開幕前・個人的な不安

2007年02月28日

 開幕まであと三日となりました。去年はかなり早い段階からテンションが上がっていた気がするのですが、今年は徐々に、という感じですかね。五輪代表戦の録画を忘れるぐらい身の回りが忙しいというのもあるかも知れません。が、そろそろ上げていくぞ~
 
 さて、はじめて開幕戦・アウェイに遠征します。たぶん最後に行ったアウェイも西京極。天皇杯で京都相手に森が秒殺ゴールを決めて勝った試合、だったと思います。だからオレの行った西京極は負けなし!と勝手にジンクスにしておこう(笑
 
 開幕戦遠征に当たって不安が。
 まず、到着が遅い。多くの人がJAL2500便か2000便で行くのでしょうが、私は2504便。1315関西着ではピッチ練習に間に合うかどうか微妙な時間です。「出来るだけ安く」と思い日程が出た直後に先得で購入。この時点で2500便・先得はキャンセル待ち表示。しかしこれが裏目に出ました。後日見てみると2500便にキャンセルが出たのか空きがある。はやまった。
 JRの京都駅なんて実家にいた頃にも使ったことないので、乗り継ぎが上手くいくか非常に不安です。
 
 それよりも不安なのが久方ぶりのゴール裏。思うところあってゴール裏に行くのをやめていたのですが、さすがにアウェイに行って黙りもないだろうということで、数年ぶりに歌ってみることにします。体力には全く自信がありませんが、ペース配分なんか考えずに最初から全開で…30分で潰れないだろうなマジで(笑

 あと、試合後の実家でどんな話で間を持たせるかとか負けたらどんな顔して帰ろうかとかほかにも心配事はあるのですが、まぁとにかく行ってみればなんとかなるでしょう。あと三日。


ゼロックススーパーカップ2007・浦和0-4G大阪

2007年02月24日

 G大阪完成度高っっ!以下、雑感。
 
【コンディション不良だった浦和】
 明らかにこの試合に合わせたコンディショニングはしてこなかったですね。試合になっていたのは前半20分まで。あとはボールも人も動かない、動けない。欧州遠征、新監督、怪我人多数という状況を考えると、あくまで「調整の一環」としてとらえていたのかも知れません。
 両田中、長谷部、相馬など主力を欠くなか、アレックスの抜けた左サイドには小野が入りました。が、なかなかボールに触ることができず。ボールが逆サイドにある時にフリーになっているのに、チーム全体が同サイドの攻撃に固執してしまいボールが回ってこない、という場面がしばしば。G大阪のところでも書きますが、上手く縦を消されていた上にサイドチェンジのボールに全く精度が無かったことが攻撃停滞の原因と思われます。
 コンディションが戻ってくれば強さを取り戻すでしょうが、来週の開幕にピークを持ってくるというより、その後のタイトなスケジュールを考えて、今はしっかりチームを作っているという段階でしょう。何だかんだ言って帳尻合わせてくる気がします。
 
【どえらい強さだったG大阪】
 対照的に完璧な仕上がりを見せたG大阪。さらに攻撃に凄味を増したという印象です。
 まずはハットトリックを決めたマグノアウベス。G大阪はテクニシャン揃いですが、ゴール前での落ち着きはさすがです。スペースのないところでこそ活きる彼の技術。ディフェンスとしてはイヤな選手です。
 中盤の連動性も見事でした。3点目はGKがセーブしたところを押し込んだのはマグノですが、その前のプレーは二川(攻撃的中盤)がキープしたところを後ろから追い越していった橋本(守備的中盤)にスルーパス。浦和の中盤は彼を全く捕まえきれずにシュートまで持って行かれています。遠藤も含めた彼らの連動性は素晴らしいものがありました。
 そして今日もっとも私の目を引いたのは播戸の出来。得点こそありませんでしたが、中盤が出したいタイミングでの動き出し、DFラインの裏を取る上手さに加えて、今日は「イーブンのボールに対するアプローチ」が素晴らしかった。中盤でどっちにこぼれてもおかしくない、または浦和にこぼれそうなボールに対して最後まで競りかけ、マイボールにしたりファールをうけたり。体のキレは抜群です。今日に限ってはガットゥーゾとピッポ・インザーギが合わさった(!)ような良いプレーでした。
 チームとしても、浦和を上手く研究していたという印象です。浦和の持ち味は奪ってからの攻めの早さですが、今日のG大阪は「まず縦のコースを切る」ことを試合を通じて忠実に行っていました。しかもワシントンに対するコースは徹底的に切られていた。浦和は仕方なしに横パスを出すしかないわけですが、これの精度が今日に限ってはどうしようもなく悪かったこともG大阪ディフェンスを楽にしましたね。
 
