また幸運キタコレ!

2006年09月30日

 新しいYシャツが必要だったので街に買いに行くことに。で、出かけるんだったらついでに、と思い、もう冬物が出ようかという今頃になって欲しくてたまらなくなってきたKappaさんのSAPPOROトラックジャケットを買いにファクトリーに行ってきました。

 これもいまさら言うまでもないことですがこのトラックジャケット、胸に都市名・国名の大きなロゴをあしらった"EROI"というシリーズのひとつで、ちょうど今フェアをやっているところでして、私もクジを引いたわけです。そしたらクジを開いた店員さんが

「あっ、当たりです!」

おお!フェアは明日までなのでどうせ当たらないだろう、と思っていたのについてるぞ、「EROIアクセサリーをプレゼント」とあったけれど何だろう?と軽くテンションが上がっている私だけでなく、店員さんのテンションもなぜか上がっている。どうしたんだ?


 その店員さん、近くの店員さんに「ホラ、当たりだよ」とか言ってクジを見せている。"?"マークを浮かべていると、

「今日はじめて当たりが出たんですよ。今まで誰も当たってなくて…」

と言うではありませんか!思いもよらぬ幸運に今度はこっちのテンションが上がる。そして奥から持ってきてくれた景品がこちら↓



 これまた思いもよらぬ豪華な景品にもはやどうリアクションして良いか分からずうろたえる私に、店員さんは非売品であるこのカバンについていろいろ説明してくれましたが…ゴメン、半分くらいしか頭に残ってないよ。でも大事に使います、ありがとう。

 フェアは明日まで。当たりはまだ9本残っている!みんなファクトリーに行け!


 というわけでハットトリック以来二度目の幸運が訪れたわけですが、「さてこのカバン、スタジアムに持っていって良いものかどうか」と悩んでしまったわけです。なにせ私には「せっかくの幸運を台無しにする」癖がありましてね。去年のハットトリックの馬券は甲府戦の3点本塁打を呼び込む悪魔のアイテムに化けたし(もちろん速攻で換金)。さてこの幸運をスタジアムに持ち込むいい方法はないものか…するとあることに気がついたのです。
 出かけるときになぜか衣装ケースの中からではなく物干しにかけておいたシャツ2枚をそのまま着て行ったんですよ。で、なんとその組み合わせが水曜日の徳島戦とおんなじ。水曜日は6-0、今日はエロいEROIアイテム当たり。どうやらこのシャツが運を呼び込んでいるようです。というわけで次の試合もこの服で。この服といっしょならカバンもダークサイドに落ちることはないでしょうw

 ただ、唯一の難点はこの服を着ると

必ず降る

ってことです。ちょっと前まで晴れてたやないか(怒


 水曜日のエントリーで忘れていたので追記しておこう。ゴメンよ。

西嶋初ゴールオメ!


第42節・札幌6-0徳島

2006年09月27日

 大雨の中スタジアムへ足を運んで良かったけれど、しかしまぁ、2試合続けて6点取るとは、なんて非道いチームだww 以下、雑感。

【好調な攻撃陣】
 いまさら言うのも何ですが攻撃陣が好調です。たくさん取りすぎてどれがどれか記憶があやふやな上に、雨に濡れた靴とジーンズの裾を気にしている間に6点目が入ってしまい、生涯初の得点シーン見逃しをやらかしてしまいましたよ(理不尽な怒)。
 この前の厚別ナイター・水戸戦ではフッキばっかり目立っている印象がありましたが、今日は得点のなかった芳賀も含めてみんな…、待て、相川はちょっと外しすぎだったか。しかし「注目ジョカトーレ」に選ぶとどいつもこいつもどうして…(苦笑)。とにかく、今日はボールをじっくり回した上でタイミング良くウラのスペースを突くという理想的な攻めが何度も見られました。みんな余裕を持ってプレーしているのがよく分かります。それが最もよく現れたのが5点目だったと思います。右サイドの裏へ抜けたフッキのクロスは石井に合わず…と思ったらもう一つ向こうの砂川をしっかり見て出したボールでした。
 シーズン当初は近視眼的プレーが目だったフッキですが、ここへ来て周りと合ってきました。1点目はまさにゴラッソ。難しい体勢からよく決めました。あと、関初ゴールオメ!

