奈良竜樹(札幌)はライバルのCBに打ち勝てるか?(U21日本代表タイ遠征選出)

2014年12月05日

コンサドーレ札幌 荒野拓馬選手 奈良竜樹選手 U-21日本代表 タイ・バングラデシュ遠征 メンバー選出のお知らせ
http://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/12/018063.html

同世代に強烈なCBが4人いるため、奈良さんの力をもってしても
なかなかU21代表に定着できていません。

シーズンオフなので「1チーム1人」という縛りがない
西野(G大阪)が怪我中

ということもあり、順当に選ばれた感がありますが、
U19から三浦弦太(清水)も選出され、
高身長タイプのCBにもう1人加わった格好。

というわけで、奈良さんも含めた、CB争いのライバル達の
昨年度と今年度成績を並べてみよう。

奈良竜樹(札幌) 180cm/70kg
 2014年(J2) 39試合 3,510分 0ゴール
 2013年(J2) 35試合 3,093分 1ゴール

遠藤 航(湘南) 178cm 75kg
 2014年(J2) 38試合 3,364分 7ゴール
 2013年(J1) 17試合 1,530分 3ゴール

岩波拓也(神戸) 186cm 72kg
 2014年(J1) 23試合 1,770分 1ゴール
 2013年(J2) 37試合 3,223分 2ゴール

植田直通(鹿島) 186cm 77kg
 2014年(J1) 19試合 1,452分 0ゴール
 2013年(J1)  0試合   0分 0ゴール

西野貴治(G大阪) 187cm 73kg
 2014年(J1) 12試合  991分 1ゴール 
 2013年(J2) 29試合 2,602分 3ゴール 

三浦弦太(清水) 182cm 77kg
 2014年(J1) 6試合 451分 0ゴール
 2013年(J1) 2試合 30分 0ゴール

岩波、植田、西野、デカイぜ。
この3人+遠藤航+三浦との争いは、ハイレベルですね。


12/6追記

改めてよく見ると、2012年にまさかのJ2だったG大阪と神戸で恩恵を受けたのは、
岩波と西野だったなあと思います。
ほかの若手(高卒大卒1~2年目)にとっても、J2効果があった。
いくら能力が高く将来性があるといえどもJ1だと使いづらかったはず。
よいタイミングでJ2に落ちたもんだ。
それをプラスに変えて、G大阪は3冠目前ですからねぇ。

遠藤(湘南)が来年J1へいくので、奈良のライバル達は皆J1。
100試合も突破しJ2でやるべきことはほぼやりきった(J1昇格も経験してますし)感がある奈良さんが、
ここで焦りを感じてJ1クラブのオファーを受けるんじゃないの?と思ってしまう。
奈良さんは高いレベルを意識してる(特に第一の選択としてクリアではなくてパスしようとするところ)のがよくわかるので、
何年もJ2クラブに居続けることが彼の成長を妨げるのでは?と思ってしまう。
でもまあ、経営的戦力的には五輪まではいてほしいんですけどねー。

欧州経験者の育成関連セミナーでの一幕。
「21歳、22歳は若手ではない。」
この意識をもてるかどうかで、見る側の意識もかなり変わります。
「21歳の頃のメッシや、いまのネイマールを「若手」なんて言いません。」
と言われて、「あー確かに!」と思える人は、厳しく選手を見られる人だなーと思いました。


post by sca25

18:01

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

かじか

Re:奈良竜樹(札幌)はライバルのCBに打ち勝てるか?(U21日本代表タイ遠征選出)

2014-12-05 20:02

ここは、守らなけらばならない人が いるパワーで是非打ち破って欲しい!

sca

Re:奈良竜樹(札幌)はライバルのCBに打ち勝てるか?(U21日本代表タイ遠征選出)

2014-12-06 06:58

そういう意味だと、遠藤航も守る人いる強みがありますね。 奈良さんには、是非とも主力になってほしいです。

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