2008年08月27日
伝わったよ、伝わった。だから箕輪、もう泣くなよ、な?以下、雑感。 【かなり積極的だった守備】 失点はいずれもミスを突かれたもの。一点目は高木のファンブル、二点目はこれまた高木が足を滑らせてプレースキックをミスしたボールから。反対サイドで見えづらかった三点目は明神にボールが渡る前に誰かが足を滑らせていますね。 雨ということでこういうアクシデントにも似たミスは、いくら気をつけていても起きてしまうものですから、そこは仕方ないとして、試合を通しての守備はそんなに悪くなかったと思います。前節に比べれば球際は厳しくいけていたし、中盤もしっかりボールにアプローチしていた。得に後半はヨンデ君のところで上手くボールを引っ掛けて攻撃につなげることができていたと思います。欲を言えば、彼が思いきってドリブルで押し上げてくれれば攻撃にもっと厚みが出たのにな、と。とにかく、細かい修正点はあるでしょうが、点を取られたわりには守備にはあまり悪い印象はありません。高木もビッグセーブでチームを救ってくれました。 【さらに積極的だった攻撃】 あんな美しい展開からのゴールはいつ以来でしょう?今日の藤田は良かった。前半終了間際、右サイドから思い切りよく仕掛けて見事なクロス。半分藤田のゴールと言って良いでしょう。前半は右も左もサイドの攻防は札幌の勝ち。やっぱりSBが積極的に行かないと攻撃の形はできない。 二点目も特筆すべきでしょう。ボランチがゴール前に飛び込む、こんな形を見たのはこれまたいつ以来?さっきヨンデ君についても書いたのですが、ここの選手が守備もしつつ前線のサポートを欠かさないことが大事です。次節はクライトンが出場停止。誰を組ませるか。 先制点まではボールをつなげず苦しい展開でしたが、その後はみんなが怖がらずにボールを受けていました。前節はこれがなっちゃいなかった。その点では修整ができていたと思います。
【今節の結果】
とまぁ内容的には誉めても良さそうなゲームでしたが、厳しいことを言うと勝ち点を落とした試合でした。10人になってかえって最後まで守れたのは間違いないでしょう。それでも、リードしていたのだから勝ちきらなければ。セットプレーも前後半共に惜しいのを決めきれなかったし。投げちゃいないのは十分すぎるほど伝わった。次は結果につなげられるように、万全の準備をしてもらいたいと思います。
2008年08月26日
明日はG大阪戦。個人的には今年唯一の厚別ナイターですが、まさか雨とはね。あまり激しくは降らなさそう。スリッピーになることでボールが走るでしょうから、G大阪のパスワークには注意です。前節の劣勢の原因となった「ディフェンスの位置の低さ」を修整して、積極的にアプローチして欲しいと思います。攻めについてはもう少しサイドの選手の参加が欲しいところです。そこで今節の注目ジョカトーレはこの男、
「突貫小僧」#19・坪内秀介
です。時々「どうしちゃったの?」という消極的なプレーが出ますが、良いときの彼は「頑張っているな」というのが伝わってくる感じがするんですよ。攻め上がりもSBの中では思い切りの良い方だと思うし。右なら安田(理)、左なら加地とのマッチアップ。いずれも厳しい相手ですが、まず相手に仕事をさせず、チャンスにはどんどん仕掛けて欲しい。大胆プレーで、俺達を揺らせ♪
他会場のカードはこちら。
前節は欠片も見られなかった積極性を、せめてホームでは見せてもらわなければ困る。口で言っててもダメ。投げちゃいないことを見せてくれ!We are SAPPORO!