【快勝を呼んだ守備意識】
 しかし今日の大勝を生んだのは守備意識の高さだったと思います。徳島がマイボールにしてから少々慌てていたこともありましたが、中盤がボールを失ったあとのプレッシャーを素早くそして厳しく掛けていたため、退場者が出た後半になって徳島は完全に切れてしまいました。また、3バックの連携が非常に良かったと思います。お互いのカバーの意識が高く、エリア付近では常に「ボールにアタックに行った選手がコースを限定して二人目が奪う」ができていたと思います。曽田はだいぶプレーがはっきりしてきたな、という印象です。ただぁし!自陣からつなぐ意識は分かるがクリアボールははっきりせんか!今日はたまたま失点に結びつかなかっただけ。ここは次節に修正を。


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#11相川:バツカトーレ[▽75](6)
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(20)・#19関(1)・#6西嶋(1)・#9石井(8)・#8砂川(7)・#9石井(9)


 前節・今節と大量得点で勝ったわけですが、こっちの調子に加えて相手も攻撃的なスタイルだったというのがあると思います。前節はロスタイムに2点、今節は退場者が出てから4点と、やや特殊な点の取り方をしているので、これが続くと思わない方がよろしい。幸い43節は休みでヘンな勘違いをしたまま試合をする心配はないと思うので、天皇杯を含めてもう一度出来ているところと出来ていないところを確認して、10月も攻め抜こうじゃないか。


「ちょっと待てエースはオレだ」なあの男

2006年09月26日

【前節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#9石井:バツカトーレ[▽56](7)
  • 今節のマルカトーレ:#16大塚(2)・#10フッキ(16)・#11相川(6)・#10フッキ(17)・#10フッキ(18)・#10フッキ(19)

 …ハットトリックは当たったけどフッキだったか(笑
 たまらない展開となった第41節・湘南戦。6ゴール全てハイライトで見たものの「やはり試合を通して見てみたい」と思って、録画を頼んでおいた知り合いからDVDを入手していざ再生…と思ったら何故か映らない!ガードがかかっているのか、空のDVDを渡されたのか、とにかく映らない。もう一度依頼しようにも彼は転勤で関東に行ってしまったし…。諦めるか…

 さて、何故かゲンのいい平日ナイターも明日で最後。よりによって天気は下り坂ですが、悪天候何するものぞ、という気合いを期待しましょう。今節の注目ジョカトーレはこの男、おお初登場か、

#11・相川進也

です。いつの間にやら中堅となった彼。今年は出たり出なかったり、メンタル面での準備不足を柳下に指摘されたりと、これまでにないくらいの苦しみを味わっていることでしょう。前節見事な活躍を見せ(そうそれも見たかったんだよ何で映んないのよ!)苦境を脱しつつあるかに思えます。数少ない生え抜きとして「札幌を引っ張るのはオレだ!」という活躍を期待!見せろお前の牽引~♪


 目の前の勝利をもぎ取ることが最優先なので心の底からどうでもいいと思っている他会場のカードはこちら。(一回休み:東京V)

  • 草津-湘南:前節の結果に気をよくする草津。恐れずアグレッシブに行け>湘南
  • 柏-水戸:序盤の失点は禁物>水戸
  • 横浜FC-仙台:目下のライバル同士。激戦必至
  • 神戸-鳥栖:尹と新居メンバーをどこで使うか?神戸は中盤を制したい
  • 愛媛-山形:ズルズル行きたくない山形。両サイドの突破を活かしたい

 5点取られた湘南相手に6点取って雪辱は果たした。それはそれですごいことだが、良い試合をしたあとのダメさ加減が今年の苦戦の要因。これを克服して連勝を!We are SAPPORO!


