西大伍(鹿島-元札幌)ポルトガル1部マリティモに移籍前提の練習参加?

2014年01月10日

おもしろいので、タイトルを煽ってみました。
元ネタは・・・コンサブログにマリティモのHPをリンクしてる方がいるので、そちらをご覧ください。

「CSマリティモ」と聞いて
「FC大阪と業務提携してて、昨年トライアルやって、日本人サッカー留学の商売してるところ」
と認識している人はどのくらいいるのだろう?
という興味はありますが・・・。

せっかくなので、過去にボツにした記事に加筆修正して掲載します。


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「CSマリティモ」と聞いて
「FC大阪と業務提携してて、昨年トライアルやって、日本人サッカー留学の商売してるところ」
と認識している人はどのくらいいるのだろう?

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FC大阪
CSマリティモとの業務提携のお知らせ(2013/4/01)
FC大阪 × CSマリティモ 合同セレクション開催のお知らせ(2013/4/22)
CSマリティモ×リーベル アトレチコ×CSコンスタンチーネ 合同セレクション開催のお知らせ(2013/04/22)
合同セレクション合格者がCSマリティモと契約・加入が決定お知らせ(2013/07/08)


ポルトガル1部にいながら、平均入場者数が3,827人(2012-13シーズン)という
一見札幌よりも小規模に見えるクラブが、日本の代理店を通じて、
なぜ日本人向けサッカー留学ビジネスを展開するのか?

そもそもの背景として考えられるのは・・・
日本人の海外志向が強まっている
手ごろに海外留学できるくらい平均収入が高い
プロになりたいという夢の実現に金を払って近づける可能性がある
といったところか。

北海道を出て道外の大学に行くのも、よりよい環境を求めて海外にサッカー留学するのも、
志向の根本部分は大差はないように思う。
しかし、決定的に違うのは、言語の通じない異文化に飛び込む覚悟があるか、ないかの差だろうか。
海外留学するときに、日本人がいる環境へ行くというのは、個人的にはありえない。
(手続きなどのサポートはあったほうがよいけれど)

そんな話はさておき、総合型スポーツクラブとしてなかなかしっかりした組織があるらしい(?)
ポルトガルの中堅クラブCSマリティモから見ても、日本の「サッカー留学市場」はおいしく見えるのだろう。

札幌関連でいえば、元札幌U18出身の中川選手が、ユーロプラス社を通じて
ドイツへ1年間のサッカー留学をしたことを記憶している札幌サポも多いはず。
(参考)元U18の中川雄貴選手がレギオナルリーガ(ドイツ4部相当)のクラブに加入

先に上げたCSマリティモのケースは、ポルトガルの1クラブを看板にして
FC大阪と業務提携し、(株)トラオムジャパンが代理店となって行っている事業。

ユーロプラス社は、海外サッカー留学したい人の希望を事前にヒアリングし、
提携先の中から、その人にあった国やクラブへ留学させ、サポートする事業。

個人の教育に金をかけられる国ならではのビジネスだし、
人材の育成という観点では、とてもよくできている仕組みなので、これらを参考に、
コンサドーレ札幌もしくはコンサドーレと代理店契約して推進するのは、とても面白い展開になると考える。

コンサドーレ札幌が同じような事業を行うとしたら、
どの国・地域をターゲットとして、どのようなビジネスにすればよいのか?

実際にこれらと似たケースで進めているのは、
コンサドーレ札幌+札幌国際大+コンケーンFCのケースだろう。
※その後

一見地味ではあるが、タイ・コンケーンFCとの提携に、地元の企業や学校とも連携した事業に発展させている。
一気にビジネスとして拡大はならないが、今後より一層東南アジアとの連携が重要になるので、
こういう活動は引き続き続けてほしい。


という記事をボツにしてました。

この記事の根幹にあるのは、広告料収入と入場料収入の拡大はアテにならないから、
アカデミー収入やその他収入を増やさねばならないという考えからです。

こんなことが頭にあるので、西大伍選手がマリティモのユニホーム着て代表と握手してる写真を見て、
「商売うまいなあ。日本人選手の練習参加を練習参加だけで終わらせない見事なメディア戦略」
「西大伍は今回の短期留学(練習参加)にいくら払ったんだ?」
というものでした。
煽りタイトルで始めたので、締めの言葉もそれっぽくしておきます。

マリティモ留学サイトの「14のメリット」の1つに、
「練習で認められれば、すぐにプロサッカー選手になれる!」
という言葉もありますから、認められて移籍できるとよいですね。


post by sca25

00:25

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