【映画】  レ・ミゼラブル

2013年01月06日

HFCからの正式発表はまだですが、日高選手の残留が決まったようで、年明け最初の嬉しいニュースですね。
古田や岡本など、他の選手たちの契約も早く発表されると良いのですが・・・・・。


さて、昨日の午後に札幌駅の上で観て来ました。
チケット売場は長蛇の列が出来る位に混んでおり、8番スクリーンも前の1・2列が空いている位で、ほぼ満席でした。

観て良かった。
本編が終わった後に拍手をする人がいた程で、多くの観客がそう感じていたと思います。

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ストーリー以外に全く予備知識の無いまま映画館に行ったのですが、この映画はキャメロン・マッキントッシュの大ヒットミュージカル 「レ・ミゼラブル」を映画化したものなのですね。
セリフは殆ど全てが歌で、ストーリー展開などもミュージカル的なので、ミュージカルが苦手な人には合わないかもしれません。ただ、出演している俳優や女優が自分で歌っているのですが、皆さん本当に歌が上手いし、映画ならではの迫力ある映像や細やかな描写、繊細な音響もあり、飽きさせません。
「レ・ミゼラブル」は「悲惨な人々」という意味だそうです。スクリーンにはフランスという国の最底辺で喘ぐ人たちが大勢登場します。決して善人ばかりではなく、自分が生き残るために他人を陥れるような人も多いです。しかし、主人公達は 明日の希望の為に、愛する人の為に戦い続けます。諦めずに戦い続ける姿に押し流されるように感動のラストに向かいます。
158分の長編なのですが、時間の長さを感じませんでした。



「レ・ミゼラブル」はヴィクトル・ユーゴーの小説で、1862年に発表されました。日本では「ああ無情」というタイトルで少年少女世界の文学全集などに収録されていますから、ダイジェスト版で読んだ事のある人は多いと思いますが、本来は長編の大作(新潮文庫では全5冊)なので、それを読んだ人は少ないのではないでしょうか。
かくいう僕もその一人で、小学生の頃に読みましたが、そのままです。些細な罪で19年間も監獄に入れられていたジャン・バルジャンが お世話になった教会から銀食器を盗んだのに 司教さまに許されて改心するシーン、愛するコゼットに為に バリケードの中から瀕死のマリユスを救い出し 地下の下水道を担いで逃げるシーンなどは今も覚えていますが、あの頃 読み終えた後にどんな感想を抱いたのかは全く記憶にありません。
いつかきちんと読もうと思いつつ 今まで来てしまいましたが、これを機会にもう一度読み返してみたくなりました。


post by aozora

15:55

映画 コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

ひぐまさん

Re:【映画】  レ・ミゼラブル

2013-01-06 18:53

> 本編が終わった後に拍手をする人がいた程で、 札幌でもですか?横浜でもそうでしたね。

青空

Re:【映画】  レ・ミゼラブル

2013-01-06 21:46

>ひぐまさん  特に期待して観に行った訳ではなかったのですが、予想以上に良い作品で、本当に観て良かったです。 ミュージカル仕立てという事もあり、舞台を見慣れている人には映画の後の拍手も自然だったのではないでしょうか。 拍手は数名だけで、その輪が広がる事はありませんでしたが、個人的には 映画の後の拍手は初めての経験でした。

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