2010年01月01日
新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 さて、元日恒例、天皇杯の決勝が行われました。これまた恒例の一人越冬隊隊長として札幌の自宅でテレビ観戦。結果はG大阪の連覇となりました。 ゲームの流れとしては、立ち上がりからG大阪の守備意識と運動量が名古屋を上回り、前半30分過ぎから名古屋が息を吹き返し、後半も勢いを持続させたものの力及ばず、というものだったと思います。全体としては名古屋の時間帯の方が長かったようにも見えました。しかし結果は4-1。 名古屋は3トップを敷いたのですが、三人が広がる形だったため、真ん中(ケネディ)にボールが入ったときに中盤の選手がサポートに行かないと形にならないわけですが、前半はG大阪の中盤との力の差から、そこのサポートが上手くできていませんでした。後半、左サイドを使った攻めが何度か見られましたが、それでも中盤より後ろの選手がなかなかフィニッシュまで絡めなかったですね。 いつも思うのですが、G大阪は勘所を良く知っているな、という印象です。90分同じテンションで行くことはどんなチームにも無理なことで、それはG大阪も例外ではないのですが、じゃあどこで力を入れようか、どこでリスクを回避したプレーをしようか、という試合の運び方がとても上手いと思います。そして「行く」と判断したときのプレーには迷いがない。3点目に至る明神のプレーなんか鳥肌ものです。
で、札幌です。 試合を作る、という点で今のチームが全くもって未熟なのは言うに及ばず。これは場数を踏んで身につけるしかない。それよりも、こういうチームと今の札幌が戦うにはどうすれば良いか、ということを考えながら見ていました。 今シーズン、昇格するにあたっては経験のある大人のチームから勝ち点を取らなければならない。柏しかり、甲府しかり。G大阪ほどではないのはもちろんですが、高い完成度で開幕から来るんじゃないかと思います。 じゃあ札幌も真似してゲームをマネジメントして……っていうのができるかと言うと、さっき書いたとおり場数踏んでない今の段階ではあんまり期待できない。となると結局、最初から持っている力を100%出し切る、ということしかないんじゃないか、という、何とも陳腐なところに落ち着いてしまいましたw でもこれって、要するに「子供は子供らしく戦え」ってことなのかな、とも思います。G大阪が大人のチームらしく大人の戦い方をしたように、子供の札幌は元気よく(これも陳腐だw)戦うしかないんじゃないか、と。 昨シーズンの札幌も子供でしたが、子供の悪い面ばっかり出ていたような気がします、ミスしてしょんぼりしちゃうところとかw とりあえず、大人になるのはもう少し先で良いから、今年は良い意味での子供らしさをもっと見せてほしい。「リーグで最も年を取っている部類の一人なのに最も子供っぽい選手」も入ったわけですからw
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
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