2005年11月30日
「Jリーグはどこへ向かっているのか」より。
愛媛FC昇格問題から現在・未来のリーグの構造に及ぶレポート(後藤勝/文)。その中で目にとまったのはスタジアムに関する次のくだりです。
熱心なサポーターなら、どのように貧弱なホームスタジアムにも美点を見いだし、愛するはずだ。しかし運営に必要な一万人を集客したとき、死角やトイレの少なさなど些細なところから不満が出て評価を落とすことをチェアマンは危惧する。
レポートの本題からはかなりかけ離れてしまうのですが、通い慣れている人とそうでない人の意識の差というものは、札幌においても間違いなく存在するのだろうな、と思いました。
私はどちらかというとドームより厚別の方が好きです。しかし、厚別に行った・連れて行った私の知り合いの中には、「イスが堅い」「高くて見づらい(これは、ピッチ全体が見渡せるようにとの配慮からアウェイB自由最上部に連れて行った私の失策)」との印象を抱く人がいます。こういった印象の方が「一般的」なのでしょうね。
やはり何かに入り込む時には、「第一印象」というのは非常に重要です。もちろんそれだけではありませんが。ですから、誰かを観戦に連れて行く時には、自分の感覚・認識が果たして相手に受け入れられるかをよくよく考えないといけないな、と反省した次第です。
どういうアドバイスしてあげればいいんだろう?厚別はイスが堅いからクッション持参(ま、ケツ臀部の肉が薄い自分もキツイのでこれからは持っていこうかと思っていますが)、トイレは試合前に済ます、ビールは奢ってあげる(笑)…
2005年11月28日
一昨日の「すぽると」に出演していた為末大を見ていて何となく思ったことです。
彼は短い言葉で感じたことを表現するのが上手い。テレビ慣れしているからとかではなく、元々の才能なのではないかと思います。つまり、指導者向き。「NANDA!?」に出ている時にも同様の印象を感じました。
高野進から末續慎吾・為末大…。日本の短距離は「上手く人が繋がっている」という印象を受けます。
また、彼らは絶対的な身体能力の差を技術でカバーしている。ルール改正で「いじめ」を受ける前のスキージャンプ陣もそうでしたが、「日本人らしさ」で世界と勝負している。
サッカーはどうでしょうね。
指導者…。岡田・原などの中堅どころに加え反町・三浦・関塚など若い監督が台頭してきていますが、その下、つまりドーハ組あたりが続々と指導者として実績を上げるようになると日本のサッカー界の未来にも少しは光が見えるかな?そして、柳下をその流れに乗せるためにも昇格!(って彼は自分が昇格させるつもりでやってるんですけどね(笑))。
日本人らしさ…。日本らしいサッカー…。マズイ、話が大きすぎる。ヤメヤメ。
2005年11月27日
みなさん、お疲れ様でした。以下、今日の練習の雑感。 【自分の出来・課題】
【チーム全体の印象】
今日の会場で「子供に悪戯目当てで声を掛けた」(ウソ)ため来週は出場停止。試合にも参加できなくてすっかり「サブ組」ですが、停止が明けたらまたよろしゅう。アンバサ!
2005年11月27日
はココですね、多分。
コンサドーレとして恥ずかしいことなのでやめてもらいたいし、やらせてはいけない
横断幕を掲げた野郎と、それを見ていながら止めなかったスタッフに対しての発言。
全ての行為には常にメリットとデメリットがあると思うんですよ。例えば
今回はデメリットの方が大きかったでしょ?イメージ悪くなったぜ?
