大雪と 歌と 記事と

2011年01月07日

穏やかな正月だったのに、仕事が始まった途端に大雪。
昨年のキックオフイベント(=センター試験)の時の豪雪を思い出します。
あの日は本当にひどかった・・・・・。(西、南方面はそうでもなかったようですが。)
今年のキックオフイベントは来週。
翌日から札幌ドームでキャンプが始まるようですが、あまり荒れないで欲しいですね。


サポートソングオーディション“LET’S ROCK 2011”の1次審査結果が出ました。
一通り聴かせてもらいましたが、バンドが2曲、ソロが3曲、年代もジャンルも様々で、なかなか面白いラインナップだと思います。ライブ演奏だと印象もまた違うでしょうから、16日のステージが楽しみですね。
どこかに歌詞カードも出してくれると嬉しいのだけどな。 


そういえば、CVS通信が来ない・・・。
キックオフイベントの時の手伝いは 大丈夫なのだろうか?


1月6日の北海道新聞朝刊に掲載された「異例の主力大量流出」の記事と、夕刊に掲載された西嶋選手の移籍に関するインタビュー。
あちこちで話題になっています。内容や表現に関していろいろ賛否はあるでしょうか、なかなか考えさせられる記事でした。


「J1とJ2の違いや、クラブの財政的事情もある。クラブの思いだけで選手をとどめることはできない。」(矢萩社長)
「年俸を含めた条件提示だけで、移籍を決めた選手は今回いなかったと思う。」(ある選手)
「札幌側の話を聞くうちに、残ることが最善の策なのか疑問を抱くようになった。会社の現状や、今後のビジョン、条件提示を含め、コンサでプレーすることが成長につながるのか疑問に思った。」(西嶋選手)

このコメントに、それぞれの思いや意図した事が正確に表現されているかどうかは判りませんが、HFCと選手の間に決して小さくない認識の差がある事を感じます。
HFCも選手も願っているのは 個々の成長であり、チームの勝利であり、J1昇格である事は変わらないでしょう。それでもHFCと選手の間に生じてしまう溝―――立場が違えば見方も変わるとは言え、同じ目標に向かって戦う仲間である以上、溝があっては困ります。
フロントの対応の拙さが原因なのか、日頃からのコミュニケーションの悪さが問題なのか。そうした事が複合的に絡まった結果なのでしょうが、一丸となって戦わないとチームの存続さえ危ぶまれる現状を考えると、早急に解決しないといけない課題です。


「札幌は居心地が良い。でも、ぼくはそこまで強い人間ではないから、どうしても甘えてしまう。長年、このチームにいて、このままでいいのか、と心に引っ掛かるものがあった。」(西嶋選手)

これまでも主力選手の移籍、流出は何度もありました。でも、基本はJ1のチームや、同じJ2でも上位チームへの移籍が多かった訳で、今回の西嶋選手のように同じJ2で、結果は上位といっても勝ち点で5しか差は無く、平均観客動員数は札幌の10,738人に対して4,614人と半分にも満たない徳島への移籍には正直驚きましたし、ショックでした。
他チームから移籍して来た選手が、札幌の選手はおとなしい、声が出ていない、などと言って雰囲気を変えようとするが、さほど時間を置かずに札幌色に染まってしまう。新しい選手が来るたびに、サポーターもチームの雰囲気を変えてくれるのではないかと期待するのだけれど、叶わないまま今の低迷が続いています。
居心地が良いのは悪いことではありません。しかし、向上心のある選手が楽な方、安易な方に流されて行くのをみるのは寂しく悲しい。1人だけが頑張ってもなかなか全体の雰囲気は変えられないけど、2人、3人が一緒に行動を起こせば変えられるはず。今回の大幅な入れ替えをチャンスと捉え、今までの温い雰囲気が変わる事を期待したいものです。
その為にはHFCも変わらないといけないし、我々サポーターも変わらないといけない。愛する選手達に札幌で長く活躍してもらう為に、愛するチームを末永く存続させる為に、今我々は何を成すべきなのか、何を残して何を変えなくてはいけないのか、真剣に考えないといけない時期に差し掛かっているのだと思います。


「若手を育てて輩出し、その移籍金で運営するというやり方で、札幌は成り立っている部分もある。」(三上強化部長)

大きな後ろ盾のない貧乏チームである以上、それは宿命だと思っています。成長した若手は札幌を踏み台にどんどんのし上っていってもらって結構。それも一つの喜びです。
しかし、藤田選手や上里選手の移籍に関しては、ちょっとニュアンスが違っているように思います。移籍金が貰えるなら嬉しいけれど、それよりも停滞気味だった彼らがもう一段レベルアップする為に必要な武者修行だと思って送り出すサポも多いのではないでしょうか。
西選手は札幌を離れた事で日本代表に近づきました。藤田選手や上里選手も新チームで苦労し、更なる活躍ができるように願っています。
僕は古田選手や三上選手らの若手が中山隊長らベテラン勢に厳しく鍛えられ、この札幌で活躍して代表に呼ばれるように、時に熱く 時に暖かく 応援して行きたいと思います。


post by aozora

17:05

コンサ コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

三日月

Re:大雪と 歌と 記事と

2011-01-08 22:43

青空さんの記事を読ませて頂きました. 私も同じ気持ちです.確かに今までに無いくらいの 選手がコンサを離れていくことに,初めは不安がありました.でも,これをバネに皆が変わっていくことが必要なんですよね. 私はこれからもコンサを応援していきます^^

青空

Re:大雪と 歌と 記事と

2011-01-09 13:48

>三日月さん  どんなに選手や監督が変わっても、いつか J1で優勝出来る日が来ることを信じて、我々はコンサドーレを応援して行くだけですよね。 今年も 決して楽な戦いにはならないでしょうけど、チームと苦楽を共にするのもサポの楽しみ。一緒に頑張って応援して行きましょう。

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