱する具体的な手法を提示できない⇒ただ叫んでるだけ⇒邪魔、と思うわけです。 それを外(客席)から中(ピッチ)に向かって何度も発して何か意味あるの? 試合中、全く中身のない声を何度も発する客が近くにいて、ちょっとイライラ。 どっちかに肩入れするとかいう以前の話。 「どんどんいけいけー」とか中身が薄くても、周りを少しでも盛り上げる声ならいいけど。 ★家長を見たかった 家長を初めて生で見たのは、札幌が天皇杯準決勝で戦ったG大阪戦。 ドリブルして相手に体を寄せられても全く軸がぶれない姿に感動した記憶があります。 とにかく倒れず、バランスが良い。 そのプレーを再び見れる良い機会とおもっていたのに。 三ツ沢で見るか。 ★ムルジャを見たかった ムルジャとパウロンのマッチアップも見たかった。 パウロンが欧州のリーグのトップスコアラーと対峙して、どのくらい通用するのか。 札幌の勝ちを求める方には悪いのですが、家長とムルジャを見たかったです。 いたら結果は違ったのかなー。いればもっと圧倒されたかもー。たられば。 ★札幌サポの太鼓がうまい バンドでドラムでもやってるんでしょうか。 単調なリズムでなくて、左右でリズムとかたたく回数が微妙に違って、 ずっと聞いていても飽きが来ない。 音楽に造詣がないので、うまく表現できませんが、心地よく高揚するのが自分でもわかります。 客が客をノせる技術があるといってよいと思います。 ★試合開始の札幌コールでみんな立った ゴール裏の2階席も、アウェーバクスタ指定席もほとんど立ちました。 思わず見入ってしまいました。 「すっげー!なっまらたくさんいるわ!」と思わずポロリw ★前売り28(土)時点で、1800枚売れてたアウェー席。 ビジターバック指定 当日券 無 0 ビジターサポーターゾーン 当日券 有 1,856 http://www.ardija.co.jp/news/detail/8408.html ビジターバック指定は約300席 ビジターサポーターゾーンは約3300席 合計3600席のところ、残りが1856席ということで、ざっくり1800枚。 当日券の客が多いのかわかりませんが、2000人弱は入ったんじゃないかなあ。 ビジターゴール裏は全面開放してましたし。 ★日本人はスーツ姿が恰好悪い! オーダースーツSADAの社長がセレモニー絶叫。 「日本人は体に合わない既製服を着て、似合っていない。恰好悪いと言われる」 「私はこれを変えて、日本人のスーツ姿が恰好よいと言わせたい」 「体形に合ったオーダースーツを作って、東洋オリンピックで日本人は恰好よいと言わせたい」 大宮サポだけでなく札幌サポからも拍手喝さいでした。 腕が長くて尻がでかい私は、既製服を買ったことがないな。 体に合うスーツが売ってないからだけなんだけど。 自分に合う既製服探し回る時間があったら、オーダーしたほうが速いし、結果的に安いし。 ★大宮公式サイトのイベントレポート 楽しい雰囲気が伝わってきます。 こういうところに記者、カメラマン、広報の類を投入できる層の厚さを感じさせます。 札幌公式にはできないです(マンパワーが足りない)。 それを補完するのがサポーター発信のSNSだったり、サポーターズブログだと思うのですが、 どれだけスタジアムが楽しい雰囲気を伝えているのでしょう? 皆さんのホームにあるサッカースタジアムの楽しい雰囲気をどんどん伝えてほしいなあ。 http://www.ardija.co.jp/match/2015/j2/04/report.html
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