2015年01月04日
昨日3日、シアターキノで 夕方の回を観て来ました。 小さな箱ですが、女子高校生らしいグループから 僕たちのような中高年まで、幅広い客層でほぼ満員でした。
幼馴染みの男女2人が、お互いに想いを寄せながらも 告白できないまま 何度もすれ違い、じれったくも切ない紆余曲折を経て、最後は結ばれるというハッピーエンドの映画で、とても面白かったです。 正月早々 素敵な映画に出会えて良かった。
イギリスの若い男女の日常や性を コミカルに描いていますが、望まない妊娠・出産により 夢を諦めるというリアルからも 目を逸らさず、現実的にストーリーが展開していく事に 好感を持てます。 もちろん映画ですから 都合の良い展開や 予定調和的な側面がある事を 否定はしませんが、許容範囲です。 夢と現実、つまらない見栄や意地の張り合い、男女間の友情、親子の愛情、親友の暖かさ、無責任な男の姿、若者の性など、宗教に対する姿勢以外は 日本と何も変わらないというのも面白かったです。 主役の リリー・コリンズは とてもキュートで可愛らしく素敵でした。 サム・クラフリンは 誠実ながらも ちょっと気弱で優柔不断で、どこにでもいそうです。 映像や音楽も良いです。 中でも ギルバート・オサリバンの Alone Again ‐Naturallyの使われ方はとても印象的でした。 若いカップルには もっと観て欲しいですね。 大きな映画館で上映されていない事が とても残念です。