2014年12月22日
J2札幌が甲府のインドネシア代表FWイルファン・バフディム(26)を獲得することが分かった。 http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20141222-1412058.html 今のところ、よく読まれるサッカー記事の1位のようです。 磐田の前田より上ってすげーな。
さて、今回なぜコンサドーレ札幌がイルファン獲得に動いたのか? ↓の画像を見ていただければ、ご理解いただけるかと思います。 WakuWakuJapanとは、スカパーが出資する、 東南アジアで日本のコンテンツを配信するテレビ局です。 今は、インドネシアとベトナムで放送中。 引用すると・・・ 日本の番組が見られるエンターテイメントチャンネルです。 全ての番組が現地の言葉でご覧いただけます。 ドラマ、映画、音楽、アニメ/特撮、スポーツ、カルチャー、エンタメ、ドキュメンタリーなど 日本で人気のある選りすぐりの番組を24時間365日お届けします。 http://www.wakuwakujapan.tv/ja/about/ その大スポンサー様の事業パートナーとして、コンサドーレ札幌が動き、 試合に出られる東南アジア選手として白羽の矢が立ったのが イルファンなわけです。 よく誤解があるのですが、J2札幌の試合映像がインドネシアで放映されたからといって、 札幌の収入がうなぎ上りにはなりません。 放映権料収入は、基本的には均等配分なので。 ただし、放映回数と東南 アジア戦略への貢献として、インセンティブはつきます。 つまり他のクラブよりは、少し多くもらえると。 その額は、あまり期待しなくてよいです。 むしろ、WakuWakuJapanがクラブパートナーとして入っていることに期待しましょう。
さて、イルファンですが、 一昨日まで行われていた東南アジア最大の国際大会 AFFスズキカップのインドネシア代表の直前合宿まで同行していましたが、 けがのため離脱して参加はかないませんでした。 甲府は所属先クラブ名としてAFFスズキカップの公式サイトに掲載されることを 期待していたと思いますが、残念ながらそれもかなわず。 本人にとっても、クラブにとっても残念なケガ離脱となりました。 インドネシアは、ベトナム、フィリピンに次ぐ予選グループ3位で、 上位4カ国で争われる決勝トーナメントに進めず。 でも、ステファノは代表歴1試合くらいだったのに対し、 イルファンは現役代表ってことで、 選手の評価はインドネシア国内ではステファノより上のようです。 J1クラブが東南アジア選手を獲得したって、試合に出れやしないので、 J2クラブへ移籍というのは、本人にとっても良い選択たと思います。 J2である優位性が出た獲得といえます。 日本に1年いた経験を活かして、バンバン試合に出てほしいですね。
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