ハットトリックの予感漂うあの男

2006年09月22日

 明日は湘南戦。今節の注目ジョカトーレはこの男、

夕日が似合う男」#9・石井謙伍

です。理由?U-21代表に選ばれたから?イヤ。そろそろマルカトーレが欲しいのでFWにしてみた?イヤ。

今日の私の支出が¥999-(交通費除く)だったから

です。これ以上ない吉兆でしょーがw

 今日はJRのトラブルですっかりやられてしまったので他会場の予想はお休みです。負けはしないけれど勝てない、もどかしい試合が続きますが、湘南相手ならば打ち合いの展開が予想されます。攻撃的に行こう!We are SAPPORO!


電影有声・『ZIDANE:ジダン 神が愛した男』

2006年09月20日

『ZIDANE:ジダン 神が愛した男』(2006フランス・アイスランド/監督:ダグラス・ゴードン/95分)

公式サイト

 ワールドカップ2006を最後に現役を引退したジネディーヌ・ジダンを追ったドキュメンタリー。

 2005年4月23日、リーガエスパニョーラ第33節・レアル・マドリー-ビジャレアル、この試合で17台のカメラを使ってジダン一人を追い続けた映像がひたすら流れつづける。試合展開そっちのけでジダンばかり追っているので、ゴールの瞬間が映っていなかったり、マドリーの出来が悪い前半はほとんど歩いているジダンしか映っていないなど、「ジダンの華麗なプレーとマドリーのスター達を見たい」という向きには全くお薦めできない作品です。「サッカーとロックとモダンアートを融合させた」斬新な映像感覚も、正直あまり伝わってこなかったばかりか、開始直後の映像処理には少々具合が悪くなってしまいました。が、それを差し引いても興味深い点がいくつかありました。


(ドキュメンタリーでこんなこと言うのも何ですが、ここから先は内容に触れています)


 まず、撮影がピッチレベルで行われたため、ジダンの息づかいから選手が芝生を踏みしめる音、ボールを蹴るときのインパクトの音、はては観客席のたった一人の手拍子まで拾っており(背景にぼんやり映っていた観客の手と音がシンクロしていたから間違いありません)、スタンドでは感じられない臨場感があったと思います。

 さっきも書いた通り、カメラはジダンだけしか追っていないので試合展開は全く分かりません。審判が笛を吹いても何が起こったのか分からない(笑)。ただ、おかげで「ジダンでもボールを触っている時間はこんなものなのだな」というのがよく分かりました。90分の試合の中で一人の選手がボールを保持する時間はほんのわずかです。この試合、ジダンは本当にプレー機会が少なかったのはマドリーのサッカーの質が低いせいもあると思うのですが、後半、見事にロナウドの同点ゴールをアシストして見せました。いくらジダンといえども限られたプレー機会で決定的な仕事をしなければならない。そのことを実感するとともに、逆に言えばあれだけボールに触る機会が少なかったにもかかわらず仕事をしてしまうあたりはさすがだなと思いました。

 この映画は日本では7月以降に公開されているようなのですが、本国フランスではどうだったのでしょう?このことはどこかで誰かが書いていた気がしますが、ワールドカップ前だとすると、映画のラストは非常に暗示的です。この試合、相手ゴール前で起こったもめ事でジダンは退場になります。本人が絡んだプレーではなかった気がしますが、小競り合いにあとから入っていってレッドカードを受けてしまうのです。
 ドイツでの決勝のことを思うと、映画のラストの言葉、正確には覚えていませんが、「魔法はいつか解ける。それも不意に」という意味の言葉がまるで予言のように思えてきます。

 華麗なプレー集、とはいきませんが、思わず笑ってしまうぐらい素晴らしいとラップをはじめとした彼の高い技術は堪能できます。シアターキノ、明後日で終わっちゃいますけど。


post by tottomi

22:13

電影有声 コメント(2)

"0"と"1"の距離

2006年09月18日

 石井がU-21代表合宿に招集されました。大変めでたい。日程を見ると1日だけで、神戸との練習試合のみで解散するようです。機会はかなり限られてしまいますが、貪欲にアピールしてきて欲しいものです。

 呼ばれない選手には(少なくとも現時点では)アピールの機会すら与えられないのに対し、たった一日でもチャンスがあれば道が開ける可能性がある。0には何を掛けても"ゼロ"のままですが、1ならば何倍にもなるかも知れない。この一回のチャンスを、何とか活かしてもらいたいものです。


