移籍に伴うトレーニング補償と連帯貢献その1

2013年02月04日

雇用契約中に他チームへ移籍する場合、現契約解除の違約金が発生します。
これがいわゆる"移籍金"。
その形式は個々の契約に依存し、国内移籍でも海外移籍でも基本的には変わりません。

それとは別に、育成費や連帯貢献金と呼ばれるものが発生します。
プロチームが他チームからの若手選手獲得した場合、
育成したチームに対して、育成のコストを支払う。
それを得たチームは、更なる投資を行い育成を・・・という循環が目的。

JFAの規定では、要約すると以下の2つ。

・アマ→プロ移籍:トレーニング育成費
 (16歳の4/1から-満22歳の3/31まで。
  直前の在籍団体は30万/年(4年まで)。5年以降or2つ前以前の在籍団体は15万/年)

・プロ→プロ移籍:トレーニングコンペンセーション
 (最初のプロ契約の有効期間開始日を含む年度の2/1から満21歳の1/31まで。
  J1所属時は800万/年、J2所属時は400万/年)

これらは、国内移籍時に発生するローカルルール。

海外移籍の場合は、FIFAルールが適用される。
・Training Compensation(直訳すると、トレーニング補償)
・Solidarity Contribution(直訳すると、連帯貢献)
基本的な考え方は同じ。
しかし、金額の算出方法は、JFAルールと異なる。

FIFAの"on the Regulations for the Status and Transfer of Players"
をgoogle先生に翻訳を助けていただきつつ整理してみた。
が、関連する内容は20ページほどあり・・・正確に理解できてない部分があるので、次回持ち越し。


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