たとえパワハラだと言われても きちんと叱れる大人でありたい

2012年01月31日

明日は いよいよ 2012シーズンの日程発表ですね。
はてさて どんな日程が組まれたものやら。
楽しみなような、不安なような・・・・・



昨日(30日)、厚生労働省がパワーハラスメントの定義を発表し、昨日の夜のニュースや 今日の朝刊でも 大きく取り上げられていた。

パワハラとは 「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や専門知識、人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・肉体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させる行為」 だそうだ。


具体的な分類として、① 身体的な攻撃、② 精神的な攻撃、③ 人間関係からの切り離し、④ 過大な要求、⑤ 過小な要求、⑥ 個の侵害 の6類型があげられている。
①は論外、③と④、⑤もなんとかなるけれど、問題は②の侮辱や暴言、⑥のプライバシーへの過度な立ち入り という辺り。

セクハラなどでもそうだけど、受ける側の捉え方次第 というところがあり、同じ事をされても 好意を持っている相手ならセクハラではなく、嫌いな相手だと 何をされてもセクハラに感じる という調査結果もある程で、本当に難しい。

しかし、仕事をしない、やる気の無い部下を叱るのは 上司として当然な訳で、叱るべき時に きちんと叱らないと 部下は育たない。
これは 親と子、先生と生徒、監督と選手でも同じだろう。

要は叱り方の問題な訳で、感情的な叱り方や 度を越した叱り方をしないこと。
皆の前で大声で怒鳴らず 別室に呼んで注意するとか、とことん追い込まずに 逃げ道を残しておくとか、叱った後で どこかを褒めるとか、物の言い方に気をつけて 多少の配慮をすれば パワハラとは言えないのではないか。

「殴ったね! 親父にもぶたれたこと無いのに!」
なんていう甘えた若者が多い昨今、それだけの配慮をしても パワハラだと騒ぐ奴はいるだろう。
しかし、厳しい社会を生き抜くためにも そうした甘えを早く捨てさせる必要がある訳で、たとえパワハラだと言われようとも 叱るべき時には きちんと叱る事が大切だと思う。

実は僕も気が弱く、部下も 我が子も なかなか叱れないし、巷でルール違反を見かけても なかなか注意できない小心者。
だけど、きちんと叱れる大人でありたいと思う。



大人になれば 多少理不尽な事であっても 黙って受け入れざるを得ない状況というのは 少なからずあるわけで、上司や得意先が 白だと言えば たとえ黒でも白と言わざるを得ないのが 実社会。
残念ながら それを全て拒否できるほど、今の世の中、きれい事だけでは済まされない。
もちろん そうした事にも限度はあり、やりすぎてはいけない訳だが。
生きていくのは 大変だ。


post by aozora

21:15

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