2013年02月18日
木々や動物の声が聴こえる“ツマ“(宮崎あおい)と、背中に鳥のタトゥーがある売れない小説家“ムコ“(向井理)の結婚生活をドラマチックに描いた恋愛映画 という事で、先週月曜日、僕の誕生日に家内と観てきました。 ほのぼのとしたファンタジー的な作品をイメージしていたのですが、それとは かなり異なっていて、前半と後半のギャップも大きく、正直、よく判りません。 小説を映画化する際には 時間的な制約もあって かなりの部分をカットせざるを得ない訳で、それは充分に判っているつもりなのですが、これで原作の雰囲気が正確に描かれているのか、少々疑問に感じました。 ツマは月に支配されているという事なのだけれど、それは狂気をはらんでいるという事なのでしょうか? ムコの手を執拗に叩きつけるシーンは 狂気そのものという印象。 前半は鳥や植物の声が聴こえていたツマが、後半は聴こえなくなったのは 何故? 嫉妬と猜疑心で 純粋な心を失くしたからなのでしょうか。 あれこれ疑問が膨らみます。 僕の映画鑑賞力では どうにも理解できず、見終わった後も 中途半端なモヤモヤが・・・。 家内も同じ思いだったようです。 原作を読んだら もう少し理解出来るのかもしれないと思い、今日、紀伊国屋で原作を買って来ました。 さて、どんな感想を抱くのか。 原作を読んでも モヤモヤするのなら 原作に忠実な映画化という事になるのでしょうけれど・・・・・。
ところで、 一部で、宮崎あおいが脱いだ! という事になっているようですが、あれは脱いだうちに入りません。 確かに 向井理とのベッドシーンはありましたけど、ソフトなものが ほんの一瞬です。