2008年08月24日
ずいぶん更新をサボっておりました。先々週はいろんなものに追われていてアップアップ、先週は野暮用で福岡に行って天神の屋台で飲んだくれたりと、なかなかにハードな日程でした。 しかし、「どこかで書き出さなきゃ、今日こそ書こう」と意を決して観た試合がコレだもんね。今日はさすがに「酷い」としか言いようがありません。 立ち上がりは札幌ペース。両サイドも高く張り出して上手くプレスがかかっていました。遠目から積極的に打っていくのも、ピッチコンディションを考えればよかったと思います。が、10分過ぎから中盤でのパスミスが増え、徐々に劣勢に。ここでもう一度守備からペースを握れないんだから勝ち目なんかあるわけない。最終ラインは押し上げないわ、中盤はボールにチャレンジしないわ。「自分がボールを奪ってやるんだ」というヤツが一人ぐらいいないモンかね。 DFラインはくさびのボールに対して、もっとラインをブレイクして当たっていって良いと思います。ここにボールを入れられたらどんなチームだって守るのは難しい。「まず後ろに四人揃えること」を優先する守り方はこの状況ではふさわしくない。それと、前が追っているときにもっと押し上げてやらないと全体が間延びして中盤を使われてしまう。もっともこの問題はDFラインだけではなく中盤との関係にも原因があると思うのですが。 DFライン以上に良くなかったのは中盤。中山は目立たなかったですね。前節もそう。コンディションが悪いのかも知れません。芳賀も同様。彼は去年の今頃もパフォーマンスが落ちていたような気がするのですが。このへんがもう少し力強さを取り戻してくれないと厳しい。交代で入った選手も低調な出来でした。藤田は最初のプレーでトラップミス。結局何もできずじまい。何しに入ったんだか分からん。 がっかりだったのは、前日に選手で話し合った結果がこれだった、ということです(池内のブログ参照)。同じ負けでもこれまでとは違う所を見せた上で負けろよ。これまでより酷い出来で負けてどうすんだよ。出し切れよ最後まで。 次はホームです。こちらは中二日、あちらは中三日と厳しい条件ですが、悪循環を断ちきろう。天気が悪いみたいですが、雨ニモマケズ風ニモマケズ、そういう試合をみんなでやろう。
2008年08月13日
北京五輪男子サッカー、残念ながら三戦全敗で終わってしまいました。 相手のオランダは、ここまでの戦績もさもありなん、という出来の悪さ。ピッチの悪さとスタミナの問題からか、後半開始からはロングボールを多用して高さにモノを言わせた攻めに。これに対して冷静に守れていたので、間延びした中盤を制しいていた日本としてはこの時間帯に点が欲しかった。PKを取られたプレーは確かに微妙ですが、先制点を取れずにいるとああいうことが起こるのはサッカーの常。起こるべくして起こった事態と言えるでしょう。 今日の試合に限らず、「勝負所をことごとく逃した」というのが今回のチームの印象です。良い時間帯にはあのピッチでもまずまずのボール回しはできていたし、守備も思ったよりも頑張っていたように思います。しかし、立ち上がりの気をつけねばならない時間帯、上手く行かない時間帯に耐えることができなかった。良い時間帯に点を取るしたたかさ、決めきる力がなかった。 この辺はOA不在の影響は確かにあると思いますが、フル代表とて同じ問題を抱えているわけですから、日本サッカー共通の課題と言って良い。まずはリーグに戻って、この悔しさをぶつけ、9月のW杯予選メンバーに割って入るぐらいの活躍を見せて欲しいと思います。 彼らの敗北は日本サッカーの敗北。もっと逞しく、もっと貪欲に、もっと激しく。観る方ももっとレベルの高いモノを選手に求めていきましょう。特に札幌(切実
2008年08月10日
星勘定からすると非常に痛い。以下、雑感。 【セカンドボールへの寄せで劣った札幌】 両監督のハーフタイムのコメント(J'sGOAL)に端的に表れてるように、大宮は前線のラフリッチに、札幌はアンデルソンに当てたボールを拾って攻めにつなげるという、お互い良く似た進め方をしてきました。ラフリッチは前回の対戦の時にいなかった選手ですが、ここのところでキープされる場面が多かったように思います。アンデルソンも頑張っていましたが、ギリギリのプレーでファウルを取られることが多かった前半ですっかり冷静さを無くしてしまった感があります。 さらに、セカンドボールの奪い合いでも後手に回りました。