頭の体操としてのサッカー

2006年09月17日

 昼食を取って最寄りの地下鉄へ。ドニチカキップを買って、行き先はもちろん宮の沢。乗り換え込みで30分ほどで到着。改札を抜けて向かった先は…、某所にある体育館……。
 だって人数が足りなさそうだったんだもん、フットサル(泣)。諦めましたよサテライトは。

 で、いつにも増して散々な出来だった理由を帰り道に考えてみたら、どうやら「頭の回転のスピード」に問題がある、という結論に。自分は、例えばパスミスをしたときやシュートを打ったあとにひと息ついてしまう癖がある。上手い人を見ていると、技術だけでなくてそこの所の切り替えがすごく早いんですね。こっちがボールを奪ったと思ったらもうディフェンスに入っていて取り返されてしまう。よく「最後の一歩」が出る・出ないと言いますが、それ以前に最初の一歩をいかに速く踏み出すか、いかに頭を切り換えて次のプレーに移るか、この大事さににあらためて気付きましたよ今日は。というわけで(清野もあんまり活躍しなかったらしい)サテライト見に行く代わりに良いものを得た、かな?


 昨日はドローだったわけですが、やはり攻撃の最後の所が課題だったようです。FW陣にはゴール前でのより一層の落ち着きが求められます。数字上はまた厳しさを増したわけですが、一つ一つの試合に集中する以外に方法があるわけでもなし。四の五の言う前にとにかくスタジアムへ。

【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#14鈴木:バツカトーレ[○](2)
  • 今節のマルカトーレ:なし

post by tottomi

23:03

フットサル コメント(2)

封じ込めが期待されるあの男

2006年09月15日

 明日は仙台戦。前節しっかり勝った勢いで良いスタートを切って欲しいものです。今節の注目ジョカトーレは…おお第2節以来か、

 「札幌の皇太子候補」・#14鈴木智樹

です。前節見事なゴールを決めた彼。今節の相手、仙台は前線の外国人の破壊力がクローズアップされていますが、明日に限ってはロペスの代わりに出るであろうMF梁が要注意。彼からのチャンスメイクを防ぐには守備的な中盤の働きが重要になります。そこで最近素晴らしい運動量で中盤をカバーしている鈴木の出番。ついでに2試合連続ゴールってのも見たいぞ!見せろお前の右足~♪


 どちらかというとウチのことで精一杯なのでいつもより投げやり感が強い他会場のカードはこちら。(一回休み:鳥栖)

  • 水戸-横浜FC:前節の出来ではちと厳しい>水戸
  • 神戸-徳島:出場停止2選手がどう影響する?>神戸
  • 柏-草津:試合運びさえ間違えなければ>柏
  • 愛媛-東京V:楽して勝とうと思うとやられる>東京V

 気が付けば第4クールの初戦です。いよいよ今年の仕上げの時期。ここまでやってきて出た良いモノも悪いモノも、全てひっくるめて総決算した、「これが今年の札幌だ」という闘いを期待します。We are SAPPORO!


第39節・札幌3-1水戸

2006年09月14日

 まあ危なげない試合だったと言ってあげても良いのではないかと思います。以下、雑感。

【「せこい」セットプレー】
 先制点を取った。このことが今日の試合の全てを決めたと思います。
 2分、水戸のファウルで得たFK。「開始直後なので大事に行くのではないか」と水戸の選手も観客の我々も思う時間帯、しかもペナルティエリア左、直接狙うにも誰かに合わせるににも良い位置からのリスタートをあのような形でモノにするとは…。何とも狡賢い(たまらんなこの響きw)先制点でした。今シーズンは敵陣でのリスタートを可能な限り早く、というのがチームの方針になっているのは開幕からはっきりしていたので、横浜FC戦(西谷のスローインから砂川)以来久々に得点に結びついて良かった。
 2点目はエリアギリギリの所でのファウルからPK。今日はSB・アウェイ側で見ていたのでちょうどエリアのラインの延長線上におりました。かなりきわどかったのですがPKです。それよりも右サイドのタッチライン際で受けたときのフッキのプレーが遠くてはっきり見えなかったのがとても残念です。素晴らしい受け方をしていたように見えたのですが…。
 その後前がかりになった水戸に少しペースを握られ、前半の終わり方は正直あまり良くありませんでした。後半も、3点目の展開はまさに求めていた形だったのですが、その後セカンドボールへの寄せと組み立てでのパスミスが多く、ペースを奪い返され失点。ここまではまあ許せるのですが、4点目が取れないまま終了したのはいただけません。決定機を外した相川は言うに及ばず、クロスに精度を欠いた芳賀、強引な仕掛けが多く消耗したフッキは反省してもらいたい。

