諫早湾の干拓事業

2010年06月15日

先週は 殆どエントリーしていないのに 3605アクセス。
先々週は 3578アクセス。
いったい 誰が 見てくれているのだろう? 
とりあえず ありがとうございます。


函館での 愛媛戦、九州の朝刊には 結果と 得点者のみ。
またも 引き分けだったんですね。
これで4勝8分4敗、勝ち点20で 12位。
いくら 負けていないとはいえ、なんとも もどかしい結果です。


さて、諫早と言えば 諫早湾の干拓事業です。





10数年前まで、父方の本家からは 諫早湾が一望出来たのですが、今では すっかり埋め立てられています。

あの連続ギロチンのような 水門閉鎖の映像を覚えている人は多いと思いますが、あの巨大な鉄板は今、潮受堤防の下に埋もれています。
潮受堤防の上は全長8.5km(海上部分は7km)の農道になっていて、中間地点に展望台、途中2ヶ所に水門があります。
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道路は諫早市高来と雲仙市吾妻を結んでいて、道路の南の先には雲仙普賢岳が望めます。
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堤防の外は諫早湾で、浅瀬で白鷺が餌の小魚を獲っていました。
(左下の小さな白い傷のような線が 白鷺です。)
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内側は調整池で、水は少々澱んでいますが、匂いは気になりませんでした。
調整池から外海にポンプで常時排水されていますが、全体に比べると量は微々たるものです。
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調整池と干拓地の間には 内部堤防があり、内部堤防と調整池の間には 荒地が広がります。
荒地越しの遠方に 水門が見えますが、調整池は見えません。
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内部堤防の内側は すっかり農地として整備されています。
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外から、諫早湾(外海)、潮受堤防、調整池、荒地、内部堤防、干拓地(農地)という順です。

現在も 水門の開放が問題となっていますが、諫早湾の潮の高低差は5mほどもあり、開放すると この農地は海水を被り、塩害で使えなくなってしまう可能性があります。
それを防止するため、妥協案として 内部堤防の嵩上げが提案されているそうですが、そうなると また莫大な費用が掛かってしまいます。

残念ながら 今更開放しても、元の諫早湾、有明海には決して戻りません。
実際に現地を見て、水門の開放には反対という立場に変わりました。


今年、有明海の海苔は豊作だそうです。
潮受け堤防の影響は 果たしてどの程度のものなのでしょう?
不作の年はマスコミがこぞって取り上げましたが、豊作だと どこも報道しませんね。



post by aozora

23:17

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