2015年01月02日
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 穏やかな元日を過ごし、今日2日は箱根駅伝&高校サッカーですね。 今朝は 10cmほどの降雪があったので、サッサと除雪を済ませた後は、夕方までテレビの前から離れられません。 今年の箱根駅伝は 山梨学院大がアクシデントで出遅れましたが、他チームは 抜きつ抜かれつの激戦で、目が離せないレースとなっていますね。 さて、 箱根駅伝といえば サッポロビールの企業CMも楽しみ。 今年のCMは、140年近くも前にビールづくりに挑戦した開拓者たちの想いを、現在、そして未来に繋いでゆく姿勢を表現したもので、北海道の夜空に輝く北極星を求めて旅するドキュメンタリー形式。 音楽は ゆず です。
日本で最初のビールは、享保9年(1724年)に、オランダからの使節団一行が将軍徳川吉宗へ献上した品々の中にあったとされているもの。 日本で最初に醸造されたビールは、文化9年(1812年)に、長崎の出島内で、オランダの商館長のヘンドリック・ドゥーフによって醸造されたもの。 日本人が最初に醸造したビールは、嘉永6年(1853年)頃に、蘭学者の川本幸民が、ペリーとの会食の時に出されたビールを気に入り、自宅に炉を築いて試験的に醸造したもの。 日本で最初に産業的に醸造されたビールは、明治2年(1869年)に、ドイツ人ウィーガントによって横浜外国人居留地に設立された 「ジャパン・ブルワリー」と、明治3年(1870年)に、米国人ウィリアム・コープランドによって横浜・山手に設立された 「スプリング・バレー・ブルワリー」で、この2社が 現在のキリンビール。 日本人によって最初に産業的に醸造されたビールは、明治5年(1872年)に、大阪で渋谷庄三郎が 醸造・販売を本格的に開始したもので、翌6年には 甲府で野口正章が 醸造を開始。 そして、明治9年(1876年)9月23日に、札幌に北海道開拓使麦酒醸造所が創設され、中川清兵衛を中心に醸造を開始、翌10年には 東京に出荷。これが 我らがサッポロビールです。 明治9年といえば、グラハム・ベルが電話機を発明し、日本では廃刀令が発布された年で、北海道関係では 7月にクラーク博士が来日、8月に札幌農学校が開校しています。時代を感じます。 今年のサッポロビールの企業CMのタイトルは、「美しい北極星の下で、乾杯しよう。」 140年近くも前にビールづくりに挑戦した開拓者たちの想いを、現在、そして未来に繋いでゆく企業姿勢を表現したもので、サッポロビールのビールづくりのルーツである北海道の夜空に輝く北極星を求めて旅するドキュメンタリー形式のものです。 函館駅伝の中継の中でも流されていますが、ご覧になっていない方は こちら から どうぞ。 30秒ver. と 120秒ver.があるので、是非 120秒ver.を どうぞ。 今年も たくさんの勝利の乾杯をし、最後は J1昇格を祝う乾杯をしたいですね。