【各選手の評価-ゲストの目線視点】
 今日は同伴者二名(古いサッカー仲間。ウチ一人は鹿サポにして普段の教材は姉崎でのジェフの練習)の選手評を。

  • 加賀。スピードがあって良いDFだ。早く買い取れ。
  • 関。サイドでの上下動に加え、逆サイドにボールがある時の待ち方が良い。
  • 大塚。良くボールが集まる。(けれど相変わらず緩い横パスを狙われている、というのは私の感想。)
  • 砂川。ただボールを待つだけでなくて良く動いている。キープ力があって良いコンダクターだ。

 「ボールが良く回って良いサッカーだ」というのが二人の共通見解です。「でもリスクが大きいサッカーしているよね」とも。半ば強引に誘ったので、楽しんでもらえて何よりでした。で、何でヒーローインタビュー、関だったの?


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#15加賀:バツカトーレ[○](3)
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(15)・#10フッキ(16)・#9石井(7)

追い越しが求められるあの男

2006年09月12日

 明日は水戸戦。生でも映像でも試合を見るのは8月の仙台戦以来。じれったい日々を過ごしておりましたが、これでようやくストレスも解消。余計にストレスのたまる試合だけはカンベン。今節の注目ジョカトーレはこの男、

「異端児」#15・加賀健一

です。
 水戸のように自陣に引いて待ちかまえるチームを崩す方法の一つに「行くはずのないヤツが攻撃に参加する」というのがあると思います。後ろから追い越してくる選手に対してはどうしてもマークがぶれるものです。そこで快足を飛ばすこの男の出番、というわけです。
 もう一つ心掛けて欲しいのは「後ろでのボール回しを早くすること」です。オーバーラップが効果的とはいえ、相手の守備網が出来ているところに闇雲に上がっていっては相手の思うつぼ。そこで求められるのは、いったん相手守備網を寄せておいてからの早いサイドチェンジ。そして数的優位あるいは同数の状況を作ってから仕掛ける。左サイドの西谷も好調と聞いています。加賀はじめ後ろが判断良く両サイドにボールを散らせばチャンスは増える。自分の攻撃参加も増える。見せろお前のオフェンス~♪


 軒並み雨の予報で気の毒な他会場のカードはこちら。(一回休み:東京V)

  • 草津-山形:実は前節久々に無得点の草津。休養明けの山形に分がある
  • 横浜FC-柏:数字上は柏が行ってくれた方が良いが…引き分けの予感。
  • 湘南-神戸:連勝が止まった神戸。そろそろ失速しても良い頃
  • 徳島-仙台:取りこぼしたくない仙台。焦りは禁物なので焦っちゃってください
  • 鳥栖-愛媛:良い勝ち方をした鳥栖。連勝なるか?

 9月の厚別ナイターは寒いよきっと。天候に負けない熱い闘いを。We are SAPPORO!


『サッカーJ+』Vol.05・札幌関連記事

2006年09月10日

【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#10フッキ:マルカトーレ[○](14)
  • 今節のマルカトーレ:なし


 だいぶ遅いけれど、『サッカーJ+』Vol.05から札幌関連記事を。

  • 「サッカーのおもちゃ箱」・Jおかあさんといっしょ♥:川崎健太郎の実家「半蔵」
  • 「BOO!BOO!選手バス J2編」:選手バス&ユース用マイクロバス
  • 「藤原清美のラテンの国からの贈り物」(アシス兄弟の作ったクラブチームに言及)
  • 「J 31COLOR'S」:金子勇樹インタビュー
  • 「忍者増田のスポンサー潜入記!」・第五回:白い恋人(石屋製菓)の巻
  • 宇都宮徹壱の股旅フットボール「第5回 瀬戸の海を超えて」:カマタマーレ讃岐・徐暁飛インタビュー

  • イチャモン

 ラジオ実況のオシゴト:コミュニティFMのアウェイ放送に関する記事だが……

何で三角山じゃねーのよ!!