 というわけで開幕からG大阪が走りそうなJ1。ま、そのまま行くとは思えませんけどね。代表多いし。あと一週間。


藤田、U-20代表招集

2007年02月22日

 藤田征也選手が、U-20代表合宿に招集されました。シーズンを目前に控え、願ってもない慶事です。
 ただ今回は本番(6月)を前にして「総浚いするには今しかない」ということでの大量招集。それに引っ掛かっただけとも言えます。引っ掛かったら離れない、5日間でしっかりアピールして欲しいものです。ちなみに合宿自体は2/27~3/7となっており、前後半で招集メンバーをわけるものと思われ。オフィシャル見ると3日から7日の組のようですね。
 
 …ん、5日間?おおっと、開幕戦不在かよ。正直大事なコマが減るのはイタイですが、ま、右サイドは砂川に任せて。後顧の憂いなく行ってこい。


U-22代表v.s.アメリカ戦

2007年02月21日

 うーん、かなり退屈でした。以下、雑感。
 
【開始15分で失われた勢い】
 立ち上がり、最終ラインと守備的中盤がマークを確認できないアメリカに対し、日本は3トップのコンビネーションで良い攻撃ができていました。しかし、8分の平山、13分の梶山と決めて欲しいチャンスをことごとくフイにするうちに試合は膠着。以降は流れの中ではチャンスらしいチャンスを作れず。
 アメリカはつなぎにミスが目立ち全くペースを掴めていなかったのに、こっちが自ら流れを手放しちゃった感じです。35分には最終ラインでのボール回しでミス。39分には右サイドから一人で切れ込まれてシュートされている。人は揃っているのにボールにいけていない。立ち上がりと役どころを全く逆にたところで前半終了。
 後半もFW三人で崩せるもののサポートが足りず厚みのない攻撃に終始。平山はもう少し、イヤもっと体を張ってボールをキープしなければ。中盤がフラットなので、底の位置から梶山・本田拓がサポートにいく時間を作る必要がありました。5~8分には自陣でのボール回しを狙われています。大きなピンチにはなりませんでしたが声が出ていないんじゃないでしょうか。
 後半のアメリカは別のチームみたいに元気になりました。交代で入った右サイドの選手を止めきれず、そこからチャンスを作られていました。日本の攻撃は2トップにしてからそこそこボールが回るようになりましたが、62分、FKからやはり平山、84分、見事な突破から水野がいずれも逸機で試合終了。
 
【「予選=シビアな試合」で求められるもの】
 上記のように、声が出ている様子でもなく、どことなく元気の無かった今日の日本。シーズン前ということでコンディションに問題があったのかも知れませんが、本番の予選でコンディションが良いという保証がどこにあるのでしょう?
 勝負所でしぶとく点を取る、苦しい時にしのぐ。予選突破に必要な要素が、今日は何一つ見られなかった。攻撃が上手くいかなかったことよりも、こちらの方が気懸かりです。来週だろうが本番は。大丈夫かヲイ。


【オマケ】これじゃあ勝てない-札幌編【異論歓迎】

2007年02月20日

 緊急メンテもようやく終了(報告メール見たけどあれ、WEBOSSは連日徹夜だな。乙です)。にもかかわらず一向に書き始めないブログになぜ345件もアクセスがあったんだ?とにかく今日から再開します。またすぐ中断したりするかも知れません。
 


 
 J2各チームについて悲観的に戦力分析を試みた「前向きネガティブキャンペーン」。肝心なチームを忘れていました。番外編的にコンサドーレ札幌です。当然キャンペーンの趣旨に添うように批判的に。
 


