第39節・vs水戸

2005年11月07日

というわけで、開設しました。

水戸の「穴熊作戦」に対して、サイドを起点に攻めるというプランは間違っていなかったと思います。ただ、柳下が「ミスを恐れず」と言っていたのに、試合ではリスクを冒して縦に、ゴールの方向に向かうパスがなかなか入らなかった。ようやくの先制点が入ったあとに、気持ちが守りに入りましたかね。

それと、今節に限っては選手の配置・選手交代に「今のチームの抱える難しさ」を感じました。
函館での山形戦では、左サイドに攻撃が偏重したものの、西谷と砂川の連携はかなり多くのチャンスを生み出しました。翻って、「穴熊」相手では、中央でボールをとられることはもちろん、片方のサイドに攻撃が偏ることも、カウンターを招くという点でマズイ。そこで右に砂川・左に西谷という布陣になったのでしょうが、これが二人が絡んでのチャンスメイクという武器を消してしまった。
加えて、後半には岡田を入れましたが、交代直前に西谷が痛んでしまったことも誤算だった。想像ですが、中央の誰かと代えて、砂川を中でプレーさせるつもりだったのでは?
鈴木・金子にもう少し攻撃的にプレーして欲しかったけど、砂川・西谷の後ろが気になりましたかね。こう考えると、おそらく三原が使えないと柳下に判断されている現状にあっては、やはり上里の離脱は大きかった。

数字上の可能性はかなり低くなったわけですが、消化試合を作ることは育成にもマイナス。次の福岡戦は昇格争いのみならず、自分たちが経験を積んで成長するためにも大事である、ということを選手が理解してくれていると信じています。

【写真】前座試合/かんきょうみらいカップ
20051107-02.JPG



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