2011年12月26日
今年で11回目だったかな、既に恒例となった「クリスマスの約束」。 今年の番組も とても楽しかったですね。 今年 演奏された曲は きよしこの夜 僕の贈りもの/OFF COURSE(1973) 愛と風のように/BUZZ(1972) 魔法の黄色い靴/TULIP(1972) 卒業写真/荒井由美・HI FI SET(1975) We wish you a Merry Christmas 28′58″/24組のアーティストによるメドレー Good night/The Beatles(1968)
最初の4曲は僕の青春ど真ん中の選曲。どの曲もコピーして練習した思い出があります。 「僕の贈りもの」は 2番の歌詞をこの日のために書き直していましたね。 「愛と風のように」は ケンとメリーのスカイラインのCMソング。“ケンメリ”と言っても知らない世代の方が圧倒的に多くなってしまったし、日産スカイラインのステータスも あの頃とは段違いだけど、僕たちの年代には 深く刻み込まれた一曲だと思います。 「魔法の黄色い靴」、というより チューリップは僕と家内の思い出のバンドで、あの頃はレコードが擦りきれるほど、いつも聴いていました。実際に 同じLPの2枚目を買った事も何度かあります。 「卒業写真」は 荒井由美のアルバムの中に入っているのだけど、ハイファイセットがカバーしてヒットしました。ユーミンは歌が下手だと思いますが、この曲は悪くないかも。 それでも 今年のメインは やはり「28′58″」。 正直、2度目の企画で展開が予想できる分だけ、2009年の「22分50秒」の時ほどのインパクトはありません。 しかし、聴いているうちに 24組のアーティストたちの想いが伝わってきて、そんな事はどうでも良くなります。 若手からベテランまで、ジャンルを問わずに選ばれた25曲(メドレーの最初と最後に歌われた「この日のこと」は 小田さんの曲です)の選曲も良かったし、もちろん小田さんのアレンジも良かったし、歌が持つ力は侮れない。歌詞も良かったし、今回も最後は目頭が熱くなりました。 ラストが いきものがかりの「ありがとう」だったせいもあるかな。聖恵ちゃんの歌声が好きです。 クラシックのコーラスのように 発声からきちんと練習して同じ歌い方で合唱するのも悪くはないのだけれど、この28分58秒のように 様々な歌声、強烈な個性がぶつかり合って 一つの楽曲を構成するというパフォーマンスが好きです。 もちろん それなりに基本が出来ていて 実力のあるアーティストを集めているからこそなのでしょうが、今回も素晴らしいハーモニーでした。 ラストの「good night」は スタンダードナンバーのようですが、ビートルズのホワイトアルバムに収録されています。ジョン・レノンが幼い息子の為に作り、ボーカルはリンゴ・スター、演奏はオーケストラという珍しい曲です。きれいな曲ですよね。 ところで、 ケンメリのスカイラインと 2代目のシルビアは 男女の双子のようなデザインで、基本的なコンセプトは同じなのだけれど、2000ccのケンメリは 男らしく逞しい、1800ccのNEWシルビアは ほっそりとしたエレガントで女性らしいフォルムをしていました。 僕は NEWシルビアの後姿(お尻)が好きで、独身時代はこれに乗っていました。一般的には人気が無かったので、中古だと安かったという事もありますが。 まだパワステでなく、ハンドルが重かった事もあり、バスにぶつけられたのと、家内が免許を取得したのを機に 買い換えましたが、今でも残して置きたかった車です。
孔明
Re:クリスマスの約束 2011
2011-12-27 00:27
はじめてコメントさせていただきます。 私もオフコース時代からの小田さんのファンで昨日のクリスマスの約束を見ました。2009年のあの感動からはちょっと感動が少なかったですが、それでも十分に楽しめました。実際にライブで聴いたら相当に感激するだろうなとも感じました。そして小田和正ファンからすると小田さんのボーカルが少ないのがちょっと不満でしたが、リハーサルからのこぼれ話を聞いてみるとやっぱりいつもの小田さんの乗りでしたね。見ていておもしろかったです。 「愛と風のように」はさびの部分で「~スカイライン」と歌ってしまい懐かしさがこみ上げてきました。 それにしても吉岡さんのボーカルはいいですね。伸びやかで明るい感じが私も大好きです。トリをつとめさせるということは小田さんも彼女の声が好きなんだなと思わせてくれました。
青空
Re:クリスマスの約束 2011
2011-12-28 01:39
>孔明さん 28分58秒、素晴らしかったですね。 2011年という年に対する小田さんの想いも よく伝わって来たと思います。 ただ、このメドレー企画はこれが最後でしょうね。 もっと大きくすることも可能でしょうが、小田さんの事だもの、この次にどんな企画を考えてくるのか、今から楽しみです。