 
 昨日、神戸とのTMが行われました。結果およびレポートはこちら。
 守備の組織作りはまずます上手くいっているようです。が、ついに出てきた「あの言葉」。
 

西嶋 弘之選手(札幌):
「1本目はゲームを支配しながらもなかなか決定的なチャンスを作れなかったが、ボールを持つなかで、どこで攻撃をスピードアップさせるかという部分が課題だと思う」(ソース(J's GOAL)

 
 「攻撃のスピードアップ」。それ、去年から何回聞かされたか分かんない。
 
 そもそも、去年のチームがイマイチ乗り切れなかった理由の一つに「ポゼッションはできるんだけれど得点できない」というものがありました。確かにシーズンを通して得点は多かったけれど「早めに点を取っておけばよいものを逸機続きでペースを失い、そのうちに(ry」という試合が多かった。
 今年は三浦が守備からチーム作りをはじめていることもあって、ここまでキャンプ中にこの問題が顕在化することはありませんでした、報道の中では。が、この神戸とのTMでは、相手の事情などから図らずもこの問題点が浮き彫りにされた格好となりました。上記ソースから平瀬選手(神戸)の言葉。
 

「今日は相手がポゼッションをしてくるチームだったので、ある程度引いた位置から守備をする戦い方をした。前から積極的に取りに行けば、こっちがボールを持つ時間帯を増やすことはもちろんできたと思うが、色々なスタイルの相手にフィットするためにもそういう戦い方だった。前方の選手で相手のパスコースを限定して守備をするということが課題だったので、その意味で今日はそうした守備ができていたので収穫はあった」

 
 神戸は昨年の対戦で札幌がどういうチームか知っているわけです、「ポゼッションをしてくるチーム」だと。で、その札幌に対して「そうした(引いた位置からの)守備ができていたので収穫はあった」。その結果が0-0(レギュラー組)。平瀬の言葉と結果をネガに受け止めると「去年の札幌と変わんねえ」ってことです。「引いてしっかり守れば負けないよ」と。
 「昇格した神戸を押し込んだんだからいいじゃん」ってのはカンベンですよ。D-スポーツやFの炎じゃないんだから。昨日のメンバーはU-21にベテラン若干名。サテです。今年のJ2にあれより弱いチームが幾つもあるとは思えない。その相手にポゼッションできたけれど得点できなかった。大丈夫かヲイ。
 


 
 これまで「練習試合の結果はどうでもイイ」と言ってきましたが、今回ばかりは言わずにはいられない、結果だけを見ると勝っちゃってるからこそ余計に。新加入のダヴィがまだまだフィットしていない状況とは言え、そろそろ攻撃面でも安心できる材料が欲しいところです。


【ネガキャン】ココには勝てない!-草津編【確信犯】

2007年02月10日

 ネガティブキャンペーン最終回、今回はザスパ草津を取り上げます。昨シーズンオフ、多くの戦力外を出し、かわりに若手を積極的に獲得しました(情報は2/10現在)。
 
【主な新加入選手】

  • GK:本田征治(←神戸)
  • DF:藤井大輔(←新潟)
  • MF:吉岡聡(←横浜FC)
  • MF:桑原剛(←水戸)
  • MF:山本拓弥(←鹿島)
  • FW:氏原良二(←山形)

 
 中盤の中心だった島田は大宮へ返却、GK高木は札幌へ。一方で若手を入れて中長期的な視野のもとでのチーム作りを考えているのではないでしょうか。ベテランがいないというわけではなく、鳥居塚・秋葉などが上手くチームを引っ張っていければ面白そうです。
 ひところの「最弱」というイメージは捨てた方がよいでしょう。今日の練習試合でもKyuリーグ・ホンダロックに快勝。昨シーズン、順位は12位だったものの得点は10位(54点)。札幌も引き分けた二試合では2点ずつ取られています。ただ失点が順位通りの12位(86点)。ディフェンスをもう少し頑張れば中位を狙えるんじゃないかと思います。若い選手が多いだけに勢いに乗ると怖い存在です。
 


