2011年02月22日
カズが 日本経済新聞に隔週で掲載しているコラム、「サッカー人として」の 2006年1月から2010年12月までを 一冊にまとめた本です。
1967年2月26日生まれの 三浦知良。 自分をも鼓舞するような 強いメッセージがあふれています。今年44歳になる彼が 今でも20代の若手に負けずに活躍できるのは その強烈かつストイックなプロ意識にあるという事が ヒシヒシと伝わってきます。 J2への降格やケガなどの時でも 自己弁護や愚痴などは 一切書かれていません。98年のフランスW杯に行けなかったのも、誰のせいでもなく 自分の努力が足りなかったからだ と認める潔さには脱帽です。 先駆者としていろいろな苦労してきたであろうに、それらを経験した事で身に付いたであろうバランス感覚は 本当に素晴らしいです。 彼のダンディズム、ロマンティシズム、ヒロイズム、、、、、、以前は鼻につくようなところもあったのですが、ここまで徹底すると 格好良いですね。とてもよく似合っていて 素敵だと思います。 昨シーズンのJ2最終節 大分トリニータ戦では 先発フル出場を果した上に得点を挙げ、最年長得点記録を 43歳9カ月8日に更新しました。 我らが中山雅史は 1967年9月27日生まれの満43歳。 今年の横浜FC戦は 6月12日に 室蘭で行われます。二人が先発し、ゴールを決める。そんなドリームマッチが見たいものです。