2010年08月22日
今年の8月15日、終戦記念日はアメリカで迎えました。 アメリカで 8月15日(現地時間14日)が どのように扱われているのか興味があったのですが、この日に第二次世界大戦が話題になる事は殆ど無く、第二次世界大戦と言えば 専ら12月8日(ハワイ時間 7日)の真珠湾攻撃の方が話題となるそうです。 日本は第二次世界大戦を最後に戦争はしていないので、戦争と言えば太平洋戦争となりますが、アメリカはベトナム戦争やイラク戦争など、その後も少なくない戦争を経験し、何度も終戦を迎えているからでしょうか。 それとも、自分がやられた事、負けた事は覚えていても、やった事、勝った事は覚えていないという人間の習性のせいでしょうか。 後者であれば、日本と韓国、中国の関係でも同じような状況があります。
テレビをザッピングして、やっと見つけられたのは 65th anniversary of the end of World War Ⅱ というタイトルで 女性キャスターが話している番組ひとつだけ。 ただ、番組の内容、話の趣旨は 僕の語学力では全く理解できず、第二次大戦をどのように扱っているのかも 判断できませんでした。 こんなタイトルでエントリーしようというのに なんとも情けなく、申し訳ない話です。 今年は広島の平和記念式典にルース駐日大使が出席した関係なのか、バックに流れる映像は 廃墟となった広島のものでした。 ただ、お地蔵様かお稲荷様に祈りを捧げる6~7人の女性たちや、廃墟で何かを探す子供たちの姿などであり、原爆直後の被害者の悲惨な映像は殆ど流されていませんでした。 本当ならこうした所で核兵器の悲惨さを伝えて欲しいものですが、なかなかそうは行かないのが 残念です。