コンサドーレ札幌が国(経産省)支援でクールジャパンをコンテンツ発信!

2014年10月12日

Jリーグ、国支援で番組 ホームタウンをアジアにPR インドネシア・ベトナムで放送へ
2014/10/8 3:30

Jリーグは国のモデル事業として助成を受け、
Jクラブのホームタウンの魅力を伝える放送コンテンツを製作、
インドネシア、ベトナムの地上波局で発信する計画を進めている。
こちら


全文を読みたい方は、日経新聞の10/8朝刊を図書館なりバックナンバーなりで読んでください。

これだけの情報で「あーなるほどー」と思った方は、結構鋭いです。

新聞記事を引用するのは不本意なので、ヒントだけ。
・選手を通じて食や文化をPRする番組を制作、現地で放映
・育成年代のドキュメンタリーを地域の魅力を交えて制作し、現地で放映
・国の支援でコンテンツ制作、発信

コンサドーレ札幌の事業のひとつが、国からの支援で行う時代が来たのです。


今年4月にJリーグは経済産業省の共同海外現地進出支援事業に応募し、
40以上の事業の中からわずか4つが認められたうちの1つが、
Jリーグのアジア戦略です。 
興味ある方はこちらの経済産業省の資料(pdf)|ご覧ください。
3~4ページ目です。たった2ページで図や絵ばかりの分かりやすい資料ですから。

全案件一覧はこちら(pdf)。北海道関連もありますよ。

国の助成対象になるには、助成金に見合った実績をスピーディに作らねばならないので、 
提案自体は、柏(日立)、川崎F(東急)、G大阪(パナ)の大企業を軸に提案していました。 
札幌の「さ」の字もなくてがっかりしてましたが、 
10/8の日経によると、コンテンツ事業で助成金出てるようで、 
こと北海道内で言えば、一歩先行く存在になりつつあります。

国も動かした東南アジア戦略を、パートナーが無視するわけにいきませんね。
「北海道とともに世界へ」を進めていくのですから。


この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:コンサドーレ札幌が国(経産省)支援でクールジャパンをコンテンツ発信!

2014-10-13 23:21

ぶっちゃけ本業で儲けが出ないどころかトントンにするのさえ四苦八苦。 J1に上がったところでお客さんが倍になるワケじゃない。だったら本業以外でカネ呼び込んじゃえ! …と言っては身もフタもないんですが、 ノノ社長をはじめとして経営陣はかなり割り切った考えにシフトしているのでは。   直接的にスポンサードを受けるとしても大口はほぼ限界(小口はかなり頑張っているようですが)。 だったらでっかいマネーになりそうなプロジェクトに一枚噛んでその一部をもらうとか、 プロジェクトの窓口、触媒的な役割としてコンサドーレを使ってもらおうという考え方でいるのかな、と。 北海道は観光資源に恵まれる上に食糧基地としての側面もある。直行便の就航もやろうと思えばできる。   まあ、でっかいお金、ビジネスとして美味しいところは 親企業のあるJ1クラブに持って行かれるのが現実なのかもしれませんが、 実はこんな隠れた魅力がありますといった、穴場とか通好み的なテイストの糸を何本も持つ方が リスクマネージメントもしやすいでしょうし、現状北海道のマンパワーでは対処しきれないかも。 富裕層の長期滞在でお金落としてくれるのをこまめに拾ってくなんてのがありそうな感じですかね?

sca

Re:コンサドーレ札幌が国(経産省)支援でクールジャパンをコンテンツ発信!

2014-10-15 17:43

コメントありがとうございます。 >だったら本業以外でカネ呼び込んじゃえ! 広義のマーケティングとしては広告料収入に含まれるのですが、 短期的に東南アジア戦略で増やしたいのは広告料です。 ただ看板やユニスポンサーになるのではなく wakuwakuJapan、サッポロビールのように東南アジアで事業する企業を支援するケース。 マリノスは提携クラブを通じた権力者への紹介手数料がン百万だそうで、 そういうアプローチが今後は求められます。 >ノノ社長をはじめとして経営陣はかなり割り切った考えにシフトしているのでは。 三上GM筆頭に動いてるようですが、それ以外の社員からは動きが見られず。 まあトップの即断がものをいうだけに、少数の方が動きやすいでしょう。 >プロジェクトの窓口、触媒的な役割としてコンサドーレを使ってもらおうという考え方でいるのかな、と。 はい。その通りです。 Jリーグアジア室の山下修作氏の言葉を借りれば、 「サッカーを知らない人に、サッカーを利用してもらい、現地とのよい関係を築く」 ってことになります。 >北海道は観光資源に恵まれる上に食糧基地としての側面もある。直行便の就航もやろうと思えばできる。 タイ、ベトナムからの観光客は増えていますし、 タイ国際航空の新千歳バンコク線は搭乗率70%超えてるようですし、需要を喚起できれば空路が増えそうですね。 >はこんな隠れた魅力がありますといった、穴場とか通好み的なテイストの糸を何本も持つ方が ドームでやるサッカーが観光の隠れた穴場のような位置からはじめて、 観光オプションのようになってほしいですね。 その上で観戦の動機になる東南アジア選手獲得はJ2の特権です。 >現状北海道のマンパワーでは対処しきれないかも。 実はこれが最大の問題ですね。 道内景気が冷えてるせいか、新たな分野や市場に打ってでるのは、 北海道のポテンシャルに気づいてる外の人の方が多いです。 少ないなりに、いらっしゃるのです、そこにコンサが出ていくというのもアリです。 その前に信頼と実績を積まねばなりませんが。 >富裕層の長期滞在でお金落としてくれるのをこまめに拾ってくなんてのがありそうな感じですかね? 観光コースに地元選手が所属するサッカークラブの試合を ドームへ見に行って金を落とすというのは地味ながら客単価向上に寄与します。

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