2014年09月14日
ベトナムで開催されているNutifood cup 2014。 本日行われた決勝戦は1-0でベトナム代表を破り、見事優勝を飾った。 予選初戦でオーストラリアにロスタイム弾で劇的な勝利を収めたU19日本代表。 ベトナムとの第2戦では、前半に先制されながらも、後半に3点取って逆転勝ち。 そのベトナムとの再戦となった決勝。 前半は互いに中盤での激しい争いが多いが、時間が経つにつれ日本のキープ力が勝ってくる。 15金子が抑えの利いたミドルシュートを放つも相手GKにセーブされる場面もあったが 0-0で折り返す。 後半も一歩も譲らない展開となるが、後半29分ついに均衡が破れる。 中盤でボールを奪いショートカウンターから15金子がゴール正面で受け 相手にクリアされかけるも、11越智(産能大)が素早く奪い返して 9表原(愛媛)へ素早く回し、PA内左へ侵入した9表原が 相手マークを中⇒外へのドリブルでずらしたところを、左45度から左足一閃! ゴール右隅に突き刺さる素晴らしいゴールで先制した。 この1点を守りきった日本が優勝を飾った。
4万人の観衆で埋め尽くされた完全アウェーの中、 国歌斉唱まで行う丁寧さ。 U代表の親善大会とはいえ、これだけ大勢の観客で試合をできるのは とても貴重な経験といえる。 U19日本代表のスタメン。 GK 1 中村 航輔(柏レイソル) DF21 高木 大輔(東京ヴェルディ) DF 4 内山 裕貴(コンサドーレ札幌)★ DF25 茂木 力也(浦和レッズユース) DF20 坂井 大将(大分トリニータU-18) MF 7 大山 啓輔(大宮アルディージャ) MF24 井手口陽介(ガンバ大阪) MF28 小川 直毅(ガンバ大阪) MF15 金子 翔太(清水エスパルス)(C) MF32 杉本 太郎(鹿島アントラーズ) FW19 北川 航也(清水エスパルスユース) 試合は前半からともに中盤でのプレスが早く、 シュートまで持ち込めない展開続く。 特筆すべきはベトナムの球際への積極性と、キープ力の高さ。 ポゼッションはやや日本が上回るものの、 前半は日本が奪われる場面も多く、 日本のプレスをかいくぐってパスを回せる技術の高さを見せ付ける。 ベトナムで怖い存在だったのは、 10番でキャプテンを務めるNGUYEN CONG PHUONG(グエン・コン・フオン) 高いキープ力からチャンスを演出していたし、 将来ベトナム代表に食い込んできてもおかしくない存在だ。 そのうちベトナムのメッシといった異名を日本のテレビ局がつけるのだろう。 ベトナムなら日本は圧勝して当然と思い込んでる人は 試合を是非見てほしい(すぐに削除されるだろうが)。 日本とそれほど差がないと感じることが出来るはずだ。 また、なぜ彼らがベトナム国内で黄金世代と呼ばれているかも分かるはずだ。 前半のみ(youtube) フルで割りと安定している(youtube) 最終的なSTATSはこちら VET - JPN 2 SHOT 6 2 CK 3 1 OFF 1 11 FOUL 10 日本のシュートが6本に抑えられてることから見ても 圧倒したわけではないことが伺える。 ベトナムのシュートが2本で終わっているが、 予選のときより、10番や9番の仕掛けを高い位置で潰していたことが要因だろう。 前を向かせると怖い存在なだけに、しっかりとした対策と立ててきた証拠だ。 なお、日本が先制した後、喜んだ9表原が相手ゴール裏をトラック付近まで駆けていったが、 ペットボトルが何本も投げ込まれていた。 客席から距離が遠いので転がってくるのがいくつも見えただけだが、 喜び方にも少し注意した方が良いだろう。
さて、内山。 1試合休んだこともあってか、コンディションのよさが垣間見えて、 カバーリングやポジショニングがよく、危険な場面を未然に防げていた。 体も張っていたし、及第点の内容といえる。 ただ気になるのは、体を当てられると、負ける場面があり、 今後のAFCU19で西アジア勢と対戦したとき、標的にされる気がする。 空中戦や、体を張った場面で、芯の弱さがあると致命的だ。 三浦(清水)がCBの第一選択肢だろうけれど、内山の評価が2~3番手のように思える。 ここはうまく使い分けるのだろう。
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Re:U19日本代表が決勝でベトナムに1-0で勝利し優勝!(内山はフル出場)
2014-09-16 17:57
昨日は個人的にはkitaraのダブルヘッダーではあった。
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