2007年09月16日
はじめての文学シリーズ 第7弾は 川上弘美 5月に発売されて すぐに買ってあったのだけど 他に読みたい本がたくさんあったので ついつい後回しになっていた 今まで読んだことの無い作家なのに 勝手なイメージ (どんなイメージだ?) を抱いていたことも 後回しにしていた一因 で 読んでみたら ええっ こんなシュールな作家だったんだ! この本しか読んでおらず 表面をさっと舐めた程度なので シュールっていう表現が 当たっているのかどうか分からないが 全くイメージと違っていた 名前だけで 勝手な先入観持って ゴメンナサイ 収録されている作品は 運命の恋人 神様 パレード ときどき、きらいで 春の絵 椰子の実 ざらざら 椰子・椰子 草の中で 花野 北斎 うごろもち (漢字に変換できなかった) おめでとう 改めて 本を買って読んでみたいと思った あとがきの中で 「読まれたその瞬間に、小説は読んだ人のものになる。 (中略)読む人は、とにかく、どんなふうに読んでもいいのです。 作者の意向なんて、まったく考えなくていい。 徹頭徹尾、自由勝手に読んでいい。 (中略)小説を読むということは、そういうことなのです。」 という一文がある その通り! 実は僕も小学校の頃から ずっとそう思っていたんだ でも これが一般的に認知されると 「作者が言いたかった事はなんですか? 100字以内で書きなさい」 なんていう 国語のテストは出来なくなるね 小説も 映画も 音楽も 同じ だから 評論だとか 解説って好きじゃない 読書感想文を書くときには 役に立ったけどさ 1958年生まれ、、、、 僕と同い年 川上弘美にとっての“もぐら”が象徴するものと 村上春樹にとっての“羊”が象徴するものは どこか似ているような気がしたのだけど どうなのだろう?
ブラコン2号
Re:川上弘美にとっての“もぐら”と 村上春樹の“羊”
2007-09-17 00:19
今日も邪道を極めてます。 お借りした「孤宿の人」すらすら読めます。入り込めます。 …そして、やっちゃいました。 なによ、なによ、この話はどこへどういってどこに落ち着くのよ と、要所要所をパラパラ読み。 うひゃあぁぁぁぁ~。 今回は、真っ当に読めばよかった…反省。 川上弘美。 昔、蛇がでてくる話を読んだなぁ~。 今、調べました。「蛇を踏む」です。 確かに独特な世界の話が多いかも。 そういう意味では、薄井ゆうじもお薦めです。 青空さんのことだから、もう読んでるかも。 「樹の上の草魚」は、当時とても印象的な小説でした。 で、話は戻って、川上弘美なら「センセイの鞄」を読んでみたいな←小泉今日子で映画化された
青空
薄井ゆうじは“くじら”
2007-09-17 13:17
「くじらの降る森」は かなり以前に読んだ記憶が、、、 彼も独特の世界ですよね 僕も 川上弘美は とりあえず「センセイの鞄」を探そうと思ってます もぐらに限らず もののけが出てくる作品が多いようですね
青空
早速 買ってきた
2007-09-17 20:59
川上弘美 「センセイの鞄」と「蛇を踏む」 薄井ゆうじ 「樹の上の草魚」と「くじらの降る森」 「くじら~」は一度読んだのだが 記憶が今いち曖昧なので もう一度読んでみます
ブラコン2号
早いっ!!
2007-09-18 08:30
薄井ゆうじの「くじらの降る森」って 巨人が出てくる話でしたっけ? なんか、巨人がでてくる話が記憶に残っている…。 やさしくて、ちょっと悲しい話だったような。