『ミレニアムⅠ ドラゴン・タトゥーの女』  スティーグ・ラーソン

2013年10月14日

この三連休、初日は 仕事でオホーツク、昨日は オフサイドで観戦、今日は 宮の沢へ行きたかったのですが、自宅と実家で冬の準備をしていました。
ハータイムパーティー、楽しかったようですね。
この良い雰囲気が シーズン終了まで 続いてくれますように・・・


され、ミレニアム。

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これも 野風さんからお借りしました。
Ⅰ(ドラゴン・タトゥーの女)から Ⅲ(眠れる女と狂卓の騎士)まであり、それぞれが結構厚い上下巻となっています。
まだⅠしか読んでいないのですが、いやぁ面白かった。
下巻は 久しぶりにほぼ徹夜して一気に読みました。




スウェーデンを舞台としたミステリーです。
主人公、ミカエルは正義感の強い敏腕ジャーナリスト。
そこに登場する 背中にドラゴンのタトゥーを背負った リスペット・サランデル。
ミカエルの片腕となる彼女のキャラクターが 怪しげで魅力的です。
現代の経済界を舞台とした巨悪との対決と 数十年前の失踪事件の解明が並行して進んで行くのですが、息を付かせぬ緊張感のあるストーリー展開で、一気に読ませます。

ミカエルは“名探偵カッレくん”、リスペットは“長くつ下のピッピ”との形容が出てきますが、これはご愛嬌。
カッレくんも ピッピも スウェーデンの児童文学を代表するキャラクターですが、当然ながら 2人ともイメージは全く異なります。

第1~4部の扉の裏や 文章の中に スウェーデンの性犯罪に関する統計データが出来ます。
手厚い福祉の国というスウェーデンのイメージからは かけ離れたもので、なかなかショッキングです。


野風さん曰く、Ⅱ、Ⅲと進むにつれてますます面白くなるのだとか・・・・
これは 読み始めるタイミングを考えないといけなさそうです。


post by aozora

21:01

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