メリットとデメリットを天秤に掛けて行動出来るのが大人。メリットだけを考えて行動するのが餓鬼。餓鬼を叱れない大人はただデカイ図体してるだけ。
分かりますよ、許せない気持ちは。オレも「ミスを憎んで人を憎まず。罪を憎んで末代まで呪う」タイプなのでね。でも、それをグッと堪えて表に出さないメリットと、安易に表現しちゃうことで生じるデメリットを天秤に掛ければ、自ずと答えが……出ないんだろうな。しかも中尾は力がまだ足りないからJに来られていないだけ。努力している彼にかえって失礼。
「チームの力」とは、監督・選手だけで計るものではない。向けた言葉は少ないけれど、オレはスタッフに一番失望している。
さあ、午前のフットサルで最低の出来やったから機嫌悪いぞ。<削除。反省>現場にいて事情を知っている人は、事実誤認がございましたら御指摘下さい。
2005年11月26日
まずは、札幌は勝利しました。ゲームを見ていないので何とも言えませんが、完封したことは大きいのではないでしょうか。某チャットでも林はじめ守備陣の奮闘ぶりが窺えました。相川、警告累積で最終節出場停止。
これを最終節・ホームでやることが大事。2006・J2第0節。2002年の広島戦を茶化して言っているのではない。あの年を忘れるはずがあろうか。12/3は来季につながる試合にしなければならない。「来季も見に来たい」、そう思わせる試合に。
かたやJ1。1ステージ制が今年に限っていえば大成功を見せています。数字上、これだけ盛り上がった年は記憶にありません。私の不倫相手注目しているチームである千葉に頑張って欲しいが…
予想するのが怖い。そして羨ましい…。あそこに上がるぞ、オレ達も。
そしてJ's GOALのフォトギャラリー。胸に迫る写真が多い。これとかこれとかこれとか。
一枚目・二枚目。札幌もこういう選手を持つチームになりたい。
三枚目。アツの目…。見ていられない。
2005年11月26日
沢木耕太郎『彼らの流儀』
(新潮社 ISBN:4101235120)
「ノンフィクション作家」と紹介されることの多い彼ですが、コラムも結構書いています。これがその一つ。対象に真摯に向き合い、かといって過度にのめり込まない彼のスタイルは、長編もさることながらコラムでこそ活かされるのではないか、と思っています。
『彼らの流儀』でも、「発光体は外部にあり、書き手はその光を感知するに過ぎない」(「あとがき」より引用)という彼のコラムに対する定義が貫かれています。
スーパースターを父に持った野球選手の想いとそれを見守る母を描いた「ナチュラル」、大晦日に新しい手帳の連絡先に誰の名前を書き込むか考える独身女性の心を綴った「手帳」、あるヨット乗りの自死をめぐる「来信」と「返信」、有名人の芸名と同じ名前を持つ男性の率直な感想からなる「我が名は…」…
ただ、私にとって最も心に残っているのは「表紙」と、それにまつわる私の体験です。
数年前、何事も上手くいかずふさぎ込んでいた時期がありました。「どこかに答えはないか」。本棚を引っかき回す日々が続いていました。そしてこの本を手に取った時、あっ、と思わず声を挙げてしまったのです。「この馬…」
表紙に使われている絵には、向こうからやってくる列車と黒い馬が描かれています。その馬が、列車に向かって駆け出していることに、それまでの私は気付いていませんでした。よく見もせずに、じっと佇んでいるだけだと思い込んでいたのです。あるいは私の心がそう見させていたのかも知れません。
そうではなかった。馬はなぜかは分からないけれど、列車に向かって駆け出したのだ…
あなたの目には、この馬がどのように映りましたか?
2005年11月25日
とあるテレビの「週末占い」。
第3位 ××座「スポーツ観戦がおすすめ」
行けない。さすがに今から鳥栖には行けない…_| ̄|○
ムダにしていい試合は一つもない。敢えて言う。「来年」に向けて自分の為、ただそれだけを考えて闘え。We are SAPPORO!
2005年11月25日
以前ココで書かせていただいたパキスタン地震への支援金、HFCもやってくれるようです。社長のブログの11/24のエントリー及び本ブログの11/17のエントリー参照。
2005年11月24日
今日、いつも顔を合わせている少年に聞いてみました。
彼とは二度、スタジアムで会ったことがあります。一度目は厚別で。彼の方は気付かなかったようなのですが、見かけたことを後で伝えると、寡黙な彼は、それでもニッコリ笑ってくれました。
二度目はドームで。引き分けに終わった後、地下鉄に向けて歩いていると、なぜか人の流れに逆らって歩いていた彼と、今度はお互いに目を合わせることが出来ました。
すごい偶然だよな。いささか興奮気味に語る私に、彼は前よりも大きな笑顔で答えてくれました。
彼に聞いてみたい、でも、答えを聞くのが怖い…
昨日、行った? 「…はい」。
…ちょっと、無様な負け方だったよな… 「…」。
マフラー、もらった? 「…はい」。
次の質問を、思い切ってぶつけてみました。
あれで、もう行くのイヤになっちゃった?