仙台「ラジオ3」の特集だった。仙台の記事はINSIDE CLUBにあるからこっちは譲れよ、とか妙なイチャモンを言ってみる。


憂さを晴らしたがっているハズのあの男

2006年09月08日

 明日は神戸戦。上位でしかも好調の相手ということで厳しい試合が予想されますが、立ち上がりから積極的に闘って欲しい。カギを握るのはサイドの攻防と、攻撃の仕上げの精度。そこで今節の注目ジョカトーレはこの男、

「超人」#10・フッキ

です。練習試合でゴールを決めまくっていることからも分かるように、持ち前の積極性は全く失われていません。課題の球離れとプレーの判断に気をつけて、是非ともゴールを決めて欲しい。見せろお前の足技~♪


 気にならないとは言っていられない他会場のカードはこちら。(一回休み:山形)

  • 湘南1-2鳥栖
  • 仙台-柏:休養明け、上位…負けられない戦い。勝て仙台、昇格と引き換えに。
  • 水戸-徳島:前節草津相手に3失点。立て直せるか>水戸
  • 東京V-横浜FC:エース(notアレモン)出場停止の危機を乗り切るな!>横浜FC
  • 愛媛-草津:前節3得点同士の戦い。打ち合いか?

 一つ一つの試合を、プレーを、大切にすることが大事。「何となく」闘ってはいけない。見る側も何となく見てはいけない。We are SAPPORO!


代表v.s.サウジアラビア戦

2006年09月04日

 若さ丸出し。以下、雑感。

【全体の出来】
 前半はサウジの中盤がルーズなのにもかかわらずパスミスが多く、全くペースを掴めず。30分頃からボールが回るようになってきたが、田中達也・遠藤と惜しいシュートが入らず。どちらか入っていれば違う展開になったかも知れません。
 後半、それまでも下がり気味にプレーしていた阿部がはっきりと3バックの左に。これで高い位置になった両サイドから崩しにかかるもクロス一辺倒でいまいち工夫が足りなかったという印象です。オシムも言っていますがリードされてから闘莉王を上げているにもかかわらずのまったりとしたボール回しで試合終了。

 ジーコジャパンの唯一の武器である「帳尻合わせ」能力はこのチームには現段階では期待できないということがよく分かりました。ただ、若い選手で一からチームを作り直している段階なので、そういった試合運びはもっと先になってからでいいのではないでしょうか。

【選手個人の評価】

  • アレックス。さすがW杯戦士だけあって、サイドでの仕掛けは完璧に研究されていました。「左足で触ってちょっと内側にボールを動かしたら中への突破」、日本中が知っているそのパターン以外の抜き方を頑張って開発してください。
  • 阿部。1対1の守備が少々軽い。持ち味の右足でのフィードも無し。

 あとはあんまり印象はないな。

 次のイエメン戦は、高地ということもありより厳しい戦いになると思います。引き分け上等。サウジとはもう一試合ある一方でイエメンとは直接対決は無くなるのだから、しっかり相手の勝ち点を削って予選通過を確実なものにして欲しいと思います。


練習試合v.s.専修短期大学

2006年09月03日

【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#25藤田:バツカトーレ[▲14]
  • 今節のマルカトーレ:なし


 今日は宮の沢に行って来ました。試合結果はこちら。得点が後半に集中しているのは、相手の方が足が止まったのと交代要員が少なかったことが原因です。大学生相手ということで中盤で楽にボールが奪えていたにも関わらず、そこからフィニッシュに持っていくまでの精度がイマイチ、というところでしょうか。1点目は「それ取るのかよ」って感じのPKだったし。
 その中にあって左サイドの攻めは比較的上手く行っていたと思います。和波はあの位置(左CB)から一気に上がっていく方が持ち味が出る気がします。ただ、同サイドで出しどころがないときにサイドを変えるスピードがちょっと遅かったかな。
 守備はまあまあ。カウンターから危ない場面もいくつかありましたが。西澤をあまり長い時間使えないということで、西が入ったあとは4バックだったのですが、中央の千葉と和波はちょっとおっかなかったです。

