2014年12月22日
Jリーグ経営情報開示資料2013年度版から、コンサドーレ札幌のアカデミー収入と現在地と目指すべき未来を探ります。 今回は、2013年J1/J2アカデミー収入に焦点を当てます。
もくじ 1★2013年J1/J2営業収益(売上)ランキング(百万円)こちら 2★2013年J1/J2広告料収入ランキング(百万円)こちら 3★2013年J1/J2営業収益に締める広告料収入の割合ランキング(百万円)こちら 4★2013年J1/J2入場料収入+アカデミー収入+その他収入の合計ランキング(百万円)こちら 5★2013年J1/J2入場料収入ランキング(百万円)こちらこちら 5-1★2013年J1/J2年度別入場料収入こちら 5-2★2013年J1/J2年度別スタジアム別入場者数こちら 5-3★年度別入場料収入と興行粗利こちら 6★2013客単価J1/J2 客単価(円) 興収(百万円)こちら 6-1★2013客単価+バクスタチケット価格J1/J2 客単価(円) 興収(百万円) バクスタチケ代(円)こちら 7★2013年J1/J2アカデミー関連収入順(百万円)こちら←今回★ 8★2013年度J1/J2チーム人件費順(百万円)こちら 9-1★2013年度J1/J2チーム人件費/勝ち点比率(勝ち点獲得の効率の良さ)こちら 10★2013年J1定着,残留,昇格/J2PO進出基準こちら 11★コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか? 参考資料 2013年度Jクラブ経営情報開示 有価証券報告書平成25年12月期(PDF:6.24MB) 予算実績平成25年12月期(PDF:189KB) 経営状況で見るコンサの現在地(2011年度まとめ) コンサドーレ札幌はJ1定着,残留,昇格/J2PO進出できるのか?(2012年度まとめ)
★2013年J1アカデミー収入順(百万円) 親会社クラブ収入 経費 粗利 売上利益率 日産 横浜FM455 314 141 31% 東京ガF東京422 255 167 40% 鈴与 清水 319 197 122 38% 住友 鹿島 269 166 103 38% トヨタ名古屋258 191 67 26% ヤマハ磐田 249 182 67 27% 富士通川崎F164 75 89 54% ===J1平均158 113 45 28%== -- 新潟 143 128 15 10% Docomo大宮 142 68 74 52% エディ広島 99 126 -27 -27% -- 仙台 88 68 20 23% -- 鳥栖 74 23 51 69% 日立 木白 71 40 31 44% -- 大分 48 70 -22 -46% -- 甲府 36 21 15 42% 三菱 浦和 15 102 -87 -580% -- 湘南 0 0 0 0% ヤンマC大阪 0 0 0 0% ※浦和、湘南、C大阪は別法人化されてるので別会計です。 歴史と伝統があり、大都市圏にある横浜FMとF東京が4億円超え。 ここの粗利だけで、1億円を超えている。 トップにアカデミー卒の選手が昇格→ブランド向上→スクールに入る子供が増える→収入増える J1クラブのアカデミーは、そのブランド力の維持をしつつ、良い選手を集め、スクール生も集める。 こういうサイクルが生まれている証拠だ。 週1回のスクールで月謝1万とかどーなの?って思うけど。 札幌もアカデミー部門で1億円の粗利を生むようになってほしい。
★2013年J2アカデミー収入順(百万円) 親会社クラブ収入 経費 粗利 売上利益率 楽天 神戸 231 115 116 50% -- 東京V174 91 83 48% -- 福岡 171 58 113 66% パナ G大阪138 114 24 17% 京セラ京都 134 145 -11 -8% -- 岡山 75 18 57 76% == J2平均 74 46 28 38%== -- 愛媛 67 9 58 87% -- 栃木 64 32 32 50% -- 山形 61 64 -3 -5% 大塚 徳島 58 28 30 52% JEF千葉 55 73 -18 -33% -- 札幌 54 59 -5 -9% -- 富山 52 22 30 58% -- 北九州 50 26 24 48% -- 横浜FC 46 38 8 17% -- 岐阜 41 33 8 20% -- 鳥取 40 27 13 33% -- 水戸 38 10 28 74% -- 長崎 36 26 10 28% -- 熊本 23 17 6 26% -- 松本 5 5 0 0% -- 群馬 4 9 -5 -125% 意外なのは、G大阪の収入の低さ。 伝統もあるので、もっと稼いでいると思っていた。 東京Vはここが支えているといえる。 大健闘しているのは福岡。 人口の多さもあると思うが、強豪高校が多い九州で、これだけの収入と粗利を生むのは大変だろう。 しかし、昨年福岡U18がプリンス降格したのに対し、東福岡が高校総体で優勝するなど、 ユースに逆風が吹いているともいえる。 岡山、愛媛も健闘している。 こう考えると、札幌は少なすぎる。 収入も低いが、粗利も低すぎる。 人口は多いが、若年齢人口が少ないのと、 人を集めようにも人口密度が低いので活動範囲が広域なため人集めが苦しいだろうか。 少しずつ収入は増えている(41百万→44百万→54百万)ので 札幌U-18ブランドが向上した今のうちに、さらに事業拡張したいところだ。 ・・・千葉も札幌に似てますね。
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