すると彼は、きっぱり答えました。
「いや、そんなことはないです」。
小さな瞳はオマエらのこと見てるぞオイ。
2005年11月23日
終了の笛が鳴った瞬間、何もかもが吹き飛んでしまった。何もかもが。
なぜ負けたのか、わからない。
自問自答してみた。
「気持ちの問題だ」。そうだろうか?選手たちは、何度も訪れる決定的な危機を、身を挺して防いでいた。しかし、失点してしまったのは事実だ。
「技術が足りないからだ」。それだけだろうか?絶対的な技術のある選手がいないことは百も承知でチームはこれまで戦ってきた。それを今更理由に挙げるのは違う気がする。
「甲府の方が、技術やあきらめない気持ちで札幌を上回っていた」。これはそうだろう。でも、それを敗因に挙げてしまうと札幌の今を見つめることから逃げることにならないか?
わからない。
試合終了直後から、周りの様々な声が聞こえてきた。
後ろの席に座っていた人は、四点目を献上するミスを犯した林に、文字にするのも憚られる罵声を浴びせながら帰っていった。「あなたには、直前のプレーでタッチラインを割りそうになったボールを懸命に追いかけて前線に蹴り返した彼のプレーが見えなかったのか…!」。でも失点の場面で、相手に渡ったボールを林が追おうとはしなかったのも事実だ。やはり罵声を浴びせるべきだったのだろうか?
「なんで砂川代えたんだろうね」。「あんな時間から、ろくにキープも出来ないのにサイドにばっかりボール持っていってさぁ」。地下鉄の中でも、誰のものかわからない声が聞こえてくる。どれも正しい気がするし、正しくない気もする。
わからない。
「現実的な目標は5位以内になった」と前に書いたのがいけなかったのだろうか?みんなのブログを見て、悔い改めたつもりだったのに。
慣れないSA席に座ったのがいけなかったのだろうか?それ以外はちゃんと考え得る限りのゲンは担いだのに。
「声を出さなくても気持ちは伝わる」というオレの応援に対する主義が間違っているのだろうか?ゴール裏で黙っているヤツは論外だが、それが許される場で、非生産的なヤジは一切飛ばさず試合を見守った。誓って言うが、この主義はゴール裏のみんなを否定するものでは決してないし、「声を出そう」という呼びかけに対する否定でもない。でも、これは様々な制約を理由にゴール裏に行くことをやめたオレの単なるいいわけに過ぎないのだろうか?声を出さない者には、このようなもっともらしい文章で悔しさを表す資格などないのだろうか。わからない。
ただ一つ言えることは、これからもスタジアムに行くことになるだろうし、行き続けるだろう、ということだけだ。
2005年11月22日
さて、明日は甲府戦。今節の注目ジョカトーレはもちろん、
「特攻隊長」#9 堀井岳也
です。
デルリス負傷で約半年ぶりにベンチ入りしそうです。山形戦で足をへし折られても、コイツの気持ちは絶対に折れちゃいないはずです。ピッチ登場の際には盛大な拍手で迎えたい。
私が勝手に彼を「隊長」と呼んでいる理由は、言うまでもなく磐田の中山雅史を彷彿させるからです。以下、類似点を列挙。
選手の誰だったか、「岳也が前線からチームを引っ張っていた。負傷離脱は痛い」という意味のことを言っていたと思います。同感。彼に対してファールが多すぎという意見をお持ちの方もいるかと思いますが、それはぎりぎりのボールに対して常に競っているから。
最後の最後でものをいうのが「気持ち」であることは、選手もサポもここ数試合で思い知らされている。このタイミングで彼が戻ってきたのは大きい。何より好きなタイプの選手なので嬉しい。You are SAPPORO!
