2014年09月09日
コンケーンFC(タイ1部(日本で言うJ2))へレンタル移籍中の前寛之が、 レンタル移籍後初のゴールを直接FKで決めています。 動画はこちら(タイのスポーツメディアなので遅いです。CMが30秒くらいあります) http://sstv.siamsport.co.th/video.php?IDClipVDO=00050173 背番号16、オレンジのシューズが前寛之です。 さて、短いハイライトですが、いくつか見どころを。 ・バンコクFCはマスコットが牛(0:00) ・先発メンバーに横野純貴と前寛之が揃い踏み(0:11) ・対戦相手のバンコクFCはユニフォームが赤黒(0:14) ・バンコクFCの29番?が常盤聡みたいな身体能力 ・味方が触ったようにも見えるが、直接FKからゴールを決めています。 ↓公式記録
日本の2部のサッカー(ハイライト)を見たあとで、 タイの2部のサッカー(ハイライト)を見ると、 当たりの弱さと、心の弱さ(簡単に倒れる)を感じてしまいます。 ただ、かなり荒っぽいので、厳しい競り合いで踏ん張りすぎても 怪我してしまうので、仕方がない気もします。 ちなみに前寛之は、加入後はずーっと先発フル出場しています。 記録は別途まとめます。
12位 Pattaya United (38pts,-10) 13位 Phuket FC (36pts,-3) 14位 Trat FC (34pts,+5) ===以下、降格==== 15位 Nakhonpathom United (33pts,-1) 16位 Phitsanulok TSY FC (27pts,-24) 17位 Khonkaen FC (24pts,-20) ←★ 18位 Sriracha Ban Bueng FC (3pts,-56) コンケーンFCは下から2番目の順位で、降格圏から脱出できていません。 残り5試合で、勝ち点13くらいが必要です。 厳しいですね。 ただ、シーズン前半の遅れを少しずつ取り戻してきているので、 前寛之は、そこそこ貢献していると言えそうです(都合の良い解釈)。
万が一タイ2部(日本で言うJ3)へ降格したらコンケーンFCへ 選手を送り込むメリット云々を言い出す人がいるかと思いますが、 コンケーンFCとの提携のメリットは、以下にあると思います。 ・オーナーのカソム・チャオナン氏は、日本語英語も堪能な国際派で、大学の学長。 タイのサッカー協会やフットサル連盟の理事をやっているなど、人脈が豊富。 (AFCのHPに名前が載ってたレベル) ・道内の大学生がコンケーンFCとの提携をきっかけに留学するなど、 対応がクラブ間に留まらない幅広さがある。 ・日本の2部リーグで燻っている選手がレンタル移籍するには 出場機会が多く得られて、適切なレベルにある(試合内容はともかく) (参考)タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏は大物で親日家じゃねーかっ!
私は、今のところ提携解消といった動きを見せる必要はないと考えています。 トヨタ、ヤマハ、日産などビッグな企業が親会社のJクラブとは 異なるアプローチでの東南アジア戦略を担うべきだからです。 報道やクラブからの発表がないので、あまり活動してないように見えますが、 細く長い付き合いを目指すのであれば、今のような対応でよいと思います。 本腰入れるなら、現地駐在員を置くくらいの動きが必要ですが、 そこまでやるなら現地にスクール事業を展開するくらいのパワーが必要ですから。 コンケーンFCは、今の札幌に合った提携先だと思います。
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