 さて、今回の見学の目的は今後出番の予想される選手を見てみる、というものでした。以下、ざっと印象を。

  • フッキ:ゴール数が示すように、彼の持ち味である積極性は全く失われていません。次にリーグ戦に出ればたまりにたまった鬱憤を晴らしにかかるのではないでしょうか。ただ、前半のセットではどうしてもフッキの所でボールが滞ってしまい攻めが遅くなる場面が多々ありました。特に、トップ下の選手(前半のセットでは関)が追い越していったときにはもっと使ってやるべきだと思います。これがトップチームに入ったときにどうなるか…。そうは言ってもスルーパスへの反応・キープ力はさすがで、後半に清野と並んだときにその差が歴然だったのは…ちょっと悲しい、清野贔屓としては。
  • 西澤:守備については相手が相手なので何とも…。一回ガツンといってボールを奪った場面はあったと思いますが。それより、今年のチームでは「CBもどんどん前を追い越してゆけ」というスタイルなので、同じポジションの加賀と比べるとその点ではかなり劣りますね。前半終了間際、右サイドを上がっていって「おっ」と思わせたものの攻めには絡めず。後半は3バックの中央でプレーしましたが、まだまだスタメンは先かな。
  • 金子:大塚が累積3枚なのでそろそろ出番が来そうです。そつなくこなしていた、という印象ですね。いつも通り広い範囲をカバーする献身的な働きでした。が、それ以上でもそれ以下でもない。前を向くときにトラップが大きくなってしまう癖がちょっとだけ出ていました。

 すぐには出番は来ないだろうな、という選手についても。清野はどうしてしまったのでしょうか。2点決めていますが、スルーパスに対する一歩目が遅い。嗅覚といったものだけでなく、フィジカルができていないのじゃないか。GKと2対1になって余裕こいてパスしてんじゃないよ。川崎は前半は良い動きを見せていましたが、後半ちょっとへばってしまったかな。4バックの左というあまりやらないポジションで、ディフェンス面で苦労していました。西はだいぶ自信を持ってやれるようになってきたと思います。いいところに何度も顔を出していました。

 こんな所です。昨日の映像も見られないし、かといって昔の試合を見る気にもなれず。早くトップの試合も見たいなあ。


日々の経験が糧になるあの男

2006年09月01日

 くがあ~つっ!9月っ!

 9月であること自体に特に意味はありませんが、こう叫ぶことで「8月のいろいろ」を振り払いたくなったモンで…。チームも私自身もリスタートということで。
 さて、明日は山形戦。7位と8位、順位を見ても、上との勝ち点を見てもどちらも負けは許されない激しい試合となりそうです。今節の注目ジョカトーレはこの男、

「札幌の貴公子」#25・藤田征也

です。どうやらスタメン起用の可能性のある彼。前節は惜しいクロスを上げるなど、プレーは良かった模様。これからは長い出場時間でも同じパフォーマンスを保つことが大事。ましてや明日のような厳しい試合での経験はこれからにきっと活きてくるはず。見せろお前のドリブル~♪


 明日ばかりは気にならないとは言ってられない他会場のカードはこちら。([ ]は現在の順位。一回休み:仙台)

  • 草津[12]-水戸[10]:点は取れてる草津。2点目がカギ
  • 柏[1]-湘南[9]:上げ潮湘南。アップセット希望
  • 横浜FC[3]-神戸[2]:引き分けろ。イイから引き分けろ。
  • 愛媛[11]-徳島[13]:四国ダービー。先輩徳島は意地を見せたい
  • 鳥栖[6]-東京V[5]:だから引き分けろって。


 順位が近い者同士の対戦がやけに多い今節。山形だって死ぬ気で来るはず。気合い負けは絶対にするな!アグレッシブに試合に入れ!We are SAPPORO!