2017年05月09日
北海道神宮にも狛犬はありますが、本殿に続く参道沿いではありません。 さて何処にあるでしょう?
答え
正面の神門の左に大きな島判官像がありますが、その裏です。 この写真では 右下奥になります。 小さく写っているのですが、この大きさでは判りませんね。
現在は職員以外通行止めとなっている小さな門の脇にあります。 何故 こんな所にあるのか? 神宮の職員の方に尋ねても、正確な理由は判りませんでした。 北海道神宮(昔は札幌神社という名称)も 昔は小さな社で、何度か建て替えられ、増築されて今の形となっているので、その当時は そちらが正門だったのではないかとの事ですが、推測でしかないそうです。
明治44年に奉納されたものです。 口は阿吽で、シンプルな姿の 基本的な狛犬です。 北海道神宮の境内には 穂多木神社、鉱霊神社、開拓神社という 3つの末社があるのですが、北海道拓殖銀行物故者の御霊を祀った 穂多木神社にも 狛犬があります。
昭和12年に奉納されています。 左の吽形像には頭に角がある狛犬、右の阿形像は獅子、正統派の狛犬・獅子像ですね。 よく見ると なかなか愛嬌のある顔をしています。 南2条東3丁目の頓宮にある狛犬は 近年 恋愛成就にご利益があると人気だそうです。
まずは 鳥居をくぐるとすぐにある 狛犬。
平成6年に奉納されたもので、まだ新しいです。 こちらも 左の吽形像は有角の狛犬、右の阿形像は獅子で、正統派の狛犬・獅子像です。 次は、本殿の正面両脇にある狛犬。
明治23年に奉納されており、札幌で最も古いものだそうです。 札幌軟石製なので、風化しつつあります。 狛犬というよりは 獅子像でしょうか。 珍しいポーズをしていますが、出雲型とか 構え獅子とかいうそうです。 このポーズからは 犬よりも 猫科の動物を想像してしまいます。 左の像は子供をかかえており、右の像は口に花の枝を咥えています。
花の種類は判りませんが、椿? 牡丹? もし牡丹だとすると 牡丹を咥えた獅子、唐獅子牡丹ですね。 ところで、 頓宮の手水舎の水口は龍です。
水と言えば 龍神様なので、あまり違和感は無いのですが、 手水舎に龍というのは よくあるのでしょうか? また 新たな疑問が出て来ました。