2015年01月03日
昨年は5位だった青山学院大学が 往路に続いて 復路も制し、史上初めて 10時間50分を切る大記録での 初優勝にして 総合優勝。 6区と10区は 区間2位でしたが、7区から9区までは 区間賞で、2位以下に 10分以上の大差をつけての完全優勝でした。 5区と6区は 今回から若干コースが変更となり、各々20m延長となっている中での記録短縮ですから 素晴らしいですね。 2012年の東洋大学完全優勝(3区から10区まで区間賞)の時にも感じましたが、若いだけに選手間の勢いの連鎖は凄いです。 その中にあって、7区の小椋選手は 札幌山の手高校卒の道産子選手。 親御さんはもちろん、僕は何の縁もありませんが、北海道人としても喜ばしい限りです。 一方で、2位から5位の順位争いや シード権争いは 激戦。シード権争いは 意外にすんなり決まるのかなと思いきや、最後の10区で アクシデント。倒れそうになりながらゴールするまで 医務車が 選手に並走していました。 戸塚中継所では 2校、鶴見中継所では 5校が繰り上げスタートとなって 襷を繋げませんでした。なんとか襷を繋ごうと 必死に走ってきている選手の姿が見えているのに スタートしなければならない選手の心中を思うと、本当に切ないです。 という事で、今年の箱根駅伝も、必死で走った選手たちには申し訳ないけれど、熱く 面白いレースでした。 ところで、 今回から 監督から選手への手渡しの給水が禁止されたからなのか、選手を叱咤激励する監督の声が 例年よりも大きく聞こえて来て、監督の個性が表れた声もあれば、ちょっと耳障りな声もあって、面白かったですね。 ただ、選手に並走して走る 運営管理車。時には選手に近付き過ぎたり、選手と選手の間に割り込んで来て 後ろの選手が見えなくなったり、数台が続くこともあり、邪魔です。