【映画】  しあわせのパン

2012年02月02日

2012シーズンの日程が発表されました。
判っていた事ですが、やはり土曜日開催が圧倒的ですね。
しかも、ホームゲームは 14時キックオフが多く、
休日出勤の場合は 昼過ぎには事務所を出ないと間に合わない。
金曜日に飲みに出るのは我慢して 残業だな、今年は。



さて、今話題の 『しあわせのパン』。
昨日の夜、サッポロファクトリーで観て来ました。



以下、ネタバレがあるかもしれませんので、ご注意下さい!



洞爺湖町月浦に実在するカフェを舞台にしています。
その他にも たくさんの実在するお店が いろいろアレンジされて登場し、知っている者としては 思わずニンマリ。

ただ、月浦という地名は本物ですが、トーヤ村という地名をはじめ、バス停、駅、登場するお店の名前や業種、郵便配達人の制服なども 架空のものに変えられており、この映画はファンタジー、おとぎ話なのですよ、と そっとアピールしています。

空に浮かぶ月や雲、洞爺湖を眺める風景は 映像というよりも 絵の雰囲気だし、登場人物のセリフも 結構シンプルなものが多く、動く絵本をイメージしました。

それだけに 現実感には乏しく、リアリティを求めた途端に この映画の世界から はじき出されてしまうかもしれません。

夏の客、秋の客、冬の客、春の客。
それぞれが抱える人間模様は ありきたりかもしれないけれど、
彼らを暖かく迎え入れることで 自分の心の中の黒く冷たい固まりが解けて行く。
ゆったりと ほのぼのとしたストーリーです。

食事のシーンを観ている時に家内のお腹がクゥ~と鳴った。
美味しそうなパンや食事が たくさん出てくるので、お腹が空いている時に観るのは ちょっと辛いかも。

エンディングテーマは 矢野顕子と忌野清志郎が歌う 「ひとつだけ」。
監督は この曲にインスパイアされて、この映画を撮ったそうです。
それらしいセリフも 何度か出てきます。
それだけに この映画の終わりに ぴったりの曲となっています。



映画の後は ファクトリー内にある ビアケラー札幌開拓史へ。
映画の半券で サッポロ生ビールの小ジョッキかソフトドリンクを1杯サービス+会計が10%オフです。
ここには エビス ザ・ブラック、エビススタウト クリーミートップ、オイスターブラック という3種の黒ビールがあるので、いつものように3杯を並べて 飲み比べ。
20120202-00.jpg


やっぱり スタウトは美味しいです。
家内は映画に影響されたのでしょう、昨日は赤ワインを飲んでいました。

映画に出てくる月浦ワイン。
札幌開拓史の向かいにあるワインハウスで販売していましたよ。




ところで、
あの「CAFEマーニ」のモデルになったお店。
ネットで検索すると賛否両論、むしろ低い評価が多いような・・・・
行ってみたい気はするけれど、行ってがっかりするくらいなら行かない方が・・・・・



post by aozora

20:44

映画 コメント(4)

この記事に対するコメント一覧

ブラコン2号

Re:【映画】  しあわせのパン

2012-02-03 09:00

「ひとつだけ」が、好きだった時代がありました、あたしにも。 あれって、なんて乙女チックな歌詞なんでしょう…と、今なら赤面です。 「しあわせのパン」を観に行った人がたくさんいますね~。 ついこの前、本屋さんで「しあわせのパン」ブックを見つけて立ち読みしました。 最後の方のページには、台本みたいのも載ってた。 ← セリフが並んでた DVDが出たら見てもいいかな~。

青空

Re:【映画】  しあわせのパン

2012-02-04 20:21

>ブラコン2号さん 本屋で立ち読みしたのは 写真集みたいな方ですか? あっちは高いから、僕も立ち読みしてこようかな。 ブラコンさんが 「ひとつだけ」を好きだった時代・・・・ 乙女だったんだろうなぁ・・・・ いまでも乙女だもんね。

GO ON!母

今頃のコメントですが。

2012-02-11 07:50

あー、やっとブログを拝見出来る~(笑)。 エントリー後、ずっと我慢してました。 実は、昨晩、長女と見てきました。 長女、大泉さんづいてますね(^_^;) 彼女も興味を持つ要素を持った映画だったので。 本当は、滅多に映画を見ないので、 たまに観た映画は、心に強く残る方ですが、 これも、そうですね。 シンプルなファンタジー、 騙されるものか、と肩肘張りかけましたが、 あるシーンでは、 涙腺の操作が出来なくなって困りました。 その横で、ポップコーンのペース配分を誤り、 ↑これはこれで困り者です… 映画が終わる、と焦った高校生、 かじるかじるかじる…。 よりにもよって、台詞も効果音も少ない映画で、 げっ歯類の隣で、落涙する羽目になりました。 年齢によって、 フックが異なることは、好ましいと思ったり、 『仲間』の単位を、各々存在させて、 かつ、増えることも出来る、という展開が、 いいな、と思ったり。 私も、『ひとつだけ』好きでした。 (初めて行ったコンサートは矢野さんでした) 歌にも、期待して行ったのですが、 映画が終わった後は、 映像やストーリーの印象が強くて、 あまり心に残らなくて。 それが、 帰宅してから、 ぽん、と甦ってくる、という。 あの歌は、私が思っている以上に、 懐が深いもの、なのかもしれません。 出遅れかつ長文、失礼いたしました。

青空

Re:【映画】  しあわせのパン

2012-02-12 08:59

>GO ON!母さん  たいしたエントリーでもないのに、期待していただいてありがとうございます。 映画、面白かったですよね。 実は僕はリアリティの無さに脱落しかけたクチなのですが、途中でファンタジーなのだと気が付いて 映画の世界に戻る事が出来ました。 “CAFEマーニ”のような場所は 実はどこにでもあって、そこにはいろんな“仲間”が集まっています。 その場所は CAFEかもしれないし 飲み屋さんかもしれない、サークルだったり OSCだったりするかもしれないし、もしかすると CVSもそうなのかもしれない。偶然見つかるかもしれないし、一生懸命探す努力をしないと 見つからないかもしれない。 しかし、『仲間』がいるというのは とても大切な事で、上手く気の合う仲間を見つける事が出来るかどうかで、人生が違ってくるように思います。 自分でもそうした場所を見つけたいし、子供たちにも早く見つけて欲しいですね。 長女さんのポップコーン。 暗闇の中で ポリポリかりかり。 微笑ましいですね。 残ったら 家に持って帰るという選択肢は無かったのでしょうか?

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