2013年01月03日
箱根駅伝2013。 もちろん順位の変動はありましたが、日体大がずっとトップを守り、全ての中継所で無事に襷は繫がり、シード権争いも早々に落ち着いたようで、復路は大きな波乱無く終了しました。 結局、往路優勝は 日体大、復路優勝は 駒沢大、総合優勝は 日体大でした。 昨日の5区でのリタイアシーンを2校とも撮影できなかったせいもあるのか、ふらついた選手、襷の繋ぎがギリギリになりそうな大学に対して、過剰なくらいに叫ぶアナウンサーの声が気になりました。絶叫調や 古館のプロレス中継のようなコメントは要らないです。あれはショーアップされたプロレス中継だから許されたもので、一般のスポーツ中継には馴染まないような気がします。 そうした中継に関わりなく、少しでも上位を狙い、必死に走る選手たちの姿が感動を呼ぶわけで、感動させようとする演出過剰な中継やエピソードは、多くの視聴者は望んでいないのではないでしょうか。 昨日2人も脱水症状でリタイアしたにも関わらず、今日も 脱水症状となった選手がいました。何ヶ所か給水ポイントがあり、監督車が併走しているにも関わらず、です。 体調の問題やいろいろあっての事でしょうけれど、一生の悔いを残さないためにも、この辺は充分に注意して欲しいものです。 昨年19位に沈み、予選会から勝ち上がった日体大の優勝の陰には、指導者が寮監として寮に住み込み、日常の生活態度からきちんと改めるという厳しい指導があったそうです。 どんなに実績のある選手でも、一人の人間としての常識や基本がしっかりしていないと選手には選ばないという方針だそうで、これは コンサドーレの若い選手たちにも必要な部分だと思います。 しまふく寮の蛯沢寮監はまだ若いですが、若い選手たちの兄貴分であると同時に、人生の先輩、プロサッカーの指導者として 厳しい指導に当たって欲しいものです。 全国高校サッカー3回戦。 旭川実業高校は 本当に惜しかったですね。 立正大淞南を1点に抑え、1点を取って追い付いたところまでは良かったのだけれど、さすがに3戦連続のPK戦勝利は難しかったかな。 2本連続で止めた相手のGKを褒めるべきでしょうね。 それにしても 選手たちはよく走り、よく身体を張って守り、頑張りました。 目標のベスト4には届かなかったけれど、胸を張って帰ってきて欲しいです。 アナウンサーは立正大淞南の得点や勝利を期待するようなコメントが多いような気がしたのですが、気のせいですか?