 
 こんなところです。ネガキャンはこれにて終了。明日はサポーターズ集会inコンベンションセンター。いろいろ貴重な話が聞けそうです。


【ネガキャン】ココには勝てない!-愛媛編【確信犯】

2007年02月09日

 チームは順調にキャンプメニュー・練習試合を消化中。先日のKリーグ・城南一和との試合ではせっかく4点取ったのにパスミスとセットプレーで4点献上という昨年からの変わらぬ姿を見せ一部のサポに妙な安心感を与え、今日は今日で4セットやって1失点と「ヲイヲイかんぬきかけるようなサッカーするんちゃうやろな」とこれまたアレなスコアで勝利。というわけでもう一度。
 
 ス コ ア な ん て ど う で も イ イ で す か ら 。
 
 内容内容。


 さて、いよいよ終了までのカウントダウンに入ったこの企画。今回のネガ材料は愛媛FCです。昨年は予想外の健闘を見せ、札幌も煮え湯を飲まされたこのチーム。中盤の中心だった高萩がレンタル終了で返却。ほかにもかなりの数の放出がありましたが、イヤイヤ意図のありそうな良い補強じゃないの?
 
【主な新加入選手】

  • GK:佐藤昭大 (←広島)
  • DF:近藤徹志(←浦和)
  • MF:新井翔太(←浦和)
  • MF:大山俊輔(←浦和)
  • MF:中村豪(←磐田)
  • MF:持留新作(←G大阪ユース)
  • MF:内村圭宏(←大分)
  • MF:青野大介(←新潟)
  • FW:大木勉(←広島)
  • FW:藤井貴(←磐田)
  • FW:三木良太(←G大阪)

 
 「ここにもブルーノがいる!」とかじゃなくて(笑)。「よそで出場機会のない若手を何人かセットで借りてくる」というこの補強の仕方だと、共通理解も得やすいのではないでしょうか。素材としては質・量ともに十分穴は埋められた、というのが各雑誌の評価のようです。
 となれば昨年見せた「激しいプレスと運動量」という持ち味がどれだけ発揮できるかです。今のところ札幌も4バックで全ての練習試合に臨んでおり、システム上もまさにガチンコの勝負が予想されます。昨年は気合い負け・走り負けの展開が多かった愛媛との対戦。相手の勢いに飲まれないか非常に心配です。
 


 
 こんなところです。次回は最終回、草津です。


【ネガキャン】ココには勝てない!-東京V編【確信犯】

2007年02月07日

 さて、今日のネガ材料はJ2のどこのチームも恐怖感を押さえきれない相手、東京ヴェルディ1969です。伝統のヴェルディブランドの魅力と闘将・ラモスのラブコールにより、かつてない豪華な補強が行われました(情報は2/7現在)。
 
【主な新加入選手】

  • GK:吉原慎也(←川崎F)
  • DF:土屋征夫(←大宮)
  • MF:服部年宏(←磐田)
  • MF:名波浩(←C大阪)
  • MF:佐藤悠介(←湘南)
  • MF:吉武剛(←横浜FC)
  • MF:ディエゴ(←柏)
  • FW:フッキ(←札幌)
  • FW:船越優蔵(←新潟)
  • FW:エルサムニー・オサマ(←東京Vユース)

 
 これだけで1チームできそうです。大量補強によって長丁場のJ2を乗り切るのに十分な選手層となりました。激しいレギュラー争いが繰り広げられそうです。よそのチームなら確実にレギュラーを張れる選手が何人もベンチに座ることになりそう。
 もともとヴェルディはショートパスと高い個人技で中盤を支配する往年の攻撃的なスタイルを得意としてきましたが、そうしたサッカーの復活を監督は目論んでいるのでしょう。名波の経験、ディエゴの突破力、フッキの決定力、後方を支える土屋と服部の安定感。去年から居た選手だって大野、永井、廣山…うーん、羨ましい。
 タレントが豊富なのは何も攻撃陣だけではありません。ディフェンスは前述の二人のほかにも、富澤・海本・萩村・戸川・一柳と豊富。GKも高木と吉原のハイレベルな二人を備えました。昨シーズンはさまざまな組み合わせを試して、選手の見極めができたと語る監督がどういう用兵を見せるか、注目です。
 