2005年11月21日
第41節にはこんなことが起こっていました。
土曜日の試合後これを目にして、「ふーん、珍しいこともあるもんだ…」と思って「ハットトリック」という言葉を頭の中で転がしていたところ、ふとあることが思い浮かんだのです。
「そういえばそんな名前の馬がいたな」。普段は全く競馬をやらない私ですが、なぜかその馬の名前が日曜日のマイルCS(注1)というレースの出走表に載っていることが記憶の片隅にこびりついていたのです。「ハットトリック」の馬番が5であること、ペリエという名前だけは聞いたことのある騎手が騎乗することまで。世間的に有名な「デュランダル」など他の馬の名前は全く残っていなかったのに。そこで競馬好きの知り合いに「単勝500円買っておいてくれない?」というメールを打って、日曜日を迎えたわけです(この部分、真剣に競馬をやっている方々の逆鱗に触れそうですが、平にご容赦を)。
(注1)「チャンピオンシップ」です。「コンサドーレ札幌」と読んだ方、ご立派です。
日曜日は昼から外出しており、肝心のレースは見られませんでした。そこで「ケータイを持たない主義」の私は仲間に頼んで結果を見てもらったところ、なんとその馬が勝ったと言うではありませんか!何という偶然!何という幸運!
ひとしきり狂喜乱舞した後、だがしかし、またしても私の頭をよぎったものがあったのです。
「そういえばあいつ、返信で『自分自身、買いに行くか行かないかは五分五分です』って言ってたな…」
勝ったはいいけど、買ったのか!?深夜まで帰れない予定だったので、外出先から電話しようと思って手帳をめくったところ番号をメモってない!ウンウン唸ってみても思い出せない!彼に連絡を付けてくれそうな知り合いに電話してみたところで「ケータイを持たない主義」のこっちが返事を受け取れない!だんだん焦るオレ。しまいには「何が『五分五分』じゃあのガキ!これで買うてなかったら(検閲により削除)したる!」と彼を逆恨みしにかかる始末。
で、今朝連絡を取ってみたところ、「勝っておきました」との嬉しい返事。レース中より終わった後の方が私にとってはエキサイティングでした。ありがとう、本当にありがとう。今度のフットサルでは必ずアシストをします。リーグ戦ではアシストしません(注2)。
その馬券がコレ→。
しばらく換金せず、23日の試合に幸運を呼ぶお守りとして持っていきます。馬番5…、何かを予感させますが、言葉にするのはやめましょう。
(注2)馬券を頼んだ彼は仙サポです。
2005年11月19日
まずはお詫びを。すぐ下のエントリーで『サッカーJ+』Vol.2発売について書きましたが、今日札幌駅近辺の本屋に行ってみたところ店頭にはありませんでした。おそらく陸送のため北海道ではまだ発売になっていないものと思われます。よく確認もせずに書いてしまい、本ブログをお読みの数少ない皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。あるいは私の見落としで、「ここにあった」という目撃情報がありましたらお寄せ下さい。
お詫びのしるしにこちら↓の写真をご覧下さい。
今日のゴール裏です。選手はもちろんのこと、今日の試合が素晴らしいものになったのは彼らのおかげです。結果は引き分けでしたが、私には、誰一人あきらめる選手はいないように見えました。見事な闘いぶりだったと思います。それを可能にさせたのは彼らです。
以下、雑感。
【京都との差】
【4-4-2に対する守り方】
【個人的に気になった選手】
前節の福岡戦では「気持ち」で負け、今節は京都の「技術・試合運び」を目の当たりにして、選手は良い勉強が出来ていると思う。数字上は可能性が残っている。過度の期待は禁物。彼らがこの状況でもう一試合出来ることを喜ぼう。そして23日は、それに相応しい環境を作りにスタジアムへ。
2005年11月19日
ああ、さっきの記事に一緒に書けばよかった。
皆さん、札幌Dに行く前にこれを買って、「めざせJ1診療所」(前号と同じならば西部謙司/文)を熟読。
購入の際には店を選んで買うこと。「特製カレンダーポスター」をもらってみんなに見せびらかそう!
2005年11月18日
明日は京都戦。そしてJALサンクスマッチです。何をくれるのか、23日共々(販促企画事業部のブログ)楽しみ。
こういうスポンサーがらみの試合は盛り上げたいですね。何より選手が頑張らなければ盛り上がらないのですが、我々も盛り上がることでスポンサーとの関係(=スポンサー料)にもいい影響を与えられれば最高です。
ということで、私もサンクスマッチを前に、オフィシャルブログの広告経由でJALのマイレージバンク会員になりました。飛行機なんかあんまり乗らないのに。
とりあえず自分に出来ることを。We are SAPPORO!
