2009年09月15日
映画「プール」の原作です。 映画を観てもよく判らなかったので、原作を読んでみよう と思って買ってきました。 桜沢エリカって漫画家だったのですね。 本屋に行ってから知りました。 基本的に ストーリーも画も映画と同じで、映画の原作というよりも、映画をモデルにして描いたマンガなのではないでしょうか。 特に さよと菊子さんはイメージそっくりですし、コマ割りもよく似ています。 マンガは 2009年8月発行、映画は 2月に撮影した訳ですから。 娘・さよがチェンマイまで母・京子に会いに行った理由が判りました。 だからと言って 甘いストーリーが深まったとは 決して思いませんが。 映画の方は セリフをカットしすぎで、あれでは 伝わるものも伝わらない。 カットするのは構わないけど、セリフの取捨選択が下手だと思います。 ゆるい癒し系作品という事ですが、ゆるいだけです。 原作も似たようなものでした。 「かもめ食堂」スタッフが贈る映画、というのは ずるいコピーですよね。 そもそも 脚本も監督も音楽も撮影も 変わっているのだから、出来上がりが違っていて 当然です。