 
 こんなところです。あんまり面白くなかったかも知れませんが、そこはそれ、別荘の方でカンベンを。次回は愛媛です。


【ネガキャン】ココには勝てない!-水戸編【確信犯】

2007年02月06日

 さて、今日のネガキャン材料は水戸ホーリーホックです。今シーズンは選手の大幅な入れ替えが行われました(情報は2/6現在)。
 
【主な新加入選手】

  • DF:鈴木和裕(←京都)
  • MF:村松潤(←仙台)
  • MF:篠福太郎(←ポルトゲーザ・ロンドリネンセ)
  • MF:金澤大将(←横浜FC)

 
 アンデルソンを失った攻撃陣は今のところ純国産。というかチーム全体が純国産。今後、外国人の獲得があるかも知れません。その中で目を引くのは篠福太郎。長崎のアマチュアクラブからブラジル・パラナ州1部のクラブを経ての加入。どんな選手なんでしょう?ちなみに「しのふく・たろう」ではなく「しの・ふくたろう」です。
 毎年下位に低迷する水戸ですが、札幌にとっても他のチームにとっても必ずしも戦いやすい相手というわけではありません。上位相手には徹底的に守備を固める戦術を取るからです。昨シーズンは途中、ポゼッションを志向して失敗、再び元に戻すという紆余曲折を経たシーズンとなりました。今年も中下位には攻撃的に行くかも知れませんが上位には守備を重視した戦い方をするのではないでしょうか。ま、札幌が「上位」なのか「中下位」なのか分かりませんが……何ですか?ネガキャンですからこれは。文句はナシでお願いしますよ(笑
 去年からも言われていることですが、こういうチームを崩していかないと昇格なんてできません。昨年昇格した3チームが水戸相手に落とした勝ち点は合わせてたったの4(1分1敗)。札幌はひとチームで6(ついでに東京Vも6)。ここ3年間で昇格した8チームのうち、水戸に負け越しているのは05年の甲府と、04年の大宮だけ。…大宮……大宮?三浦かorz
 


 
 こんなところです。次回は東京Vです。


【ネガキャン】ココには勝てない!-福岡編【確信犯】

2007年02月05日

 やけにさまになっている曽田が気になってしかたがない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日取り上げるのは降格組、アビスパ福岡です。
 
 昨年はフロント共々迷走の挙げ句に陥落劇を演じてしまったわけですが、チームの根幹の部分はいじらずに再スタートを切ることとなりました。まずは補強から(情報は2/5現在)。
 
【主な新加入選手】
GK:ノグチピント・エリキソン(←柏)
GK:内藤友康(←名古屋)
MF:久永辰徳(←大宮)
FW:宇野沢祐次(←柏)
FW:ハファエル(←ナシオナル)
FW:リンコン(←パウリスタ)
 
 主な、というかこれで全部です。若干CBが弱い感じもしますが、ここの強みはなんといっても豊富な中盤。ざっと数え上げても布部・ホベルト・久藤・古賀・久永・中村北斗(サイドバックでの起用か)など。さまざまな組み合わせが可能であるとともに、相手の中盤に合わせて人数を変えるということもできそうです。久永の復帰は精神面でも良い影響を与えるのではないでしょうか。
 FWのブラジル人、ハファエルはC契約。リンコンは長身のストライカーのようです。合流時期がやや遅かったとはいえまだまだキャンプ序盤。しっかり周囲と合わせてくれば怖い存在です。
 監督はJリーグきってのお笑い外国人として鳴らしたピエール・リトバルスキー。指導者としても母国ドイツやオーストラリアで経験を積むとともに、過去には横浜FCで指揮を執ったこともあり、日本サッカー、あるいはJ2を知り尽くした指揮官がどんなサッカーを見せるか、非常に気になるところです。
 


 
 理不尽なレギュレーションも原因の一つとは言え、98年に直接引導を渡してくれちゃったのはこのチーム。今年は是非意趣返しといきたいものです。次回は水戸です。


【ネガキャン】ココには勝てない!-仙台編【確信犯】

2007年02月03日

 今日の午前中に練習試合(at川崎F。宮崎に出向いているので一応アウェイ表記で)が行われました。こんな結果だったらしいですが、私は練習試合の「結果」には全く興味がないのでスル~。内容だよね内容。
 