2005年11月18日
今日は朝から家で作業をしていたら、届きました。
うーん、格好いい。
こちらが全体像。
でも、これ「最終戦」に着ていこう! じゃなかったか?
財布の中が寂しかったので、彼↓に出してもらいました。
…貯金箱ですよ、念のため。
2005年11月17日
パキスタン大地震発生から一ヶ月あまりが経過しました。
なぜ突然こんなことを、とお思いでしょうが、私、10年程前に当地を訪れたことがあります。被災地のカシミール地方は険しい山岳地帯で、急峻な地形を切り開いて作られた道路が谷間に点在する町をかろうじて結んでいるところです。この地域の幹線でもあり中国・新疆ウイグル自治区につながる貿易ルートでもある通称「カラコルム・ハイウェイ」は、ハイウェイとは名ばかりで、一般的な日本人の感覚に照らすと「谷川に沿ったただの山道」。しかも私が訪れた時ですら春先の雪解け水による谷川の増水で路肩が何カ所も崩落しており、今はどのような状態になっているか分かりません。
旅行の際には、途中で知り合ったパキスタン人が言葉も分からない私を色々助けてくれました。草木もまばらな山々を抜けてたどり着いた町の緑は、それは美しいものでした。現地の人が着る服を作ろうと訪ねた店で出されたチャイ(紅茶)も美味しかった。途中、激しい下痢に襲われて行程半ばで帰らざるを得なくなったことも含めて良い思い出です。たとえ一度しか訪れたことのない土地でも、変わり果ててしまった姿を目にすると胸が痛みます。
今朝の朝日新聞・国際面によると、支援金が不足しているそうです。スマトラ沖地震の三割のペースだとか。多少なりとも被災地に縁のある身、もしここをご覧の皆さんに伝われば、と思い、ダメ元で寄付を受け付けている各NGOに関するサイトのURLを貼っておきます。
国際協力NGOセンター寄付サイト
http://www.janic-ngoarena.org/search/area/pakistan/pakistan.html
2005年11月16日
なんとも見所の少ない試合でした。以下、雑感。
【課題】
【収穫】
【今日は顕在化しなかった懸念】
得点後の選手たちの態度が全てを物語っている。「やれやれ、やっと点取れたか」という態度が。今日に限って言えば、サイドにボールがある時にマーキングがボケボケになるアンゴラは怖い相手ではないという印象。
【今日最もテンションが上がった瞬間】
↓
ハーフタイムにフジテレビに変えたら、ヘキサゴンで「北海道名物といえば?」との問いに松本伊代が「白い恋人」と答え、紳助が「オレもそうや」と言っていたのを目にした時
2005年11月15日
めっきり寒くなりました。札幌市街地にはまだ積もってませんが、月曜日の定山渓は、ホラ。
先週後半から急に寒くなったので体調を崩した人も周りにいますが、私はちょっと記憶にない程ひどい貧血に見舞われまして。昨日の夜9時頃、外を急ぎ足で歩いていたら、頭がクラクラ、心臓ドキドキ、足がフラフラと…。今日も私にしては珍しくゆっくり歩き、上り下りにもエレベーターを利用したり。
ま、思い当たるふしは多々ありまして。
体重も20代以降一度も割ることのなかった60キロを割ってしまったし。自己管理がなっていない。スーツのズボン、緩かったもんなぁ。選手たちよ、しっかり食え、って言われなくても食ってるか。
頭も回らないので今日はこれで。明日からは少し落ち着いて生活出来そうなので、まずは体を休めて、次に部屋を整理して。ひじきは今日で喰っちまったからまた買ってこなきゃ。あと…何だ?血の材料になるものって。
2005年11月14日
「練習で出来ないことは試合でも出来ない」という意味のことを、サッカーのみならず様々なジャンルの指導者は言います。逆に言うと、「試合で出来るようにするために練習する」という当たり前の表現になってしまうのですが、前者のように言われると、なるほどなぁ、と思わされてしまうんですね。
その「試合」が持つ意味が、「昇格争い」から「5位以内」に変わりつつある…。残念ですが、選手たちも認めているようにこれが実力。でも我々には、いつもと変わらず試合に足を運ぶことで少しでも「試合」の持つ意味を大きくすることしかできない。先に我々が「試合」を投げてしまうと、選手も投げてしまう。ゴール裏以外の観客の気持ちも、選手には伝わっているはず。19日もドームへ行き、良いプレイには拍手を。もし本当に投げてしまった選手がいれば容赦のない罵声を。
で、これが何でカテゴリ「フットサル」なのかというと、このあとに私のチームメイトに対するメッセージがあるからでして。心当たりのない方はスルーして下さい。
この間の練習での紅白戦、火曜日のメンバーとその他でやったそうですが、「その他組」の御仁が「レギュラー組の意識が非常に高い」と言っておりました。正直、「試合」そのものを持たないボクは、モチベーションのあるメンバーがどんどん成長していくことに焦りすら覚えます。最近、参加できていませんが、復帰した時のために筋トレでもやるかな。
まずは明日の勝利を祈る。アンバサ!
