2015年09月26日
どちらも 知人から「面白いよ」と薦められて読みました。 しかし・・・・ 『大放言』は エッセイで、「現代の若きバカものたちへ」、「暴言の中にも真実あり」、「これはいったい何だ?」、「我が炎上史」 の4章立て。 こちらは面白かったですよ。一日で一気に読み終えました。 ここで内容について触れると、百田氏の意図が正確に伝わらずに誤解される可能性があるので書きません。 様々なマスコミから問題発言や歴史認識などで叩かれ、ツイッターは 度々炎上している百田氏ですが、少々乱暴な物言いは どうかと思うものの、発言の内容自体は そう大きくは間違っていないと思いますし、同感できる部分が 多々あります。 マスコミの報道は ごく限られた一面だけしか伝えていませんし、右から左まで マスコミによって その姿勢は大きく異なります。 百田氏の言い分も読んだ上で、いろいろな事を、自分で判断して欲しいと思います。 一方の 『幸福な生活』は 短編集なのだけれど、あまりのつまらなさ、下らなさに 読んでいて腹が立ってきて、基本的に 面白くなくても 本は最後まで読み切る主義なのですが、久しぶりに 途中で読むのをやめてしまいました。 百田氏の小説は 出来不出来の波が大きいです。