ゴール直前、ゲートにバスが突っ込んで大混乱(ツールドフランス2013-1)

2013年06月30日

通算100回目を迎えるツールドフランスが、第1ステージから大波乱の展開。

ドーンという音が鳴ったと思ったら、
ゴールゲートにバスが突っ込むという事態が発生。

集団が残り15kmまで迫っている。
20分もかからず、ゴールへ飛び込んでくる状況。
時間が無い!
見事な刺さりっぷりで動かそうにも動かせない。
バックで下がろうにも、退避エリアまで距離があり、厳しい。

ゴール正面から(vittelの宣伝効果絶大)
syoumen



ゴール左斜め前から(見事な刺さりっぷり)
hidari



バスが突っ込んでから、日本での盛り上がりっぷりが分かります↓。
trend



衝突の瞬間の動画(youtube)
(屋根から水吹いてます)

ここから大混乱が始まる。

集団がゴールまで10kmを切ったところで、
ゴール手前3kmをゴールに変更するとの一報が各チームに知らされる。
バスの退避が間に合わないと判断したのか?
ゴールまで3kmのゲートは、急なカーブ(シケイン)のすぐ先で危険。

しかし、集団がゴールまで6kmあたりでバスがバックで退避開始。
無理矢理引っこ抜いて、誘導されるバス。
拍手喝さい大盛り上がりのゴール付近の観客。
後退するバス(youtube)

その頃、ゴール4km手前で大落車発生。
実況は「ウーララー!(Oh-la-la)」を連呼。なんてこったい!ってか。
有力スプリンターが落車したり、巻き込まれて先頭集団から分断される。
サガンの痛々しい映像の脇を、日の丸ジャージ新城幸也が通過するのが見えた。
新城は無事なようだ。

で、最後はアルゴスシマノのキッテルが勝利。

シマノって釣具と自転車パーツでおなじみのあのシマノです。

この大会、100回やってるだけあって、
主催者も出る方も迅速な対応をしてくるのはさすが。
しかし、途中、路肩の広告幕にかかって落者が2回発生するなど、
現地の運営は配慮がいまいちである。
あれは歩道に上げるか、もっと奥に設置すべきだった。

第1ステージから波乱の展開である。
サッカーの記憶が吹っ飛んでしまった。上原のガッカリ突進だけ覚えてる。

・・・それにしても日の丸ジャージが良く目立つ。
ヘリからの映像でもすぐ分かるし。

さて、今回のエントリの意図の1つに、
「インターネットを活用した自然流布によるプロモーション」の一例を上げてみました。
普段ありえないインパクトを活用して、大会の宣伝と企業広告を兼ねる。
開幕時のtotoみたいなもんですね。



post by sca25

12:05

他競技 コメント(0)

この記事に対するコメント一覧

コメントする