2006年10月31日
結局こうなったみたいです。普段はあまりグッズに手を出さないオレでさえものすげー欲しかったんだから、最初から受注生産にすれば良かったんだ。 私の訪問先にはピンズが原因でいわれのない中傷を受けている方もおられます。「これもHFCのせいだ!」などと○○なこと言うつもりはありませんが、それでも「拙かったな」とは思いますね、商売として。 作る側としてはやはり在庫を抱えるリスクが恐いんでしょうね。この間の神戸戦、久々にグッズショップに行ったらポスターカレンダーも叩き売りしてましたし。しかし今回のピンズは10周年の記念品でもあるし、そもそもピンズってのはグッズの中でも売れ筋なんじゃないかと思うんですが。私も札幌モノのピンズはいくつか持っていますし、2002W杯日韓大会の時もピンズばっかり買っていた記憶があります。男には大なり小なり「コレクター魂」みたいなのがあって、こういう商品には多くの「元・男の子」が心を動かされるんじゃないかなあ…。 ま、これを糧にして、今後より魅力のあるグッズを開発しガッポリ儲けて欲しいものです。とりあえずピンズセットは買って売り上げ増に貢献いたします。
2006年10月29日
草津戦、まずは勝利を喜びたいと思います。昇格の可能性が消えた次の試合ということでモチベーションの問題を心配していたのですが、ひとまずは結果だけは残しました。 さて、昇格という最大の目標を失ってしまった今、試合にどのような意義を見いだすかは十人十色だと思います。我々サポは来シーズンにつながる闘いとして見るだろうし、当事者である彼らは当然査定のことが気になるでしょう。タイトルがかかっているフッキにも頑張ってもらいたい。 それに加えて、私は「これが今年の札幌のサッカーだ」という証みたいなものが欲しい。イヤ、神戸戦(厚別のね)みたいに崩れ出すと止まらないとかそういうネガな証ではなくて、攻撃サッカーがハマりにハマった、胸のすくような試合をして欲しい。「これが今年目指していたものです」という試合を。 その意味で今日の試合は、三角山で聞いた限りは「求めているもの」ではなさそうです。ホームはあと3試合。どれでも良いから一つ、一瞬でも良いからもう一度「理想型」を見せてくれ。
【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
2006年10月28日
明日は草津戦。昇格の可能性が消えた今、正直モチベーションが心配ですが、天皇杯という目標もあるし、何より来季のこと(含む選手自身)も考えて、一つの試合を大事にして闘って欲しい。明日の注目ジョカトーレはこの男、
「右サイドのバランサー」#18・芳賀博信
です。前節、私の目には闘っているように見えた数少ない選手の一人。前半には惜しいシュートチャンスもあった。そういえばシーズン当初はバーやポストに当ててばっかり。ああやってフィニッシュに絡む場面もいつしか少なくなっていったのは、献身的にチームを助ける働きに忙殺されるようになったからかも知れません。ただ一方でその働きがなければ…と思うと、このまま目立たないところで仕事をして欲しいという気もするし、報酬としてゴールを決めて欲しい気もするし…。とにかく明日は走れ!見せろお前の走力~♪ 一足先に来季に向けて勝負をかけにいった選手もいる。海外で自分を磨いて帰ってくる選手もいる。「結果を残して帰ってくる」と彼が言うチームが、修業先から帰ってくるそのチームが不甲斐ない試合をしていては話にならない。札幌に関わっている、関わってきた、そしてこれから関わる全ての人のためにもう一度闘え!We are SAPPORO!