2005年11月12日
明日は福岡戦。今頃は選手・監督・コーチ・チームスタッフは福岡入りして明日に向けて鋭気を養っている頃でしょうか。「プロジェクト・バモ」、どうだったんでしょうか?私は都合で行けませんでしたが。
それどころか、本業の都合で明日は遠来のお客さんをもてなすために定山渓に行かねばなりません。今どき「ケータイを持たない主義」を貫いているため、試合結果を知るすべが…。どうしよう。
しかし、夕食後の懇親会でどれだけ酒を飲もうが飲まされようが、福岡に念を送り続けます。定山渓は寒いので、上着は黒・マフラーは赤のコーディネートで。セーターの下には T-SELECTで買ったTシャツを。We are SAPPORO!
2005年11月12日
そう、「ハナコアラ」です。
CMで見たことある人もいるでしょう。人の車の上に勝手に飛び降りてダンスを始めるあいつらです。一時期、このCMが流れるたびに、「それ、ハナちゃうんかい!」とか、「左のヤツ、ちゃんと踊らんかい!」とテレビに向かって一人でツッコミを入れていたのですが、このプロフィールを読んで、なるほどな、と思ってしまいました。
何が「なるほど」なのかといえば、設定にとても工夫が凝らされている。ベタなものも含めて気になるところが多いんです。主なものを箇条書きすると…
作り手に対してもツッコミたくなる所があるんです。プロフィール【主な特徴】に、「鼻がデンワになったオリジナルキャラクター」とあるけれど、どう見ても「デンワを鼻に見せかけて、(『ハナコアラ』を名乗るにはおこがましいくらいショボイ)本物の鼻の上にのせている」が正しい!さらにネーミング。「ゴロー」はともかく、「センタロー」「ライタロー」って、一見すると途中で名前を考えるのを放棄したとしか思えません。
でも、そこが作成者の狙いなんでしょう。ツッコミどころをたくさん用意して興味を持ってもらおう、と。楽天イーグルスの「カラスコ」(こっちじゃありません)も契約更改に関する記事がスポーツ新聞に載ったりしていますが、似たような戦略なんだな、と。この辺は宣伝に携わる仕事をしている方がこれを読んでいれば解説していただければと思っているんですが。
そこで、我らがドーレ君ですが、利用といっては言い方がヘンかも知れませんが、一工夫あってもイイのかなとも思うのですが。見た限りではあまり細かい設定はないみたいですし。もしかするとボクみたいなしょーもない、もとい細かーい設定に興味を示す方が、それをきっかけにクラブに興味を持ってくれるかも知れません。「ドーレ君には既存のイメージができあがってしまっている」というのであれば、新キャラクターを登場させてもイイと思うし。
以上、オフィシャルブログでの「いろもん」を目指す本ブログから、コンサドーレにおける「いろもん」ドーレ君あるいは新キャラクターに対する要望でした。明日こそはちゃんとチームのこと書きます。
これ、カテゴリ「コンサドーレ」でいいんだろうか?
