2012年02月06日
ロンドンオリンピック予選。 1-2で負けてしまいました。 しばらく前に チーム内の慢心と それを憂慮する選手に関する新聞記事がありましたが、やはり その影響はあったのでしょうか? 残り2試合、ガツガツと点を取りに行くしかない状況。 気合を入れなおして 頑張って欲しいものです。 先日のアメトーークは 読書芸人でした。 その中でも言われていましたが、映画やドラマの原作本や 売れている本、話題本などを読んでいるのは、なんとなく気恥ずかしいものです。 ところが 最近読んでいるのは そんな本ばかりで、ここで感想を書くのも気が引けるのですが、まあ、それが今の僕の読書傾向なのですから、仕方ないですね。 その中から 何冊か。
『マボロシの鳥』 太田 光 ご存知、爆笑問題太田光の初めての小説。 新刊書店で購入し、読んだのはもう半年以上前です。 太田光の批評が好きなので、読んでみました。 良くも悪くも太田光。 言いたい事はよく判りますが、小説としてはまだまだという印象。 新作『文明の子』が出ましたが、古本屋に出回るまで待ちます。 『鹿男あをによし』 万城目 学 最近人気がある作家だという事は知っていたけど、読んだ事は無く、 古本屋で購入したものの、数ヶ月間本棚に並べたまま放置、 先日のブラコンさんから頂いたコメントを読んで、やっと読みました。 面白いじゃない! 奈良という土地とその歴史をベースに 神話で味付けをした青春ファンタジー小説。 味付けが薄すぎず 濃すぎず ちょうど良いバランスだと思います。 馬鹿馬鹿しいと言えば その通りなのですが、こういうゆるい雰囲気は好きです。 『鴨川ホルモー』 万城目 学 鹿男が面白かったので、すぐに買って来て読みました。 作者のデビュー作ですね。 面白かったけれど、まだまだ荒削り。 アイディアと勢いだけで書いたという雰囲気でしょうか。 式神、鬼、陰陽師などで味付けはしていますが、まるっきりの青春小説です。 鹿男に軍配! 今日から 『プリンセス・トヨトミ』を読み始めましたが、これはどうでしょう? 『おまえさん』 宮部みゆき 宮部みゆきの時代物。 ぼんくら、日暮らし に続くシリーズ第3弾です。 さすが 宮部みゆき。 登場人物は多いけど、それぞれが魅力的で、それぞれにドラマを抱え、面白いです。 安心して読み進められ、堪能し 楽しめました。 もっと このシリーズを読みたいですね。 『八日目の蝉』 角田光代 家内が買って来た本です。 昨年放送されたTVドラマの原作です。 正直、共感も 理解もできませんでした。 僕には全然合わなかったな。