2006年10月22日
今日は「10周年記念デイ」でした。人間で言うと七五三みたいなものでしょうか。しかし、記念の試合に残念な結果となってしまいました。今シーズンを凝縮したような試合…という意味のフレーズを使うのは何度目だろう?それだけ同じことを繰り返しているとも言えますし、ことほど左様に課題がはっきりしているチームも珍しい、とも言えるのではないでしょうか。 柳下の会見は決して強がりとは言えないと思います。前半にもフッキが抜け出してあと少しのところまで行ったり「良くそこまで見えていた」というパスが芳賀へ通ったものの枠に飛ばなかったり、後半にも相川に何度か惜しい場面が巡ってきたりと、決して神戸の守備陣が余裕を持っていたわけではありません。チャンスの数自体にはそんなに大きな差はなかった。 それでもこの結果になってしまったのは、多分ほんのわずかに見えるけれどとてつもなく大きな何かが足りなかった、ということになるのでしょう。それは技術的なものだったり、持っている技術を100%発揮する為の自信だったり、ゲームに入る上でのメンタルの問題だったり…。たぶん、それはやっている本人達が一番よく分かっているでしょうから、これからの試合で一つでも克服するべく努力していって欲しい。そういう一つ一つの積み重ねを、切らすことなく続けていくことが、結局は近道になるのではないでしょうか。
さて、試合以外にも様々なことがあった10周年記念デイ。スペシャルマッチでは現役時代のプレーを直に見たことのない選手が結構多く、それだけでも10年という月日を実感できた上に、「サポーロ!」ではなく初期には「サッポロ!」というコールだったことにも衝撃を受けてしまいました。あれ、いつから「サポーロ」になったんだろう?
今日は久しぶりに開場前に行ったので、入場を待つ行列というのも懐かしかったですね。写真はホーム側。アウェイ側も長蛇の列。それでも昔よりはるかにスムーズな入場に、運営の進歩を感じました。
一方で残念な出来事も起きていたようです。ハーフタイムに神戸サポと近くに座っていた札幌サポが揉め事を起こしていたようです。メイン側にいたので詳細は全く分かりませんが、試合終了後も警備と神戸サポが話をしており、「フロントを出せ」みたいな怒号が飛んでいました。試合なんかよりもあれが一番悲しかったですね。
ところで、『サッカーダイジェスト』10.17号は「まるごとJリーグ」と銘打って、93年から2006年までのJクラブの歴史を振り返る特集でした。「10周年記念デイ」の予習に、と軽い気持ちで手に取ったその表紙を見て、私は一瞬手が止まってしまいました。そこにはこう書いてあったのです。
J32クラブの年度別MVP&全布陣を完全掲載!
「32」。その数字は、J1の18クラブ、J2の13クラブと、そして98年を最後に翔べなくなった「青い翼」を指しています。短いのか長いのか分からないJリーグの歴史には、「チームが消える」という出来事もあったのです。フリューゲルスのサポーターの気持ちを思うとき、今、自分のチームを持てることの幸せに感謝せずにはいられません。そして、そういう思いは絶対にしたくない、とも…。 子供が満足に育つこと自体が稀であった昔に、三歳・五歳・七歳と成長の筋目に近くの氏神様に参拝して無事成長したことを感謝し、これからの将来の幸福と長寿をお祈りするために行われた七五三の行事。チームにとっての七五三は確かに散々だったけれど、それでもここまでクラブが生きてきたことを、今シーズンは所期の成績はあげられなかったけれど決して歩みを止めてなどいないチームを、素直に祝福してあげましょ?ね?
2006年10月20日
横浜FC戦は完敗だったようです。さすがに3-0はショックです。それでもチームにできることは目の前の試合を精一杯闘うしかないわけだし、我々も信じてスタジアムに足を運ぶしかできない。 明日は久しぶりのドーム。寒さの心配もないし、持てる力を存分に発揮して欲しいと思います。注目ジョカトーレも何も、明日はピッチに立つ選手全員に注目して見たいですね、もちろんサンクスゲーム出場の諸氏も。
さて、イベント目白押しとはいえ、あくまでメインは「J2第46節」。ここのところ攻撃陣に調子が出ません。単純に言ってしまえば「砂川の穴を埋め切れていない」。彼がトップ下の位置からいろんなところに顔を出すことで攻撃の全てが始まっていたと言っても言いすぎではないと思います。上里のプレーには何だか迷いみたいなものがあって、砂川の代わりを務め切れていない。 しかしだからといって上里一人に責任があるというわけではありません。そもそもトップ下だからこう、サイドだからこう、というポジションのしばりから自由なのが今年の札幌のサッカーのハズ。中盤全体での流動性をもう一度しっかり意識して、明日は良いサッカーを見せてもらいたい。どうやら中盤の構成を変えてくるのではないかという観測が流れていますが、これが良い方向に作用してくれることを期待します。 守備については、ボランチと最終ラインの距離が、これはシーズン当初からずっと気になっていたのですが、この問題がまたぞろ首をもたげてきました。西澤にはもう少しラインを高く保ってもらって、ボランチが高い位置からプレッシャーをかけられるように手助けをしてもらいたい。本人には「自分は足が遅い」という意識があって後ろのスペースが気になるのかも知れませんが、そこは加賀あたりが快足飛ばしてカバーしてくれるでしょう。
なんにせよ、ハレの日に相応しい試合を期待します。We are SAPPORO!
