2011年11月30日
週の半ばと言おうか11月最後の日と言おうか。 最終戦に向けての心の準備、体の準備が進んでいることと思います。 震災の関係での中断期間、またそれを補うためのハードな日程が続いた時期もありましたが、早いものであと1試合です。 さて、今週は最終戦に向けて色々と語らいがあるでしょう。 札幌はホームで首位のFC東京戦、徳島はアウェイで14位の岡山戦というわけです。 もし札幌が徳島の立場で最終戦を迎えるとしたらどうでしょうか? 勝点は同じですが、得失点差で2ポイント足りない。 ただし、同点になれば総得点で上になるという条件です。 徳島が上になる場合として、次の4つのケースが考えられそうです。 1、徳島が1点差の●で札幌が3点差の● 2、徳島が△で札幌が● 3、徳島が1~2点差の○で札幌が△以下 4、徳島が3点差の○で札幌が1点差の○ 見てる側からすれば1~3のケースは普通に期待するでしょうが、いくらなんでも選手・スタッフの現場サイドまでこのケースを考えることはしないでしょう。 もし、そこまで考えているとすれば、自力昇格を諦めたことになりますよ。 となれば、現実的に4のケースになっていくわけです。 失点0として「3点取りに行くサッカー」です。 キックオフを迎えるまでは。 徳島は岡山とホーム戦(6月)で2-2、札幌は東京とアウェイ戦(4月)で0-0でした。 また、徳島が3点以上取った試合は5試合あって、全てホーム戦です。 6月25日 H 湘南戦 4-0(島村・佐藤×3) 7月 9日 H 草津戦 3-0(津田・島村・エリゼウ) 7月30日 H 富山戦 3-1(衛藤×2・津田) 9月19日 H 岐阜戦 4-1(柿谷・津田・西嶋・柿谷) 10月23日 H 横浜戦 4-1(倉貫・エリゼウ・佐藤・エリゼウ) アウェイ戦の成績は10勝4分け4敗ですが、3点差以上の勝ちはありません。 ついでに美濃部監督になってからの最終戦も確認します。 すべてアウェイ戦です。 2008年 A 広島戦 0-3(15位/15) 2009年 A 岐阜戦 1-2(9位/18) 2010年 A 千葉戦 1-1(8位/19) 2011年 A 岡山戦 アウェイ戦の成績から○を期待できることがわかる。 ただ、佐藤選手が出場停止の最終戦で3点以上取れるかどうか。 最終戦の過去の成績は良くないが、順位の上昇と共に失点が解消されてきているので、その面からも○が期待できるのではないか。 不安は美濃部監督のここ大一番での経験。 京都の監督時代の2007年はシーズン終盤に解任されて、加藤久氏が後を継いだ。 その悔しさがいい方向に向けばと思うが、どうだろうかという所。 前半が終わって2-0が理想(悪くても1-0で行きたい)と思われるが、札幌の途中経過によっては3点取りに行くサッカーをしなくてもいいと考えるかもしれない。 0-0で3点取りに行かなければならないのであれば、4トップなんてことも考えるか。 最後の勝負だし、相手の様子など見る暇はないでしょう。 なりふり構わずの姿勢で行くしかない! データを見る限りでは徳島は勝ちそうな気がする。 3点差以上かどうかは別として。 やっぱり札幌は東京に勝つしかないということです!
プロフィール
関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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