 
 さて、開幕までちょうど四週間。今日取り上げるのはベガルタ仙台です。本ブログでは開設以来、身内@仙サポに対するほんのおふざけで仙台さんに対して「ヘタクソ仙台」という呼称を用いてきましたが、京都のあまりにもどうでもいい名称変更に倣い、ここでも名称変更を行います。新呼称は「へたうま仙台」。
 
 豊富な戦力を有しながらいまひとつ戦績が上がらなかった仙台ですが、今年こそは、の意気込み溢れるラインナップとなりました。もうヘタクソとは呼ばせない!(情報は2/3現在)
 
【主な新加入選手】

  • GKシュナイダー潤之介(←鳥栖)
  • MF:田ノ上信也(←横浜M。Fは死んでも付けない)
  • MF:ジョニウソン(←クルゼイロ)
  • MF:永井篤志(←山形)
  • MF:レアンドロ(←アメリカ)
  • FW:ウィリアン(←ボタフォゴ)
  • FW:フェリッペ(←アメリカ)
  • FW:中原貴之(←新潟)
  • FW:鈴木弾(←仙台ユース)

 
 何とも豪華な補強です。レアンドロとフェリッペはC契約の19歳。契約期間は半年で、上手くフィットすればシーズン終了まで、あわよくばジョニウソン・ウィリアンのポジションを奪うぐらいの活躍を、といったところでしょうか。
 守備的なポジションにはジョニウソンに加えて永井を獲得。山形を引っ張ってきた大ベテランがライバル仙台をどう変えるか。昨年出場機会を得て成長した菅井(きん)などマルチな選手もおり、さまざまな組み合わせが考えられます。
 攻撃の要ロペスは残留。右サイドの梁、オリンピック代表を狙う萬代、ユース上がりの鈴木など、将来をも見据えた選手構成になっています。
 監督には望月氏がコーチから昇格。昨年選手としっくりいかなかったブラジル人監督と異なり、熱血指導でチームを引っ張っているようです。「味方選手が混乱するんじゃねーの?」という双子コーチも誕生。久しぶりにベンチも充実した感のある仙台。強敵です。
 


 
 近いんですがなかなか遠征の機会がなかった仙台。今年もムリっぽい。ベガッ太のまゆ毛を間近で見てみてぇなぁ……。次回はアビスパ福岡です。


【ネガキャン】ココには勝てない!-C大阪編【確信犯】

2007年02月02日

 今日のネガ材料は降格組、セレッソ大阪。主力の離脱もなんのその。残った面子だけでもかないそうにありません。まずは新加入選手から(情報は2/2現在)。
 
【主な新加入選手】

  • GK:山本浩正(←磐田)
  • DF:羽田憲司(←鹿島)
  • DF:柳沢将之(←東京V)
  • DF:千葉貴仁(←札幌)
  • MF:アレー(←ボタフォゴ)
  • MF:濱田武(←鳥栖)
  • FW:キム・シンヨン(←漢城大)

 
 ブルーノ・クアドロスの抜けたCBには鹿島から羽田と札幌から千葉を(地名並べたみたいだw)加えました。羽田はここ数年は度重なる怪我で試合に出ていないもののユース代表経験もあり、試合勘を取り戻せば大いに戦力になりそうです。柳沢は右サイドバック。力強いオーバーラップが持ち味。
 下村が抜けた中盤の底にはブラジル人のアレー。これは全く分からない選手だけに不気味です。濱田は昨年鳥栖で活躍した攻撃的中盤(レンタル終了で復帰)。森島寛晃・古橋の負担を軽くするとともに、どちらかのFW起用を可能にする、効果的な補強と言えるでしょう。左サイドのゼ・カルロスも脅威です。
 FWは大久保・西澤が退団。しかしそれまでいた選手だけでも大したものです。オリンピック代表でも活躍している苔口、デカモリシこと森島康仁が両名の穴を埋めることでしょう。さらに超エリート・柿谷もおり、前線のタレントが豊富なC大阪の伝統は健在です。
 
 森島はかつて一年でチームをJ1に復帰させており、同じくJ2での戦いを知っている監督共々、この経験は大きな武器になることでしょう。
 


 
 こんなところです。実家が近いのでアウェイのどちらかは行きたいなと思っているんですが、シーズンチケットと上洛で財布が空っぽになりそうなのでたぶんムリ。次回はベガルタ仙台です。