2006年10月17日
明日は横浜FC戦。今頃になって「精神的なまとまりが…」などという意見がチーム内から出てくるとは実に嘆かわしい事態ですが、四の五の言っていられない状況になってきました。調子の良いときにまとまるのは当たり前。苦境に立たされたときこそチームのために、仲間のために闘えよオマエら。今節の注目ジョカトーレはこの男、
「白いキャプテン」#7・和波智広
です。西嶋の出場停止で出番が回ってきそうな彼。「キャプテンのくせに試合に出ていない」とか素人の声は気にすんな。某掲示板で「痛い引き分けの後にブログにお気楽な写真のせやがって」などという○○な批判をしている○○がいるがそれも気にすんな。ピッチで答えを出してやれ!
他会場のカードはこちら。(一回休み:草津)
簡単に敗れる守備ではないので、自分たちからリズムを崩さないことが大事。慌てずボールをつないで、辛抱強く崩していけ。We are SAPPORO!
2006年10月15日
実は昨日は厚別に行けなかったんです。金曜日にエントリーを書き上げて、メールの整理をしていたら、メールボックスの奥底に埋没していた、予定を知らせるメールを発見。完全に失念していたその予定は15時からということで参戦できませんでした。
何とも悔しい。自分が行けなかったこともさることながら、またしても今年の悪いパターンを露呈してしまったことが悔しい。 これまでも、チャンスはたくさん作っているのに得点を奪えず徐々に流れが悪くなり、致命的なミスを犯して失点する、という負け方が多かった。しかし昨日に関しては攻めが上手く行かなかったことは責められないのではないでしょうか。風が非常に強かったようなのであれ以上つなぐことは厳しかったでしょう。そんな状況の中、鈴木あたりはしっかりつなごうという意識が高く、良いプレーをしていたと思います。しかし山形の守備も堅く、特に前半は比較的低めに守備ブロックを作って、また奪ってからの速い攻めも効果的でした。 そうなると、辛抱強くしのいでセットプレーやアクシデントによるチャンスをものにする、という展開に持ち込みたいところで、実際そこまでは上手く行っていた。そこは評価しても良いんじゃないでしょうか。あとはリードしてからの試合運び、だったわけですが…。 80分あたりから山形が前へ出てきた時間帯に、追加点を狙いに行くのか、それともマイボールの時間を長くして時計を進めるのか、方針がはっきりしませんでした。象徴的だったのが、左CKをショートコーナーにしたものの西谷がパスミスをして奪われた場面。西谷の凡ミスであることは否定しようがありませんが、素早く始めてチャンスにしたいフッキとゆっくりやりたい西谷と、二人の考えがずれていたんじゃないでしょうか。 ゲーム運びには、多分「嗅覚」みたいなものが必要で、それは一つとして全く同じ展開というものが存在しないサッカーという競技にあっては教えてどうなるという部分ではないんだと思います。前にも書いたんですが、「痛い目にあって体で覚えるしかない」し、「出来るまで繰り返すしかない」ものです。我々も選手と同じように辛抱して、終盤僅差でリードしているという試合展開にうろたえることなく声を出したり見つめたりするしかない。 良い試合を続けていた時期に、忘れかけていた今シーズンの宿題を突きつけられました。正直私もかなり浮かれていたことは否定できません。選手はこの宿題から逃げずに立ち向かっていって欲しいと思います。私も21日の観客動員増に向けて追い込みです。一人一人が、できることを。
2006年10月13日
まともなエントリーは久しぶり。先週末は昼間にドームのサブグラウンド(人工芝)でサッカーして夜の飛行機で帰省、実家でファンペルシのビューティフルゴールをビデオで見て、月曜日に親戚の結婚式に出席して火曜日に帰札。天皇杯はおろかインド戦も仕事でほとんど見られず、最後にテレビで見た試合は市村がやっちまった仙台-熊本と、相当に禁断症状が進行している中で今節は今季ラストの厚別開催、山形戦です。何だかえらい寒さですが、寒い試合はカンベン。明日の注目ジョカトーレはこの男、
「業師」#29・西谷正也
です。しばらくケガで出場機会がありませんでしたが、ようやくベンチ入りの気配。昨年の函館、今年の3節でのゴールと、なぜか山形と相性の良い彼。ともに攻撃的に行くことが予想される明日は、使い方次第でジョーカーになれる。見せろお前の綺羅パス~♪
日ハムさんより若干気になる他会場のカードはこちら。(一回休み:横浜FC)
もう一人のキーマンは大塚の代わりに出る選手。チームとしては天皇杯でヘンなけちが付かなくて本当に良かった。9月の良いイメージをもう一度思い出せ。We are SAPPORO!
