2013年06月30日
群馬戦 何が何でも勝つんだ という強い気持ちが見えず、 負けるべくして負けた試合 と感じました。 全員が もっと必死になって、もっと走って、もっと打たないと・・・ 工藤選手、あそこは決めて欲しかったけれど、 なかなか良かったのではないでしょうか。 FWらしいFWという印象で、期待してしまいます。
『完全なる首長竜の日』 乾緑郎 2010年、第9回“このミステリーがすごい!”大賞の受賞作ですが、ミステリーというよりはSFでしょうか。 期待せずに読み始めたのですが、なかなかどうして素晴らしい作品で、久し振りに一気に読み終えました。 結果として面白くても 導入部が冗漫で なかなかその世界に入り込めないという本は少なくないですが、この本は最初から ぐいぐい引き込まれました。 内容に関して詳しくは書きませんが、夢と現実、意識下の世界が複層的に入り混じった展開で、結末も・・・・・ うちの奥さんなら 何がなんだかよく判らない と途中で投げ出しそうですし、この結末は評価が分かれると思いますが、僕は好きです。 特に目新しさは無いものの、なかなかクオリティーの高い作品だと思います。 【映画】 リアル 「完全なる首長竜の日」の映画化作品です。 朝方に本を読み終え、どうしても映画の方も観たくなり、午後から観てきました。 札幌駅の上、一番小さな11番スクリーンでしたが、客席はガラガラでした。 “センシング”(昏睡状態に陥った患者とコミュニケーションを取るためのインターフェイス)という技術を中心に展開するという点や 主要な登場人物の名前や大まかな設定は同じですが、ストーリーは殆ど別物で、ラストも異なります。 小説をそのまま映画化したのではなく、小説のアイデアを借用し 新しいストーリーで映画化したという理解で良いかと思います。 小説よりは遥かに判りやすい作品となっていますから、これはこれで結構面白いし、映画としてはアリだと思います。 ただ、エンドロールで流れる ミスチルが歌うテーマソング、 あれは ちょっと合わないのではないかな?