第41節・vs京都

2005年11月19日

 まずはお詫びを。すぐ下のエントリーで『サッカーJ+』Vol.2発売について書きましたが、今日札幌駅近辺の本屋に行ってみたところ店頭にはありませんでした。おそらく陸送のため北海道ではまだ発売になっていないものと思われます。よく確認もせずに書いてしまい、本ブログをお読みの数少ない皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。あるいは私の見落としで、「ここにあった」という目撃情報がありましたらお寄せ下さい。


 お詫びのしるしにこちら↓の写真をご覧下さい。



20051119-01.jpeg 今日のゴール裏です。選手はもちろんのこと、今日の試合が素晴らしいものになったのは彼らのおかげです。結果は引き分けでしたが、私には、誰一人あきらめる選手はいないように見えました。見事な闘いぶりだったと思います。それを可能にさせたのは彼らです。


 以下、雑感。

 【京都との差】

  • つなぎのパスの正確さ。ボールを奪取してから最初に出すパスが、京都の方が正確だった。ビデオで見たSTVの解説(野々村)も「二手・三手先を考えたボール運び」を京都がしている、という意味の事を言っていた。
  • 試合運びの上手さ。想像だが、京都は前半は0-0でいい、というプランだったのではないか、札幌が前がかりに来ることを予想して。そのゲームプランが崩れたにもかかわらず、同点に追いついた後、京都はすぐ逆転した。追いつかれた後、札幌はすぐに逆転された。力の入れ所を知っている、という印象。

 【4-4-2に対する守り方】

  • 前半、ハーフウェー付近で札幌がプレッシャーをかけにいくと京都が易々とサイドチェンジで逃れる、という場面が多かった。サイドハーフを誰が見るのか、ウィングバック(砂川・和波)が行くと後ろのマークがずれる。そのため4バックにしたのだと思う。結果、失点してしまったわけだが、従来、山形・仙台などとやる時にもかたくなに3バックを崩さなかった柳下が勝負に出た。来年は相手に合わせた戦いを多用していくのではないか。

 【個人的に気になった選手】

  • 金子と鈴木。最近彼らは試合によく出ているが、非常によく頑張っていると思う。特に金子は目立たないが、本当に頑張って走ってくれている。
  • 加賀。今日はアレモンとのマッチアップだったが、すごく勉強になったのではないだろうか。前半、「少し離しておいて快足を飛ばしてスライディング」という彼得意のディフェンスの形に持っていけなかった。転じて後半は前に出てカットする場面が目立った。チームが前がかりに行ったこともあるが、試合の中でコツと言うか、相手の癖・間合いをつかんだんだと思う。
  • デルリス。残念ながら負傷のため、交代選手としての役割を果たせなかった。しかし、×印を出してからもマイボールを出来るだけキープしようと頑張っていた姿は素晴らしかった。軽傷であることを祈る。

 前節の福岡戦では「気持ち」で負け、今節は京都の「技術・試合運び」を目の当たりにして、選手は良い勉強が出来ていると思う。数字上は可能性が残っている。過度の期待は禁物。彼らがこの状況でもう一試合出来ることを喜ぼう。そして23日は、それに相応しい環境を作りにスタジアムへ。



この記事に対するコメント一覧

ookuma

売ってました

2005-11-21 15:16

つい今しがた、オーロラタウンの紀伊国屋書店で買ってきました。もちろん、特製ポスター付きです。

tottomi

Re:第41節・vs京都

2005-11-21 17:25

情報ありがとうございました。ブログの方でも見させていただきました。

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