2006年10月04日
思ったよりやれたな、攻めだけは、という印象です。以下、雑感。 【最後の正確性を欠いた攻め】 前半はガーナが思ったよりも中盤で激しく来なかったため、前を向いてボールを持った選手からDFラインの裏へ良いパスが何度も出ていましたが、わずかなズレでゴールに結びつかず。後半も立ち上がりの佐藤寿人から山岸へ通った場面はあと一歩でした。 しかしこの「わずか」が致命的になってくるのが世界レベルの現実。昨日書いたチャンスを確実にものにする集中力、コンビネーションを今後は養っていただきたい。 【中央ではね返すことはできたが…の守り】 前半は巻を残した1トップの形で、山岸・佐藤寿人が良く両サイドを押さえていたと思います。相手の攻めも真ん中に偏っていたため、人数をかけてはね返すことはできていました。しかし後半、徐々に取りどころが自陣深くになっていったため前につなげず、ディフェンスの時間が長くなっていきました。その結果、マイボールになった時点で中央に人が多くサイドにボールが運べず、速い攻めが封じ込められてしまいました。 失点の場面はスローインで集中が途切れたところを狙われました。相手のしたたかさにやられたという感じです。 というわけであまり中盤でプレッシャーがかからなかったわけですが、問題は守備の連動性にあると思います。ボールにプレッシャーをかけに行ってはいるものの、二人目、三人目が予測して動けていない。このレベルの相手に1対1で取るのは難しいので、この連動性を出していくことが今後求められます。 【選手個人の評価】
内容・結果ともに、良い意味でも悪い意味でも納得のいく試合でした。収穫は多く、そして世界までの距離はまだまだ遠いことも再確認できたのでは?
2006年10月03日
明日のガーナ戦はオシムが就任して初めての格上との対戦です。ガーナのコンディションはあまり良くないと思われ、面白い試合は期待できないかな、と考えているのですが…。ただ一定レベルの個の強さ・速さは示してくれそうなので、明日は主に守備に注目しながら見てみようと思います。 2日の練習後にアレックスがこんなことを言っています。この「9-0-1」という表現を見ると自陣にドン引きしてとにかく守る、というサッカーをイメージしてしまいますが、それだと守りきれないだろうし、そもそもそういう戦い方は採らないのではないかと思います。播戸も言っているように、例えば1トップできたら後ろを2人にして両サイドのDFは高い位置に上がるなどして、「後ろの人数は必要最低限にしてできるだけ中盤を厚くしてスペースを消すこと」を目指すはず。今日はDF4人で紅白戦をやったようですが、2日にやった3枚と、相手の布陣に合わせて試合中に使い分けることになるでしょう。どっちでスタートするにせよ中盤がしっかり前で守備できるかがカギになりそうです。 攻撃は、奪ったボールをいかに早く攻撃につなげることができるか。トップの選手がしっかりボールを収めてサポートを待つこと、後ろの選手が追い越していくことが大事になります。前半から攻勢という展開は考えにくいので、少ないチャンスをものにする集中力がものを言うのではないでしょうか。
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
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