2015年02月16日
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ドーム使用料と一口に言っても、クローズドアリーナ使用料(2万人まで800万円/日)だけでなく、 応接室(21万円/日)、室内練習場(7万円/日)、映像装置(35万円/半日)、アリーナ放送設備(10万円/日)、 中継放送設備(100万円/日)など多岐にわたる費目があり、それら全て含むともっと大きな金額になります。 今回は、それら諸室や備付物件を除き、クローズドアリーナ(2万人まで800万円/日)のみで算出しました。 ■算出結果 2014年度(17試合):96,263,200円(推定) 2013年度(10試合):60,645,200円(推定)
解説 ■2014年度使用料の計算。 A)ドーム開催17試合×8,000,000円=136,000,000円 B)超過料金(1試合) 633人×400円= 253,200円(※1) C)減免試合数15試合×2,666,000円= 39,990,000円(※2) ========================== A+B-C= 96,263,200円(※3) ※1)2万人超過は小野加入初戦の1試合(20633人) ※2)2014年度減免額(予算)は使用料8,000千円の1/3(≒2,666千円)→出典:平成26年度評価調書 ※3)クローズドアリーナの使用料に限定しており、諸室や備付物件の使用料は含まない。 仮に下記を含む場合、年間27,540千円(=1620千円×17試合)が加算される。 応接室(21万円/日)+室内練習場(7万円/日)+映像装置(35万円/半日) +アリーナ放送設備(10万円/日)+中継放送設備(100万円/日)=162万円 ■2013年度使用料の計算。 A)ドーム開催10試合×8,000,000円= 80,000,000円 B)超過料金(1試合) 4817人×400円= 1,925,200円(※1) C)減免試合数 8試合×2,666,000円= 21,280,000円(※2) ========================== A+B-C= 60,645,200円(※3) ※1)2万人超過は最終戦の1試合のみ(24817人) ※2)2013年度減免額(予算)は使用料8,000千円の1/3(≒2,666千円)→出典:平成25年度評価調書 ※3)クローズドアリーナの使用料に限定しており、諸室や備付物件の使用料は含まない。 仮に下記を含む場合、年間16,200千円(=1620千円×10試合)が加算される。 応接室(21万円/日)+室内練習場(7万円/日)+映像装置(35万円/半日) +アリーナ放送設備(10万円/日)+中継放送設備(100万円/日)=162万円 ■数値の妥当性 2014年3月に公表された2013年度の有価証券報告書によれば、札幌ドーム+厚別の年間の競技場使用料は以下の通り。 その他の興行原価のうち主なものは、次のとおりであります。 競技場使用料(ドーム+厚別) 96,097千円 算出したドーム使用料 60,645千円(※4) ※4)厚別使用料、ドーム&厚別の諸室や備付物件の使用料は含まない。 年間の競技場使用料内に収まっていて、なおかつ厚別使用料、ドーム&厚別の諸室や備付物件の使用料を 考慮すると近い値になりそうなので、概ね合っているといえます。 (計算過程誤りや解釈誤りなど、つっこみ大歓迎。正しい情報として固めたいので。)
さて、この情報はコンサドーレ札幌のサポーターなら知っていて当然のことですし、 わざわざ載せるほどの話題ではありませんが、ドーム使用料について私見を述べるにあたり 正確に押さえておかねばならないので、復習と確認のため、あえて載せました。 さらに重要事項を載せます。 1)減免された2,660千円分の使用料の穴埋めのため、同額を札幌市が補助金として(株)札幌ドームに交付している。出典→平成26年度評価調書 2)これとは別に、コンサドーレ札幌は「下部組織育成」「サッカー普及育成」「試合運営補助組織育成」「厚別競技場周辺地域安全対策」として、69百万円(2014年度予算)の補助金が交付されている。出典→平成26年度評価調書 3)コンサドーレ札幌が札幌ドーム+厚別競技場へ支払っている競技場使用料総額は96,097千円(2013年度実績)。出典→有価証券報告書(平成25年12月期) 4)コンサドーレ札幌の興行原価(チケット販売費,競技場使用料,運営費、協会委託費等)は2013年度決算240,176千円、2014年度予算で285,000千円。出典→予算実績(平成25年12月期) 5)札幌ドームのクローズドアリーナ使用料(2万人まで800万円/日)は札幌ドーム条例第10条で規定されている。出典→札幌ドーム条例 6)札幌ドーム使用料については、(株)札幌ドームのホームページでも紹介されています(こっちのほうが表になっていて見やすい。内容は同じ)。出典→主催者の方へ 7)日本には大型のドームが5つあり、最も良心的な価格設定(2万人まで800万円/日)なのが、札幌ドームです 東京ドーム 全日 7:00~24:00 全面 基本料金 ¥17,000,000 情報元 ナゴヤドーム スポーツイベント 1日料金 土日祝日 ¥11,448,000 (8:00~22:00) 情報元 ヤフードーム プロスポーツ土・日祝日料金(12時間)¥10,000,000 情報元 京セラドーム大阪 プロスポーツ基本料金(7時-24時)¥14,000,000 情報元
今回の記事では、以下の事項を考察します。 1)札幌ドーム使用料をさらに減免するには何をすればよいか 2)そもそも減免することが正しいのか 3)もっと他にやるべきことがあるのでないか
・・・と、いろいろ考察すべきことはあるのですが、 そもそも支払っている金額が概ね合っているのか、ぜんぜん違うのか、 もう少し検証してから掘り下げようと思います。 ただし、結論としては、以下のとおりでブレることはないかな。 条例を変えてでも使用料をもっと安くしたいという思いのある方は、 その減った分の収入をどうやって埋めるor増やすのかを並行して考えてほしいなあ。 それがよりよい提案というものです。 なお条例云々に頭使うより、入場料収入を増やす活動に頭を使う方がマシというのが私の結論。 長いので、つづく
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