Jリーグ理事・中西大介氏。札幌の東南アジア戦略を評価

2013年10月29日

親会社J1クラブのサポーターから目の敵にされている感のある
Jリーグ理事・競技・事業統括本部長の中西氏。
(あれはむしろチェアマンの発信力不足の方が問題だと思うけど)

タイを訪問中に行われたインタビュー記事を見つけたので紹介する。
Jリーグ東南アジア戦略のこれまでを総括しつつ、今後の展望について触れたよい内容である。

是非ともご一読いただきたい。
今なら、ここで述べられていることが、具体的なイメージを以って読める内容です。

【中西大介】 Jリーグ・アジア戦略の行方 ~中西大介氏 ロングインタビュー~
タイプレミアリーグへ行こう!より
http://tpljp.net/?page_id=22135
http://tpljp.net/?page_id=22262


いくつか抜粋しておく。
「移籍による強烈なインパクトを両国で残せるスター選手ということで
 レ・コン・ビン選手に目を付けました。
 そこで手をあげたコンサドーレ札幌が獲得し現在に至っています。」

「ある程度の予想はしていましたが、移籍によるインパクトは抜群で、
 ベトナムでの反響もそうですし、日本国内での反響も
 我々の予想を越えた結果になりました。」

「レ・コン・ビンの移籍はベトナム国内において、
 ”Jリーグ”と”コンサドーレ札幌”という名を大きく知らしめました。
 多くの現地メディアが”Jリーグ”や”札幌”というワードを使い
  連日のように報道しています。」

「獲得する資金力はあるが実際に戦力として使い物になるか未知数な部分が多い、
 というのが理由の一つであり、
 そこで強化側と運営側でコンフリクト(葛藤)が生じている。
 J2の場合このコンフリクト(葛藤)が少ないので、
 J1クラブよりも先にJ2クラブが選手獲得など具体的に
 動いているという状況です。」

「Jリーグが海外へ出ていくことは、海外での宣伝効果を鑑みると、
 スポンサーにとっても魅力があることです。」

いまなら実感を以って、理解できる言葉じゃないでしょうか。


この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:Jリーグ理事・中西大介氏。札幌の東南アジア戦略を評価

2013-10-29 02:49

初めまして。このネタは、CSのJリーグラボでも語られていました。中西氏は東南アジアからヨーロッパのサッカー界に流れている多額の放映料などに触れながら、アジアの選手がJで活躍することの付加価値について語っていました。野々村社長もその時に東南アジア枠について語っていました。だからこそ、今必要なのは、レコンビン自身のの成功とレコンビンの移籍に手を貸したスポンサーや11月から始まるベトナムでの放送にかかわっているベトナムの企業の成功だと思っています。レコンビンの得点感覚と守備面での戦術理解を信じています。

sca

Re:Jリーグ理事・中西大介氏。札幌の東南アジア戦略を評価

2013-10-29 09:57

まさひろさん、コメントありがとうございます。 Jラボで野々村社長が枠について言ってたのを見て、メディア使うのうまいなーと感心してました。 レコンビンには年内の大活躍を控えていただき、 完全移籍など経て来年活躍してほしいですね。 あまり目立つと、移籍金が上がったり、他に取られたりするから、今年は控え目に。 赤字と債務超過の心配もありますが、移籍金は来年度の決算にまわせば、今年度は体裁が見繕えるでしょうし。 今年のレコンビン効果の分析し、来年はもっと伸びる予測を立て、スポンサーマネー獲得に繋げてほしいですね。

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