昨日のクライトンは球際でファイとしていて、守備の面ではこれまでにないくらい良かった。ただ、チーム全体としてはイーブンのボールをものにする力強さに欠けていたかな、と。前へ向けたプレッシャーも弱かったですね。 笛が安定しなかったことも心理的に影響をあたえたかも知れません。ただ、ファウルになるかならないかの違いは、やはり体の入れ方だとか危機察知能力だとか個人の能力に関わる部分も大きい。もちろんおかしな笛にはクラブとして意見を言うべきですが、選手には「文句のつけようのないボールの奪い方・競り方」を、日々のトレーニングの中で磨いていってもらいたいものです。「審判が…」と言うことは容易いですが、そこで止まっていては生産的ではない。逆に札幌に有利に働くことだってあるわけですから。 【精度を欠いた中盤とセットプレー】 相変わらず中盤の選手の連動性は低い。クライトンが持ったときの動き出しのタイミングを、他の選手が一向につかめていないのはかなり問題です。両サイドは縦だけでなく横にポジションを動かす動きをしないとボールも動かない。これが基本戦術なのかも知れませんが、もう少しマイボールの時間を増やす試合運びをしないと、再び後ろが破綻しかねません。 昨日はセットプレーも良くなかった。チャンスらしいチャンスは後半に箕輪が外した場面ぐらい。キックの精度が良くなかったというのもあるかも知れませんが、中山・ダヴィが戻ると少し変わると思いたいです。
【今節の結果】
主力を欠いての結果、という点を考えても勝ち点3は欲しかった。相手に調子が出ていなかっただけに。次もホームです。修整する時間は十分ある…などと悠長に構えていたら今日の二の舞。もういい加減危機感露わにしようよ。
2008年08月08日
明日は大宮戦。昨日のアメリカ戦を見ても分かるとおり、点を取れないと勝てない。ダヴィ不在の中、得点を期待したくなる今節の注目ジョカトーレはこの男、
「マルチウェポン」#8・砂川誠
です。ここのところ左右両サイドで使われていますが、やはり真ん中でプレーしてこその彼。出場停止によるスクランブルとはいえ、とうとうその機会がやってきました。ボールの収まりどころであるアンデルソンの下に砂川が構える4-4-1-1のような形になるでしょう。存分に本領を発揮してくれ。自在な動きで、俺達を揺らせ!
他会場のカードはこちら。
ここからはホームでは勝ち点3がノルマ。メンバーが揃わないとか言っていられない。必勝!We are SAPPORO!
2008年08月07日
アメリカにとってはこれ以上ない理想的な展開になってしまいました。前半のうちに得点していれば、というのが全てではないでしょうか。 明らかに後半勝負のゲームプランのアメリカに対し、日本はボールはつなげるものの、緩急に乏しい攻め。アタッキングエリアに入ってもスピードアップしない。ピッチの悪さが気になったのでしょうか。ミスをしても良いので思い切って崩しに行く姿勢が欲しかった。 25分頃からゲームが動き、アメリカの攻めにスピードが出てきましたが、一方で日本も立て続けにサイドを突破しチャンスを作りました。特に右サイドから良いクロスが何本か上がっていたのですが。20分のCKからのトリックプレーも含めてどれかをものにしていれば… 後半、開始早々に失点。アメリカが前半とは違う入り方をしてくるのは容易に予想できただけに、これは稚拙といわざるを得ません。その後、動揺したのか体力的な問題からか、セカンドボールが拾えなくなり、さらにパスにも積極性が無くなってきました。この失点直後の時間帯がもったいなかったですね。 終盤、前線の人数を増やして何度かチャンスを作りましたが、不運な笛もあって得点できず。ジャッジに関しては言いたくありませんが、客観的に見ても公平さを欠いていたと思います。87分の豊田のプレー、角度的にユニを引っ張られているのが見えなかったのだとすればシミュレーションをとるのが妥当なジャッジでしょう。 なでしこ共々、初戦で所期の戦果をあげることはできませんでしたが、まだ終わったわけではないので、次のゲームに向けてしっかり準備をして臨んで欲しいと思います。
プロフィール
性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました
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