2015年01月16日
推薦といっても、持株会とは全く関係のない、とあるセミナーでの話。 親会社のない地方のサッカークラブ(札幌福岡など)が、 もっと大きなクラブになるには、何をすればよいか? という議論になったときの話。 私が、親会社のない地方のサッカークラブ(札幌福岡など)が、 もっと大きなクラブになるには「溝畑宏氏を営業マンにする」と考えたのは、なぜか。 前回記事 私が溝畑宏氏を推薦する理由(1)こちら
1)親会社のない地方クラブに社長としてタイトルをもたらした経験もつ唯一の人物である 2)大スポンサーを引っ張ってきた行動力と営業力とクロージング力を持つ人物である 3)成功と失敗を経験しつつ社長退任後すぐに異業種の第一線に転じた人物である 解説 1)親会社のない地方クラブに社長としてタイトルをもたらした経験もつ唯一の人物である 2)大スポンサーを引っ張ってきた行動力と営業力とクロージング力を持つ人物である Jリーグが誕生して20年余り。 Jリーグには、リーグ戦、カップ戦、天皇杯などのタイトルありますが、 これらのタイトルはビッグな親会社を持つクラブが獲得してきました。 しかし、その歴史上、唯一の例外が2008年ナビスコカップを制した大分トリニータです。 ただやみくもに努力だけしたわけでもないし、たまたまよい選手や監督がいただけでもない。 タイトル獲得ができる選手や監督・スタッフを保有できるチーム人件費を賄うため、 地元に属さない大スポンサーとクラブを結び付けたことが大きいです。 Jリーグの理念からすれば、地域やクラブに関わる企業がスポンサードするのが通例ですが、 全く関係のないところから、胸スポンサーを見つけてくるなどの成果をあげています。 よいことばかりではなく、クラブと県や知事との関係性や、 資金繰りが悪化し債務超過額がえらいことになったり、 異常に高い人件費率など問題も数多くあるのですが、 自治省出身で県に出向した経歴を持つ元役人ともいうべき人が、 それだけの行動力を持つというのは驚きですし、それを活かす手はないと考えています。 注意したいのは「任せる」ではなく「得意分野を活かす」です。 ちなみにタイトル獲得の惜しい例としては、2012年のリーグ戦で仙台が2位、 2014年の天皇杯で山形が準優勝、2006年の天皇杯で札幌が3位というのがあります。
解説 3)成功と失敗を経験しつつ社長退任後すぐに異業種の第一線に転じた人物である 大分のクラブ経営が行き詰まり社長退任し、表に出てない問題もあるようですが、 そういった過去を持ちながら、社長退任後にあっさりと「観光庁長官」に就きます。 言葉悪く言えば「どういう神経をしてるのか?」となるのですが、 その図太さには驚かされます。 経営失敗した状況で社長退任した人で、すぐに表舞台に返り咲く・・・ いや、表舞台に居残った人物ってJリーグの歴史上、ほかにいるのでしょうか? (潜伏期間wを経て表に出てきた人はいますが、居残ってる人が他にいたかな?) そもそも溝畑氏よりもひどい経営でもっと大失敗したサッカークラブ社長経験者を 私は他に3人は挙げられます。 そこでの反省や経験は、そのクラブの中で活かされていると思いますし、 それらの社長経験者をどうこう言うつもりはありません。 でも、失敗の度合いが大小はともかく、追われるように退任した社長経験者はたくさんいる中、 メディアの前に居残ってるのは溝畑氏だけかと。
結論。 今後どんな展開が待っているのか、外から傍観したいと思います。 私は持株会会員ではないので、あれこれ口出し無用ですし。 持株会の理事に推薦され承認されたとの新聞記事が載ること自体極めて異例で、 それだけメディアにとっては扱いやすい人物なことが垣間見えます。 (元役人というのがミソですね) 持株会の理事会という組織は、定期的な理事会開催はされているようですが、 外から見て休眠(または硬直化)してるように見える(ある種理想の姿ではある)ので、 活性化するとか刺激を与えるという意味では、よかったんじゃないでしょうか。 こういった会員組織の場合、理事候補を否認/容認することって、 どんどん無関心になっていきますから。 でも、持株会ではなくて、クラブの営業部門の外商担当のような立場に収まってほしいなあ。 ○○部長のような役職とか部門トップや社長ではなく、という条件が付きますが。 そして、溝畑氏の持つ人脈とクロージング力と営業力と発信力を「利用」してもらいたいです。 んー、なんだかえらそうな締めだw おわり。
校閲者
Re:私が溝畑宏氏を推薦する理由(2)
2015-01-16 09:54
それを活かす手はないと、、。 ⇨ それを活かさない手はないと、、。 --------- コメント、削除して下さい。
プロフィール
最新のエントリー
月別アーカイブ
カテゴリー
コメント
検索