2005年11月10日
内藤利朗/写真 沢木耕太郎/文『カシアス』
(スイッチ・パブリッシング ISBN:4884180151)
昨日、逝ってしまった人の話を書きました。その時、この人の話も併せて一つの文章にしたかったのですが、うまくまとめられそうにないのでやめました。
カシアス内藤という人の話です。
私は、さる友人に紹介されて以来、沢木耕太郎さんの一連の作品を読み漁っています。その中に『一瞬の夏』という作品があります。カシアス内藤というボクサーの再起のプロセスを描いたノンフィクションです。しかし、ただその過程を取材したというものではなく、沢木さんはカシアス内藤のジムの移籍問題やマッチメークまで携わっており、トレーナーのエディ・タウンゼント、カメラマンの内藤利朗と共に一つのチームとして「一瞬の夏」を駆け抜けていくのです。私より上の世代には、自らの青春を重ね合わせて読んだ方もおられるのではないでしょうか。
沢木さん同様、内藤利朗さんもこの過程を収めた『ラストファイト』という写真集を出版していたのですが、それが再編集され『カシアス』というタイトルで出版されていたことを偶然知り、昨日買ってきました。
カシアス内藤があるボクサーのトレーナーをつとめたこと、ジム開設を目指していることは沢木さんの作品や雑誌の記事で読んで知っていました。『カシアス』にはその過程を記録した写真が新たに収録されています。加えて沢木さんの文章も載っているのですが、それを読んではじめて知りました。
カシアス内藤がガンに冒されていたことを。
読んだ時はビックリしたのですが、その後ネットなどで調べたら、根治できなかったものの日常生活を送れるまで回復した彼は、念願のジム開設に成功したようです。ジムのHPを見て、今年の24時間テレビで取り上げられたことも知りました。見れば良かった。
志半ばにして倒れた者もいれば、文字通り何度も倒されながらも立ち上がる者もいる…
「クレイになれなかった男」というのは、沢木さんがはじめてカシアス内藤について書いた文章のタイトルです。その中で「いつか、いつかと思いながら、そのいつかがやってこなかった男」として、また『一瞬の夏』で「いつかを再び目指し、再び敗れた男」として描かれた彼が、ガンを乗り越えて漕ぎ着けたジム開設は、その「いつか」になったのでしょうか。
『敗れざる者たち』(文春文庫、「クレイになれなかった男」収録作品)
ISBN:4167209020
『一瞬の夏』(上)(下)(新潮文庫)
ISBN:4101235023(上) 4101235031(下)
E&JカシアスボクシングジムHP
http://okepi.com/cassius/
2005年11月09日
これからが楽しみ、という人が急に逝ってしまうというのは悲しいものです。
巷では歌手の本田美奈子さんが亡くなったことが大きく取り上げられていますが、落語家の桂吉朝(きっちょう)さんも昨日亡くなりました。50歳でした。
私は、それほど落語に詳しいというわけではありませんが、中学時代にラジオの番組を通じて桂米朝さんの落語をよく聞いていました。その後も時間が合えばNHK教育「日本の話芸」などで落語を見たりしています。
吉朝さんは米朝さんの弟子で、これからの上方落語を担う存在として期待されていました。彼の落語会が「病気のため」という理由でたびたび中止になっていたことは米朝一門のHPで知っていたので、どうしたのかな、と思っていましたが、まさか亡くなるとは思っていませんでした。
私はまだ30代なので、自分自身の死について考えることはあまりありませんが、本田さんや吉朝さんは、どんな気持ちで逝ったのだろう、やりたいことはいっぱいあったはずなのに、そう考えると、今の自分は与えられた命を、時間をきちんと使えていないな、と痛感します。
私は今、本業では難しい状況にありますが、怠ることなく、かといって焦ることなく、進んでいこうと思います。
一方で気になるのは、あとに残された米朝さんです。
吉朝さんに先だって、米朝さんと共に戦後の上方落語界を蘇らせた盟友、桂文枝さんが亡くなり、米朝さんにとっては大事な人が立て続けに逝ってしまったことになります。盟友もさることながら、弟子に先に逝かれてしまうことの辛さ、相当なものでしょう。気を落とさずにと言う方が無理でしょうが、まだまだ我々を笑わせて欲しいものです。
2005年11月08日
今野は入りませんでした。残念。
ジーコはこれから基本メンバーを変えない、と言っているので、コンスタントに呼ばれていない選手は厳しいんでしょうね。
福西も呼ばれていませんね。そのこともあわせて考えると、ジーコの好きなボランチは、小野・遠藤といったパスの上手さを売りとする選手なのかな、という気がします。いわゆるボール奪取を主なタスクとする「守備的MF」は不要ということでしょう。ま、今野自身も自分の課題が攻撃面にあることを自覚していたみたいだし。でも、あきらめずに頑張って欲しいですね。
2005年11月07日
代表がユニを新調するそうで。これでドイツにも行くようですが、お披露目のモデルにあの人(右端)が…
http://www.jsgoal.jp/photo/00011000/00011014.html
これ、16日の試合に召集されるということでしょうか。それとも単にF東京の選手から二人、ということ?
