2015年03月09日
Jリーグが今年からトラッキングシステムを導入しました。 Jリーグのプレスリリース Jリーグトラッキングシステムの導入を決定 1)軍事技術として使われる自動追尾(トラッキング)システムを応用 2)走行距離、走行スピード、プレーの位置やボールの動き等のデータをリアルタイムで取得可能 3)取得データを可視化できるシステムによって、選手の動きをリアルタイムでアニメーションに再現
ここに金をかけてきたかーというのが正直なところ。 たぶん、最初のころは「すげー」って感想が飛び交うと思うけど、 だんだんこなれてきて、目新しさがなくなったあたりでどうなるか。 でも、データに残すことで、データオタクの血が騒ぐ人は多いかも。 以前から、走行距離は出回ってましたが、スプリント回数を 掲載するようになったのはよいですね。 全試合と思ったのですが、すごくめんどくさいのでw、 昇格組の試合の最も走行距離が長かった選手と スプリント回数の多かった選手を並べてみました。 各クラブとも特徴が出てます。
仙台 走行距離1位 MF奥埜12.18Km スプリント1位 MF菅井36回 チーム合計110.56Km チーム合計180回 ※仙台は63分に1人退場になった。 山形 走行距離1位 MFキム11.89Km スプリント1位 MFキム35回 チーム合計114.22Km チーム合計168回 http://www.jleague.jp/match/j1/2015/030701/live#trackingdata チーム全体の運動【量】で勝負する山形。 1人1人のクオリティが必ずしも高いわけではないので、 そこを強みにするしかないよなあ。
名古屋 走行距離1位 MF矢田11.06Km スプリント1位 MF永井21回 チーム合計102.16Km チーム合計135回 松本 走行距離1位 MF岩上11.76Km スプリント1位 MF岩上19回 チーム合計110.90Km チーム合計161回 http://www.jleague.jp/match/j1/2015/030702/live#trackingdata 名古屋の走行距離が少ないですね。 確かに、自分のエリアから出て行かない、あまり動きのないチームでした。 永井と小屋松の 松本は動く場面と動かない場面がはっきりしていて、 後ろから大きく蹴り出したときは、全員が押し上がるのではなく、 1人いかせてサイドに出させれば、岩上高速スローインのために、 ダラダラ上がっていくという場面もあった。 使い分けしてますね。
湘南 走行距離1位 MF菊地11.77Km スプリント1位 MF高山25回 チーム合計113.39Km チーム合計172回 浦和 走行距離1位 MFキム11.96Km スプリント1位 MF武藤20回 チーム合計113.46Km チーム合計147回 http://www.jleague.jp/match/j1/2015/030708/live#trackingdata 走行距離で浦和が僅かに上回ったが、ほとんど差はない。 そして、雪崩攻撃が特徴の湘南は、スプリント回数で圧倒。 浦和は、つなぐことができるチームなので、あまりスプリントが多くないのか、 ACLあるから省エネサッカーだったのか。
通りすがり
Re:Jリーグ トラッキングシステムを導入!J1毎節全試合!こりゃすごい!
2015-03-10 16:05
選手トータルでの走行距離はポジショニングが流動的な証拠で多い方がいいと思いますが、 スプリントの回数はどうなんでしょうね。 スプリント回数多くても試合は負けてる ⇒走らされるだけ走らされて交わされてる。プレスが効いてない。同点弾・逆転弾を狙って焦ってる。 チームスタイルの違いもあるし、単にやる気のバロメーターだけじゃないような気もしました。
sca
Re:Jリーグ トラッキングシステムを導入!J1毎節全試合!こりゃすごい!
2015-03-11 19:10
まだ出始めたばかりで、読み手も使い方を模索してるでしょう。 パス数やエリア別プレー回数とともに読み解くとよいかもしれません。 走行距離はスタミナを、スプリントはスピードとスタミナと負荷耐性を図る道具ともいえそうです。
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