2012年11月23日
今日も出勤した。 職場のサッカー通と午前中話をしたんだけど、彼と私ともども大分勝利で一致していた。 向こうはコンサ党ではないのですが、開き直れる大分を買っていました。 私は千葉は元々メンタルの弱いチームだと思っています。 確かに選手層はすごい。 札幌は来シーズン戦うわけだから、当然厳しい展開になるのだろうが、それでも今までの対戦からあまり負ける気がしないのは、札幌が燃えると言うよりは「千葉に隙あり」と思える何かを感じるんですよね。 オシムさんの時代があるから忘れがちかもしれないけど、千葉ってJ2降格の危機に何とか踏みとどまっていたではないですか。 その度にかつての名門「古河電工」の力を私は感じていました。 だけど、とうとう降格してしまった後、名門の見えない力を感じなくなったんです。 だから、誰かがそれにすがっているうちは浮上しないのではないかとも思う。 名門といっても昭和の話なんです。 でも、今回のプレーオフ、守る物を持っている(持たされた?)チームが全部負けてしまった。 1998年の札幌をも思い出させます。 やっぱり人間のやることだから、気持ちのどこかにアドバンテージに縋りたくなるんでしょうね。 今さらだけど、昨シーズン最終戦の札幌はよく昇格まで持って行ったと思います。
2012年11月09日
プロ野球も日本シリーズが終わって、来季の契約の話がいろいろ出ていますが、札幌の来期の人件費は日本ハムの武田久投手1人分の額みたいですね。 あれを約30人で割るのか… 時間が飛んでしまいましたが、その間、甲府監督の城福浩氏やプロボクサーの内山高志選手の本を読んでいました。 屈辱をいかに成長のバネにするか。 城福氏はそれを「リバウンドメンタリティー」と呼んでいるのですが、代表候補の合宿に呼ばれた、だけど選ばれなかった。その悔しさから這い上がった選手が本物になると言ってます。 前のエントリーでユースのことを触れました。 城福氏によると、ユース上がりはエリート意識が強いけど、生存競争はまだまだ弱いと言います。 実際、現在の日本代表選手でユース出身は数人しかいなくて、ほとんどは学卒の選手とのこと。 その理由に「屈辱」体験の少なさをあげていました。 確かにセレクションで落ちた経験のある選手が日本代表にはゴロゴロいますよね。 内山選手は大学時代に選抜選手に選ばれた同期生の荷物係をさせられ、しかも命令調で使われた屈辱があるとか。 二度と同じ思いはしたくないという強い気持ちが支えになっているみたいです。 「育てる」という中には、こうしたことも含めなければならないんでしょうね。 技術がヘタでも「屈辱」体験を持っている選手が何人か必要なのかもしれません。 断トツ最下位の降格も大きな屈辱なはずなんだけど、これも今後の活かし方でどうにでもなりますね。 同期組の鳥栖との勝ち点差が30ありますし。
プロフィール
関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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