明日午後4時のメンバー発表がにわかに楽しみになってきた。
2005年11月07日
というわけで、開設しました。
水戸の「穴熊作戦」に対して、サイドを起点に攻めるというプランは間違っていなかったと思います。ただ、柳下が「ミスを恐れず」と言っていたのに、試合ではリスクを冒して縦に、ゴールの方向に向かうパスがなかなか入らなかった。ようやくの先制点が入ったあとに、気持ちが守りに入りましたかね。
それと、今節に限っては選手の配置・選手交代に「今のチームの抱える難しさ」を感じました。
函館での山形戦では、左サイドに攻撃が偏重したものの、西谷と砂川の連携はかなり多くのチャンスを生み出しました。翻って、「穴熊」相手では、中央でボールをとられることはもちろん、片方のサイドに攻撃が偏ることも、カウンターを招くという点でマズイ。そこで右に砂川・左に西谷という布陣になったのでしょうが、これが二人が絡んでのチャンスメイクという武器を消してしまった。
加えて、後半には岡田を入れましたが、交代直前に西谷が痛んでしまったことも誤算だった。想像ですが、中央の誰かと代えて、砂川を中でプレーさせるつもりだったのでは?
鈴木・金子にもう少し攻撃的にプレーして欲しかったけど、砂川・西谷の後ろが気になりましたかね。こう考えると、おそらく三原が使えないと柳下に判断されている現状にあっては、やはり上里の離脱は大きかった。
数字上の可能性はかなり低くなったわけですが、消化試合を作ることは育成にもマイナス。次の福岡戦は昇格争いのみならず、自分たちが経験を積んで成長するためにも大事である、ということを選手が理解してくれていると信じています。
【写真】前座試合/かんきょうみらいカップ
2005年11月01日
別荘建設に伴い、カテゴリーの説明に若干の修正を加えました。本ブログ(本館)はサッカー限定にします。
言うまでもなく、札幌に関するあれこれ。
他のJクラブ・代表・海外サッカーに関する話題です。私にとっての優先順位はここに書いた通り。ただ、スカパーも見られないので、出現頻度は「代表・他のJクラブ・海外サッカー」になるでしょう。
昔から大事にしている言葉だったり何気なく目にとまった一言だったり。自分の為の備忘録だったり誰かにあてたメッセージだったり。本館ではサッカー・試合内容に関係のある言霊だけを放つことになりました。それ以外の言霊は別荘で吐いています。 「言霊」という名を与えて放った以上それを皆さんがどう捉えたかはもはや私の与り知らないことだと思っていますので、コメント下さっても返事しない場合がありますが悪しからず。
サッカー関連の本(あまりたくさんは読まないのですが)についてのブックレビューです。「管見」は「管から見たような狭い見識」という意味。
サッカー関連のシネマレビューです。といってもそんなものがあまりたくさん掛かるとは思えないのであまり使われることはないでしょう。カテゴリー名の由来は中国語の「有声電影(トーキー)」。これをひっくり返し、「映画に込められたメッセージを読みとる」というニュアンスを出したつもりです。
所属するフットサルチームの練習で感じたことを。
我々サポーターとは形は違えども、チームを支えるという意味では「同志」であるスポンサーについて。立ててみたはイイが使い方に困っているカテゴリー。
別荘ができたので、あまり使うことはないかも知れません。
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
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